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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ご本人感無量!オールド・トラフォード近くに「ファーガソン」の名を冠した道路ができた!

いずれ、できるんだろうなと思いながら、オールド・トラフォード周辺の地図を眺めたりしていました。マンチェスター・ユナイテッドの元監督、サー・アレックス・ファーガソンの名前がついた道路の話です。というのも、彼の地には既に、戦後すぐから24年にわたってチームを率いたサー・マット・バスビーの名前を冠した道路があるからです。

「サー・マット・バスビー・ウェイ」は、スタジアムの最寄駅であるメトロリンクのオールド・トラフォード駅からまっすぐ北に向かい、チェスター・ロードとの交差点を渡ったところからオールド・トラフォードの入り口までの道です。写真のように、フィッシュアンドチップスやハンバーガー、ユニフォームのレプリカ、各種応援グッズなどの出店が建ち並び、この道に入ると「いよいよ”シアター・オブ・ドリームズ”に着いたぞ」と気が引き締まります。

さて、このたび命名された「サー・アレックス・ファーガソン・ウェイ」ですが、こちらは従来の名称が「ウオーターズ・リーチ」。スタジアム北側の運河方面に伸びる道で、報道によると「スタジアムのすぐ側に道路標識を設置」とあるので、サー・マット・バスビー・ウェイからそのまま続いているのではないでしょうか(そのままかどうかはともかく、つながっているのは間違いありません)。14日のお披露目に現われたサー・アレックスは、「この26年間のプロセスを要約したようなもの。私を招へいしてくれたマンチェスター・ユナイテッドに感謝したい。自分にとって素晴らしいチャレンジだった」と語っており、「トラフォードに自分の名前がつけられるのは、かしこまってしまう」ともおっしゃっています。

そういえば、サー・マット・バスビー監督は、23年指揮したマンチェスター・ユナイテッドを1969年に勇退した後、たった1年でチームを去ったマクギネス氏の後を受けて、監督に復帰してるんですよね。このとき、彼は61歳。サー・アレックスが長かったこともあり、マンチェスター・ユナイテッドは簡単に監督を代えないと思われているかもしれませんが、過去には1年限りだった監督が4人います。

御年71歳で、頑固者のサー・アレックスが前言撤回で監督に復帰するとは考えにくいですが、最低でも今季のプレミアリーグで4位を死守しないと、デヴィッド・モイーズ監督は「5人目のショートリリーフ」になりかねません。私は今まで、何かと要求ばかりを書き連ねてきましたが、エヴァートン時代のモイーズ采配には好感を持っていたので、ぜひここでも成功してほしいなと思っているのです。20数年後、ここにもう一本、監督の名を冠した道路ができてそこを歩けたら…すみません。夢想にしてもずいぶん気の早い話でしたね。その前に「サー・アレックス・ファーガソン・ウェイ」をぜひ歩きたいものです。この通りにはホテルもあるので、マンチェスター・ピカデリーやヴィクトリア駅周辺ではなく思い切ってこちらに滞在するのもおもしろいかもしれません。さっそく年明けに、プレミアリーグ観戦に出かけようと画策中です。その頃には、きっと香川真司も…。(写真著作者/Gordon Flood)

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