逆転ゴールはハンドで取り消し…1-4から追いついたチェルシーは、猛攻実らず無念のドロー!
いつも以上に前への意識が高いコヴァチッチ。ジョルジーニョ、メイソン・マウント、タミー・アブラハム、ウィリアン、プリシッチという顔ぶれは、現在のベストメンバーでしょう。14分にコヴァチッチのスルーパスがタミー・アブラハムに通り、オナナの反応を確認したエースが左のサイドネットを揺らしますが、レフェリーのジャッジはオフサイド。1分後、最初のゴールと同じ位置からのFKは、今度はタミー・アブラハムがヘッドで跳ね返しました。20分に勝ち越しゴールを決めたのはアヤックス。右サイドにいたジエクの素晴らしいクロスがファーに上がり、アスピリクエタの背後から現れたプロメスがヘッドでプッシュしました。
どよめきが漂うスタンフォード・ブリッジ。チェルシーは自陣に引く時間が長く、得意の速攻を仕掛けられずにいます。26分、アウェイチームの右からのFKは、タミー・アブラハムの頭に当たってポストすれすれにアウト。プレミアリーグのクラブを縛っていたのは「力み」でした。スピードを上げるための縦パスにミスが多く、サイドアタックは寄せが速いアヤックスの中盤に囲まれてしまいます。35分のジエクのFKは、ファーに誰も入ってきてなかったので、狙ったとみていいでしょう。頭上を越されたケパは、ポストに当たったボールを顔面に受け、この日2度めのオウンゴールがサイドネットを揺らしました。
38分にウィリアンが入れた高速グラウンダーは、オナナが足でブロック。必死の反撃は実らず、チェルシーは2点のビハインドを埋められないまま次の45分に入りました。46分、ズマが何と5人抜き!ボックスの手前まで一気に上がったCBが決めていればヒーローでしたが、最も大事なタッチを失敗して打ち上げてしまい、ランパード監督とスタンドを笑わせただけで終わりました。アヤックスは前線からのチェックで長いボールを蹴らせようとしていますが、チェルシーとしては持たされたほうが嫌だったはずです。54分の失点は、6人で攻めた後を狙われたサイドアタックでした。ジエクが右から入れたグラウンダーをニアでトラップしたファン・デ・ベークがクロスに決めて1-4。神がかっていたアヤックスは、オンターゲット3本で4点です。
ホームのサポーターは、全員負けを覚悟していたのではないでしょうか。60分にメイソン・マウントが太腿を痛めてしまい、カラム・ハドソン=オドイに後を譲ります。63分、ハドソン=オドイのサイドチェンジを受けたウィリアンがニアのプリシッチに預け、脇にいたタミー・アブラハムのボレーが左に流れると、オフサイドすれすれのポジションにいたアスピリクエタが左足で触って枠に収めました。スタンドを煽るキャプテン。まだ、2点のビハインドがあります。
攻め続けるチェルシーに、転機が訪れたのは68分でした。ケパのパントをタミー・アブラハムが収め、ドリブルで上がったプリシッチがブリントに倒されると、こぼれ球を左に展開したタミー・アブラハムが追ってきたブリントにアフターチャージを喰らいます。プレイは続行となり、ハドソン=オドイがシュートを放つとフェルトマンがブロック。「ブリントが2枚めのイエローで退場」「フェルトマンがハンドを取られてPK」「抗議したフェルトマンも2枚めで退場」「ジョルジーニョのPKが決まって3-4」と夢のような時間が流れ、気がつけばCB2人がいなくなって11人対9人、アヤックスの貯金は1点に目減りしています。
ホームチームが追いついたのは74分。ウィリアンのCKに競り勝ったズマは、ヘディングシュートをバーに当てて頭を抱えますが、ハーフタイムにマルコス・アロンソと代わっていたリース・ジェームズがこぼれ球を右足で叩き込むと、CBは一目散にヒーローの後を追いました。守るアヤックス、攻めるチェルシー。78分にハドソン=オドイの巧みなヒールでアスピリクエタが左サイドを崩し、グラウンダーのこぼれ球がクリアされると、ボックスの外で待っていたジョルジーニョが右足でシュートを放ちます。タミー・アブラハムに当たったボールに右足を振り抜いたのは、アスピリクエタ。ボールがネットに突き刺さり、選手たちがゴールセレブレーションを終えた後、VARがタミー・アブラハムのハンドを指摘し、逆転劇は幻となりました。
チェルシーは9人のチームから追加点を奪えず、4-4ドロー。パブに寄った多くのサポーターが、「あれはハンドではない」と叫びながらエールを呷ったのではないでしょうか。ラスト10分からの猛攻…タミー・アブラハムのシュートはことごとくオナナの正面に飛び、ハドソン=オドイのコントロールショットはわずかに右に逸れ、バチュアイが振り向きざまに放った決定的な一撃はオナナの超人的な反応に阻まれました。悔しいドローでチェルシー、バレンシア、アヤックスの3チームが勝ち点7で並び、チェルシーはバレンシアとのアウェイゲームをドロー以上で終えなければ敗退の可能性が高まります。ランパード監督と選手たちは、難しいミッションを達成できるでしょうか。バレンシア戦の直前のプレミアリーグは、エティハドのマンチェスター・シティ戦です。
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>全員負けを覚悟していたのではないでしょうか。60分にメイソン・マウントが太腿を痛めてしまい、カラム・ハドソン=オドイに後を譲ります
怪我した選手を心配するものです。メイソンは若くして奮起を狙う重い背景あるのに何も気を使っていない。
ソンの怪我でご高尚ぶった記事書いておいて、自分は楽し気にネタにしますね。
鏡は家にないんでしょうか?
