【Newcastle×MAN.CITY】まさかの逆転負け!最強王者マン・シティに何が起こったのか?
いきなりリードされ、苦しくなったニューカッスルの最初のチャンスは12分。最終ラインでパスを受けたダニーロのドリブルをアヨゼ・ペレスが引っかけ、右からボックスに侵入すると、クロスに放ったシュートは左ポストの脇を抜けていきます。17分、右からのFKをデブライネがクイックスタートで中に入れると、ラインの間から飛び出したアグエロがゴール右上にプッシュしますが、ジャッジはやり直し。納得がいかないマン・シティの選手たちがレフェリーに詰め寄りますが、VARがない世界で判定が覆ることはありません。
22分、ダニーロのトラップミスをさらったホームチームがカウンター。右から上がったアヨゼ・ペレスが中央にグラウンダーを通すと、サロモン・ロンドンが落としたボールをクリスティアン・アツが左足で狙います。ジョン・ストーンズが足元に入ってCKに逃れましたが、いつになく単純なミスが目立ったマン・シティは、最後に致命的なエラーで決勝点を献上することになります。
30分、ラポルテがアグエロへの縦パスをカットされ、サロモン・ロンドンが単独でカウンター。スピード自慢のストライカーは、ボックスに入ったところでつかまりましたが、このシーンもマン・シティらしくありません。33分、今度はアグエロがインターセプトに成功し、縦に抜け出したサネがDFと競って転倒しますが、PKを告げる笛は鳴りません。落ち着かないペップ・グアルディオラ。稀代の名将は、いいときのパススピードやコンビネーションを見せられないチームに異変を感じていたのでしょうか。44分にデブライネ、フェルナンジーニョ、ダヴィド・シルヴァと横につながり、外から上がったダニーロが折り返したチャンスは、サネがルジュンに競り負け、こぼれ球を頭でプッシュしたダヴィド・シルヴァの一撃もルジュンが冷静にクリアしました。前半は0-1ですが、プレミアリーグ最強王者にミスが多いのが気になりました。
48分にボックス左からサネが入れたクロスは、後ろに出たボールをスターリングが触れず。53分にダヴィド・シルヴァがラインの裏に落とした素晴らしいフィードは、鋭い反応でボックスを飛び出したGKドゥブラフカがスターリングの前でクリアしました。59分、デブライネがボックス内のダヴィド・シルヴァに出した斜めのラストパスは完璧でしたが、シュートコースが甘くドゥブラフカがセーブ。65分にペップがデブライネをベルナルド・シウヴァに代えると、その直後にニューカッスルが同点に追いつきました。
マット・リッチーのクロスをフェルナンジーニョがクリアすると、落下点にいたアイザック・ヘイデンがヘッドで前方へ。高く浮いたボールに反応したサロモン・ロンドンは、味方のアツが邪魔になる難易度の高いボレーをゴール左に叩き込みました。エデルソンは、一瞬どちらが打ったのかわからなかったのではないでしょうか。73分にサネが下がり、ガブリエウ・ジェズスが登場。追いついてから攻める機会が増えていたニューカッスルは、相手のミスを見逃しませんでした。77分にボックスでトラップしたフェルナンジーニョにプレスをかけたのは、プレミアリーグ出場4試合めのシーン・ロングスタッフ。21歳の若手に体を入れられ、奪われそうになった33歳は、思わず後ろから押してしまいPKを取られました。マット・リッチーがエデルソンにぶつけながら決めて逆転!マン・シティに残された時間は10分です。
ペップは83分にダニーロをギュンドアンにチェンジ。セットピースでキッカーを務めた8番は、アシストを記録することができませんでした。勝ったニューカッスルはオンターゲット2本。集中力を欠いたチームはシュートを12本しか打てず、ミスによって自滅する格好となりました。アンフィールドにレスターを迎えるリヴァプールが勝てば、ポイント差は7に開きます。マン・シティは首位に迫れるのか、踏ん張れるのか。次節からアーセナル、エヴァートン、チェルシーとやっかいな相手が続きます。
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このコメントはレッズ引き分けを見届けてから入れてますので少しばかり希望の残る気分で書いてます。
やはりクアトロ狙いというか、カップ戦勝ち上がっている以上は勝ちに行くから大変です。
しぶとく立て直しを図っているエメリ・アーセナルと迷路に入ったサッリ・チェルシーとの二戦にとにかく勝って欲しいです。
追記
アーセナル・チェルシー戦の間に対エヴァートン戦が入ったんでしたね。これもカップ戦勝ち上がりによるスケジュール調整!
正に正念場です。意外とエヴァートンに苦戦しそうだし。
個人的にベニテスニューカッスルを応援しているのでこの勝利は最高です!