エリクセン、モンレアル、アレクシス・サンチェス…結局プレミアリーグを去るのは誰⁉
マウリシオ・ポチェッティーノ監督がエリクセンを先発させないのは、スペインに旅立つ可能性が高いからと理解していたのですが、バルセロナやレアル・マドリードから具体的な話があるというニュースは聞こえてきません。プレミアリーグ3節のニューカッスル戦で敗れた後、プレーメイカーの去就や起用法について聞かれた指揮官は、「なぜ私に聞くんだ?わからないよ。君たちは何か知っているの?状況は簡単ではない」「私は11人しか選べないからね。いつも悩ましいよ。3-0や4-0で勝っていたら、そんなことは聞かれずに済んだのだろう」とコメント。「スカイスポーツ」は、この夏の移籍はないとレポートしていますが、話があれば出ていくという本人の意志は固く、現場を預かるマネージャーも覚悟はできているのでしょう。
インテルにローン移籍と伝えられていたアレクシス・サンチェスは、クリスタル・パレス戦の終盤に足を痛めたマルシアルの状態次第で、一転残留となるかもしれません。「1000万ポンド程度のシーズンローン」という条件の協議は続いており、インテルは楽観視していると伝えられていますが、マンチェスター・ユナイテッドの判断はいかに。ダニエル・ジェームズ、リンガード、マタ、ラシュフォード、グリーンウッドで3つのポジションをカバーするという現状は、明らかに駒不足。不振が続く7番は、プレミアリーグで復活のチャンスを与えられることになるかもしれません。
彼らとは逆に、にわかに移籍話がリアルになりつつあるのは、モナコから声がかかっていると報じられたチェルシーのティエムエ・バカヨコと、同じくモナコ移籍が取り沙汰されているサウサンプトンのマリオ・レミナ。レアル・ソシエダにいくといわれているナチョ・モンレアルも、すんなり決まる可能性が高いようです。バカヨコはランパード監督の構想に入っておらず、モンレアルのポジションにはコラシナツとキーラン・ティアニーがいます。セインツの中盤も頭数が揃っており、レミナのフランス行きを容認するといわれています。
新戦力を獲れないのに、主力が出て行ってしまうかもしれない…プレミアリーグのデッドラインデーから欧州の締め切りまでのアンフェアな3週間について、何人かの監督が変更すべきと主張しています。「いつ閉まるかは気にならない。大事なのは同時に閉まること(ユルゲン・クロップ)」「多くの人間が過ちだったと気づいている。元に戻すべき(マウリシオ・ポチェッティーノ)」「プレミアリーグの締め切りの後、欧州に脆弱にされてしまう。後ろ倒しは問題ないと思う(エディ・ハウ)」。プレミアリーグは9月12日に来季のレギュレーションについて議論するとしており、再度欧州に合わせるという方向になるものと思われます。
開幕後の補強を認めると、資金力があるビッグクラブが有利になるといわれておりましたが、最も重要なのは「欧州と同じ期間であること」「獲得と放出の締め切りが同一であること」と話はまとまるのではないでしょうか。…おお、「スカイスポーツ」が、インテルとマンチェスター・ユナイテッドがアレクシス・サンチェスのローン移籍に合意と報じています。本日メディカルチェックだそうですが、今度こそ決まるのでしょうか。欧州の締め切りまでの期間が長く感じられるのは、「獲得なし、強奪あり」という状況にサポーターもストレスが溜まるからかもしれませんね。今、いちばん気になっているのはエリクセンですが、果たして…!
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