次の標的はリヴァプールの山羊男かアーセナルGOかどっちなんでしょうか?
的を絞った方がやりやすいから継続的にアーセナル猿狙いですかね
別に怪我を煽ってなくないか?
煽るような行動は良くないよ
このブログさ…前から調子の悪い選手、勝てない監督、議論を呼ぶジャッジをした審判をこきおろしてるよね
その人たちには生活があって苦しみながら必死にやってるのにさ、閲覧者にもその選手や監督を叩き加速させるような煽り記事書いてヘイト増やしてる
厚顔無恥の悪質さがある
このコメントさ…思い通りにではない記事、意見の合わないライターをこきおろしてるよね
その人たちには娯楽があってそれぞれの物差しで楽しくやってるのにさ、閲覧者にもその記事やライター叩き加速させるような煽りコメント書いてヘイト増やしてる
厚顔無恥の悪質さがある
勝ちたい試合でしたが、負けなかっただけ良かったです
色々課題はありますが熱いチームになってくれて満足ですね
ズマのドリブルは意外すぎてちょっと笑っちゃいました、決めてたらヒーローだったのに
ジョルジーニョの安心感のあるPKもいいですね
毎朝、このブログを見に来るのが楽しみな1人です。Podcastでプレミアリーグの情報を得てまして、チェルシーとアヤックスが4-4でドローと聴いたときに「ええ?何があった?!」と感じましたが、この記事を読んで得心しました。エイブラハムが不運続き…と思うような展開でしたが、ハイライトを見るだけでも本当にスペクタクルで楽しかった。レッズはチェルシーと最終節前に当たるので、このチームがその頃にどんな完成度を見せるか今から戦々恐々ですw
管理人様いつもブログ楽しく拝見しております。毎試合の記事アップありがとうございます!
いつも楽しみに見させていただいてます。本当に感謝です。なのでこれからも頑張ってください。いつも応援してます。
いつも通りの早速の更新を見て、本当に嬉しかった読者の一人です。
これからも、フェアネスとフットボールとそれに関わる人々へのリスペクトに満ちた記事をどうかお続けくださいますよう、ご苦労はわかりつつも、健闘をお祈りしております。
関係無いけど、応援にしても批判にしても、なぜかマンCの記事がスルーされてこっちに集中してるのがちょっと面白い(笑)
全面戦争だな。常に他ブログ監視しておいて狙えそうな記事あったら即報告だ
偏愛的プレミアブログ閲覧者総力でいくぞ
今年のCLも決勝トーナメントをプレミアで席巻してほしいので、チェルシーには頑張って欲しいところですね。
いろいろあるかと思いますが、管理人様の常に選手へのリスペクトを忘れず、独自の視点で日々更新されているこのブログは本当に素晴らしいです。
朝起きてここ見るのが日課になってます笑
今後も更新楽しみにしています!
応援してます!(ニヤニヤしながらクズがこのまま地獄へ突っ走る背中を押す)
色々ありますが、スルーが1番ですね!
ブルーズの奮闘は勿論、アヤックスの9人でも攻める姿勢に感服しました!
