超絶チャンバース、CBの復帰戦ゴール、若手連発…グーナー大興奮のゴールショーを堪能!
中盤には、やっとスタメンで見られるルーカス・トレイラ、復活期待のエジル、ウィロック&ネルソン&スミス・ロウの若手トリオ。最前線は、プレミアリーグ開幕戦以来の出場となる18歳の大器、ガブリエウ・マルティネッリです。キャラ立ちまくりはピッチのみにあらず。メイシー、ボラ、バロガン、バートンとお子様だらけのベンチには、売り出し中のブカヨ・サカとなぜか呼ばれたダニ・セバージョスに加えて、エクトル・ベジェリン!例年、カラバオカップはからきしカップのガナーズですが、スタメンを見た瞬間、不覚ながら大勝を期待してしまったのであります。
ロバートソンのような成り上がりストーリーが楽しみなキーラン・ティアニーのオーバーラップとクロス。7分にはマルティネッリが倒されて得たFKをネルソンが蹴り、ポストの外側にぶつけます。12分、チャンバースのクロスのクリアを拾ったルーカス・トレイラが、思い切りのいいミドル。やはり彼には中盤の深いエリアをケアしてもらうのが、正しい戦い方のように思えます。
問題のシーンは14分、ボックス左のマルティネッリがネルソンを縦に走らせ、逆サイドにクロスが上がると、待っていたのはチャンバース。フリーのボレーは枠に届くかと思いきや、右足にかすってボテボテのセカンドゴロです。思わず、高校サッカーかい!とツッコミを入れてしまいましたが、これはお笑いでいう「フリ」だったことに気づいたのは31分でした。ボックス右にふわりと浮いたネルソンのサイドチェンジに走り込んだのは、またもやチャンバース。ダイレクトで入れた超絶クロスはマルティネッリの頭にぴったりで、ヘディングシュートが決まった瞬間、クリロナかい!と叫んでしまいました。
41分に左からのクロスを頭で合わせたスミス=ロウが、相手と接触した際に頭を強打し、ブカヨ・サカに代わるというアクシデントがありましたが、どうやら大事には至らなかったようです。CKで上がってきたムスタフィが、おしゃれなヒールキックを披露していた怪しい前半は1-0で終了。ピッチで笑顔を振りまいているエジルに、観ているこちらも顔がほころぶのですが、いかんせん1点リードでずるずると時間が経つ展開はストレスが溜まります。56分、ネルソンのカンフーキックはボールにいってたとジャッジされたようで、イエローで助かりました。雨が降りしきるエミレーツは、気がつけば残り20分。ここでエジルが下がり、ダニ・セバージョスが中盤のコントロールを託されます。
71分、ネルソンのCKに反応し、GKの足元にへディングシュートを叩きつけたのはホールディング!復帰戦でのゴールに、エミレーツのテンションが一気に上がります。76分、ティアニーがお役御免となり、ベジェリン登場!久々の快足SBにワクワクするより、左SBに入ったのがチャンバースというご都合主義的布陣にドキドキします。その1分後、左からのCKがベジェリンに届き、シュートはブロックされるものの、ムスタフィのおしゃれスルーパスで右SBはフリー。ファーにグラウンダーを通したらオフサイドでしたが、ベジェリンにはニアのウィロックが見えていました。20歳が優しいラストパスを押し込んで3-0。ガナーズの勢いは止まりません。
チャンバースが左足でボールを蹴るところを初めて見たような気がしたのですが(笑)、左サイドを突破して折り返した84分のラストパスは見事でした。ネルソンのボレーをGKスミスが弾き切れず、この日のチャンバースは左右から2アシストです。ゴールラッシュを締めたのは、先制ゴールのマルティネッリ。92分に右足で巻いたミドルはパーフェクトで、フィルミーノのような選手になってくれるといいなと思いながら、エミレーツのグーナーたちと一緒に拍手し続けました。
ホールディングが復帰ゴールを決め、ベジェリンも彼らしいアシストを披露。いかにもカラバオカップな若手のゴールショーを堪能し、期待通りの5発圧勝でした。いやー、いいですね。次節のプレミアリーグは、どこと当たるんでしたっけ?オールド・トラフォードでは元のメンバーに戻していただき、ミドルレンジからゴリゴリにシュートを打たせていただければと思います。…今、ロッチデールとやってるんですけど、60分過ぎまでシュート22本打って0-0って(涙)。
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グーナ-大興奮、おっしゃる通りです。楽しい試合でした。ここにオーバが入ればPLメンバーよりも…。若手の成長やポテンシャル観るのは楽しいです。
下位リーグ相手だとしても、良くできた試合でした!!
トレイラはそこでしょ?もう変な使い方しないでよって感じです。
さらにもう一人獲得してほしいです。
中盤の守備がきちんと整ったら、ハラハラするCB事情も、一転頼もしくなるでしょうし、これこそ急務だと思われます。
ティアニー、ホールディングの復帰はスーパー嬉しいです(泣)
フィットがさらに高まれば、かなり戦力が増すだろうと思います。
チェンバースは、最近特にやる気を感じるプレーを見せてますよね。今季で一皮むけるか?自分でも、勝負の年だと感じてるはず!頑張れ!
仕事のしかたを解ってきたチェンバース見てても思うんですが、なんか遠慮気味な若手が多い気がするので、もっとyouやっちゃいなよ!って思います。
穴を開けたら大変って思うのでしょうが、すでに穴を開ける先輩はいっぱいいるので、遠慮は無用です(笑)
ポジティブにプレーしてほしいですね。
チャレンジャーでいて欲しい。