ウィリアン、ガレス・ベイル…マンチェスター・ユナイテッドの補強はこの夏も実績重視?
さて、ここからはプレミアリーグの話にフォーカスしたいと思います。バルセロナがチェルシーのウィリアン獲得に5000万ポンド(約73億円)を用意したものの、スタンフォード・ブリッジはオファーを断ったと伝えられています。イギリスメディア「エクスプレス」は、チェルシーの狙いはブラジル代表の引き留めではなく、価格の吊り上げだと主張。モウリーニョ監督のマンチェスター・ユナイテッドから横槍が入り、移籍金が高騰したところでラ・リーガに出すという見立てです。
1年前、マティッチを譲ってライバルのプレミアリーグ2位への躍進をアシストしたクラブが、モウリーニョの「おかわり」を簡単に呑むことはないでしょう。メディアは「ウィリアンの未来は、マウリツィオ・サッリの意向に左右される」としており、来季の監督人事が固まるまでは、プレミアリーグ5シーズンで166試合25ゴールのブラジル代表MFが動くことはなさそうです。
マルアン・フェライニと新たな2年契約を結ぶ一方で、アントニー・マルシアルが出ていくといわれているマンチェスター・ユナイテッドにとって、手薄な右サイドで機能するウィリアンはうってつけの人材。豊富な運動量は今のチームに足りない要素で、モウリーニョ監督の戦い方を熟知しているのも安心材料です。気になるのは、マティッチ、アレクシス・サンチェスに続く直近3人めの「29歳採用」であること。30代のように移籍金が安くないのに、すぐにピークを過ぎてしまうリスクがある選手を増やすのは、長期的なチーム強化と経営効率の観点で避けたいところではあります。
アレクシス・サンチェスのように既に実績がある選手、ルカクやマティッチなどモウリーニョ監督の覚えめでたい選手の獲得が目立つマンチェスター・ユナイテッドですが、ペップが引き入れたサネやバンジャマン・メンディ、ラポルテ、ベルナルド・シウヴァのような若手発掘にも、力を入れていただければと思います。マクトミネイ、ラシュフォード、ルーク・ショー、リンデロフの潜在能力を引き出し、ポグバを中心とした攻撃戦術を構築できれば、堅守がウリのチームは欧州で上位を狙えるレベルに届くのではないでしょうか。
28歳のガレス・ベイルとトニ・クロースの名前が挙がり、「ルカクとクリスティアーノ・ロナウドをトレード」などというゴシップが流れているのを見ると、彼らが実際にくるかどうかではなく、「そういうことをやりそうなクラブ」と認識されていることに対してモヤモヤします。ボス、お願いします。ちょっぴりとうが立ったオールスター軍団ではなく、来季プレミアリーグとその先の両方に期待できるチームづくりを。(ウィリアン 写真著作者/Aleksandr Osipov)
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そういうことをやりそうなクラブとして認識されてるのくだり、爆笑させて頂きました(笑)
ルーニーがMLSに行っちゃうなんて、時間は流れて行きますね。ファーガソンの哲学もいよいよ薄まってしまいましたね。
我がアーセナルも大変革のシーズンですが、リーグ自体が大変革してるのに、旧態依然としてた前任者に失望続きだったので、期待しかありません。
むしろ、何が起きるかわからないワクワクがあり、不思議な感覚です。
ファーガソンさんの長期政権が終わった後、モイーズは上手くやれませんでした。
エメリアーセナルはうまくやれるでしょうか?
そのへんの比較、考察などがありましたら、読んでみたいと思います。
もし、気が向きましたら、記事にして頂けたらと思います。
もう、過去のユナイテッドと比較せず、新しいユナイテッドに生まれ変わったと考えた方が精神的に良いのかもしれません。