プレミアリーグで観たことないドタバタぶり…トッテナム、何とか帳尻合わせてEL3連勝
昨夜、トッテナムはヨーロッパリーグ第3節を戦い、モルドバのシェリフ・ティラスポルにアウェイで0-2と勝ったのですが、その内容のお粗末なこと。トップにデフォーを入れ、中盤にはエリクセン、ラメラ、サンドロ、DFラインにキリケシュとフライヤーズを投入するなど、プレミアリーグでサブになっているメンバー中心の構成です。ケガから復帰したアーロン・レノンもスタメンに顔を連ね、かなり普段と違うラインナップですが、何しろ優勝候補です。1軍半でも楽勝するだろうと思っておりましたが、さすがに甘かった…。
前半12分、エリクセンの右サイドからのクロスをフェルトンゲンがヘッドで合わせ、先制したところまではよかったのですが、その後はシェリフ・ティラスポルにDFラインの裏を再三突かれ、アップアップです。最大のピンチは15分にエンリケが抜け出し、GKロリスの飛び出しを左にかわし、無人のゴールにシュートしたシーンですが、これは必死で戻ったキリケシュがブロック。確かに顔ぶれはフレッシュですが、それでもフェルトンゲンとノートンはいるわけで、このくらいのメンバー変更は、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーでは日常茶飯事です。34分にフライヤーズがケガをすると、代わって入ったのはドーソンで、これでますます1軍仕様になったわけですが、それでもピリッとせず。シェリフ・ティラスポルの選手が、フリーのシーンでも焦ってシュートを左右に外してくれたので何とかなりましたが、3~4点獲られていてもおかしくありませんでした。
後半に入って75分、ペナルティエリア外でシャドリが落としたボールをデフォーがきれいなミドルシュート。これがゴール左上に決まり、ようやくゲームを終わらせることができましたが、ヴィラス・ボアス監督は悩ましいでしょうね。収穫は、レノンの復帰とアデバヨルのベンチ入りのみ。前半、シュートはGKに当ててしまったものの積極的な飛び出しから1対1のチャンスを作るなど、右のサイドアタッカーが復活し、層が厚くなったのは心強いでしょう。しかし、ラメラやキリケシュ、フライヤーズあたりには、現在のスタメンを脅かすくらいのプレイを期待していたのではないでしょうか。特にラメラは厳しいですね。「今季のプレミアリーグで期待外れだった移籍選手」の最有力候補でしょう。相手が格下のこういうゲームで得点してアピールできないと、まとまった時間、しっかりプレイできる機会をどんどん失ってしまうのですが…。
まあ、そうはいっても3連勝、勝ち点9ではあります。次戦でグループリーグ突破を決めて、残りの試合を引き続き、サブの選手やケガから復帰した選手のテストの場にできるといいですね。ほんとうの勝負は、まだまだ先です。ちなみに先ほど入ったニュースによると、スウォンジーとウィガンはそれぞれ引き分けたそうですね。A組のスウォンジーは勝ち点7でグループ首位、D組のウィガンはルビン・カザンの2位と、両クラブとも充分グループリーグ突破が狙える位置にいます。チャンピオンズリーグもヨーロッパリーグも、プレミアリーグのクラブ(ウィガンはチャンピオンシップですが)にはぜひ、全チーム決勝トーナメント進出を果たしてもらいたいので、あと3試合、がんばってほしいなと思います。しかし連日連夜、試合、試合、試合で楽しすぎて疲れます。
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