バレンシア、リールに2連勝で首位通過が確定なので是非目指して欲しいところです。
争いは同じレベルの者同士でしか発生しない、なんて言葉もあります。端から見れば"どちらも”気分の良いものではないので喧嘩を売られてもスルーしてほしいものです、好きの対義語は無関心ですよ。
makoto様におかれましては日ごろから素晴らしい記事をありがとうございます、これほどの更新頻度と内容の分析を伴ったブログはなかなかないこともありいつも楽しく読ませていただいています。おそらくこのブログの読者は上のような争いに興味がない、もしくは辟易されている方が大多数であると思いますので、聞き流しつつまたmakotoさんの価値観で面白い記事を書いていただければなぁと思います。
この試合自分はハイライトでしか観てないんですが、
>ドリブルで上がったプリシッチがブリントに倒されると、こぼれ球を左に展開したタミー・アブラハムが追ってきたブリントにアフターチャージを喰らいます。
このシーン。自分はプリシッチとブリントのデュエル自体が微妙で、倒れ込んだプリシッチが足を伸ばしてブリントを倒した時点でファールだと思っていました。ブリントがちゃんと体入れてましたし。
なので、この連続判定自体すごく微妙で、アヤックスが可愛そうだなという印象でした。
VARは入らなかったんでしょうか。
—–
1.2.4
貴方たちヤバいですね笑
自分の主張が認められないとみるや、別記事に難癖付けるとは、、斜め上に行かれました。。。
どういう教育受けたらこういう方になってしまうのやら、、、凄すぎます。。
コメント内容も支離滅裂で、当たり屋のような感じですね。お疲れ様です。
いや、むしろ私はコメント欄を見て爆笑してしまいました(不謹慎ですね、すいません(笑))
まさか次はチェルシーの記事にやってクルトワ、、、、
その粘り強さ、別で活かせばかなりの長所になるような。。。
9人で3点返されてもまだ5点目を目指すアヤックスの選手たちとは対極に活用されている粘り強さですけど(笑)
個人的にはアヤックスのレッド二枚はイマイチ理解できなかったのですが、レッドカード、PK、出場停止の3重罰って
ルール改正でなしになったのではなかったでしたっけ?
ちょっと可哀そうでしたが、若手チェルシーもさすがの攻撃力でしたね!
—–
三重罰がなくなったのは1人の選手が対象のケースですよ。
加えて、確かエリア内での決定機阻止の場合のみだった筈です。
アヤックス側はぶつくさ文句言ってましたけど、どの場面も完全に自業自得ですね。
①既に警告を受けているベテランのそれとは思えない軽率なチャレンジ
②エリア内でのシュートブロック時にやってはいけない手の位置取り
③同じく既に警告を受けている選手がやってはいかない、(おそらく)激しい言葉を用いた抗議
そもそもオウンゴール2本で大差になっていただけで、内容はほぼ互角でしたよね。
チェルシーの5点目未遂の場面では逆に判定に助けられたにも関わらず、自分たちに都合の悪い部分は無視して餓鬼のように駄々をこねるとは…
不満をぶちまけたくなる気持ちはわかりますが、タディッチらには正直がっかりです。失望しました。
若手の見本となるべきベテラン達がそんな態度ではいけませんね。
私も毎朝このブログを読むのがとても楽しみな読者の1人です!いつも信じられないスピードで記事をアップして頂き、観れなかった試合を文章で愉しませてもらってます!
これからも頑張って下さい!応援しています!
ここまで来たら勝って欲しかったですねぇ
この勢いと脆さ、今のチームを象徴する形がモロに出た感笑
いつも楽しく記事を拝見しております。
最近、注目している2チームの対戦だったので、書き込みさせていただきました。
アヤックスの細かなパスと3人目の動きとでペナルティ内に侵入してくる攻撃サッカーがおもしろいと感じてます。また、クラブのLEGENDの1人ランパードが率いるヤングチェルシーも、そのチーム作りに期待しています。
どちらも若い人材が豊富で勢いもあるチームなので、2チームともに予選突破して大会を盛り上げてほしいなぁ(バレンシアファンの方、ごめんなさい。個人的な希望です)。
いやー買収疑われるレベルの展開でしたね。アヤックスがだいぶアグレッシブだったのでジャッジ基準も難しく、よく見れば連続イエロー(同時退場)なのはわかりますが、状況と結果がなんともはや。「今のチェルシーはこう崩せ」という手本を見せられてしまいました。そして、これほどの苦境にも関わらず攻める姿勢を辞めない素晴らしいアウェイチームに対して逆転できなかったのは残念です。おっしゃるように中盤が前を意識しすぎましたかね?
どうしても試合をフルで見る時間がない時は、ハイライト動画とこのブログで済ませてしまいます。
ですので、管理人様は何も変えることなく今まで通り自分の好きなように記事を書き続けてください。
気に入らなければ見なけりゃいいだけなんですから。
バーに入ってきて、ワァワァ
がなりてるのは、勘弁して欲しい。
ここは静かに語って、酒を愉しむ
オーセンティックなバーです。
大声は似合わないし不愉快です。
主さま、変わらず正統派として
御意見を拝聴したく思っています。
個人ブログにわざわざ攻撃しにくるとかしょーもない。子供なんだろうなあ。