トップチームデビューの10代が6人!カザフスタン遠征のマン・ユナイテッドは覚悟の敗戦!
グリーンウッド、アンヘル・ゴメス、タヒス・チョンが、序盤から思い切りよくゴールを狙っています。シェフィールド・ユナイテッド戦でプレミアリーグ初ゴールを決めたばかりのグリーンウッドは、ヨーロッパリーグでは既に2ゴール。この試合でも結果を出し、重要な試合での先発を増やしたいところです。10分、タヒス・チョンの左足シュートがブロックされ、クリアを拾ったアンヘル・ゴメスがルーク・ショーへ。ニアにいたリンガードにパスが出ると、右足のミドルが右のサイドネットに突き刺さり、マンチェスター・ユナイテッドが幸先よく先制しました。
20分、右サイドからレアードが仕掛け、中央にグラウンダーを通すと、左隅を狙ったリンガードのシュートはクロスバーの上。時間が経つにつれ、アスタナのアタックが増えてきました。7人もいる10代の選手たちが、遠めから狙う姿を見るとテンションが上がるのですが、マンチェスター・ユナイテッドの攻撃は単調です。31分にリンガードが放ったミドルシュートは、ポストニコフがブロックしてCK。キックミスがあったリー・グラントは、35分のベイセベコフの強烈なシュートを落ち着いてさばきました。
前半は0-1のままで終了。後半は、アスタナが主導権を握っています。48分のバーナードのクリアミスは、クロスバー越えでセーフ。54分、アンヘル・ゴメスとのワンツーでボックス左を攻略したルーク・ショーがグラウンダーをファーに通すと、タヒス・チョンが無人のゴールへのボレーを浮かすミスを犯してしまいます。これがターニングポイント。決まっていれば、マンチェスター・ユナイテッドが押し切っていたでしょう。
1分後、自陣左サイドでボールを預けたショムコが、縦、縦とつながる間にボックスに侵入し、バーナードをかわして左足を振り抜きます。リー・グラントが伸ばした手はボールに触れず、右のサイドネットを揺らして1-1。トップチームの試合に初めて抜擢されたバーナードは、62分に決勝ゴールを献上してしまいます。直接的な原因は、アンヘル・ゴメスがオーバーラップしてきたルカヴィナについていかなかったこと。ヒジニチェンコのスルーパスを受けた2番がクロスを入れると、バーナードにヒットしたボールがリー・グラントの肩越しに飛び込んでしまいました。
72分、左から上がったアンヘル・ゴメスのパスが中のリンガードに通ると、右足のシュートはポストニコフがブロックします。直後、CKのクリアを拾ったショムコが左に大きく展開すると、中央は2対2。ロタリウの浮き球に走り込んだシグルヨンソンのボレーは、枠に行けば決まりでしたが、右ポストの外に切れていきました。77分、アンヘル・ゴメスの素晴らしいFKはGKエリッチがビッグセーブ。2分後にアンヘル・ゴメスが左からクロスを入れ、グリーンウッドが左足で合わせると、エリッチが手に当てて同点を許しません。
スールシャール監督が交代で起用したメロー、ガルブレイス、ラマザニはいずれも10代で、水曜日に背番号が発表されたばかり。恥ずかしながら、彼らのプレイを見たことがなく、どんなタイプなのか把握できずにタイムアップを迎えた選手もいます。トップチームデビューが6人で、2-1の敗戦という結果は受け入れるべきなのかもしれませんが、ここぞというチャンスを活かしていれば勝てたゲームだったので、どうしても悔しさが残りました。いや、週末のプレミアリーグでヴィラに勝てばよしとしましょう。今日出場したメンバーから、ラシュフォードに続くタレントが出てくるのを楽しみにしています。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
コメントを残す