【Aston Villa×MAN.CITY】アグエロ、ハットトリック!攻め続けたマン・シティが6発圧勝!
予想通り、マンチェスター・シティが序盤からボールを支配。2分にバンジャマン・メンディのクロスをファーで打とうとしたアグエロは転倒してしまいます。早く落ち着きたいヴィラ。カットしたボールを前線につなげず、5分を過ぎてもハーフコートマッチを強いられています。7分のジョアン・カンセロのミドルは右にアウト。11分には右SBからの高速グラウンダーがきわどいエリアに入りますが、ガボリエウ・ジェズスをマークしていたコンサが前に出てクリアしました。一方的に攻めていたマン・シティが先制したのは18分。アグエロのパスを右サイドで受けたマフレズがドリブルで仕掛け、ボックスに入ってドリンクウォーターをかわすと、コートニー・ホースとGKニーランの間に空いた狭いコースを通すスーパーショットをねじ込みました。
0-1とした昨季プレミアリーグ王者は、24分にあっさり追加点をゲットします。ボックス左で粘ったアグエロの折り返しはドリンクウォーターがカットしますが、トラップをチェックしたダヴィド・シルヴァが逆サイドに流し、マフレズが左足ボレーを右隅に叩き込みました。28分には、デブライネのパスをもらったアグエロが、古巣対決のドゥグラス・ルイスをかわしてミドルを放つと、ニーランの右手を弾いたボールがゴール左に吸い込まれました。0-3は勝負あり。試合の興味は、マン・シティが何点獲るかにシフトします。
絶好調のジョアン・カンセロが潰され、フォローしたアグエロのシュートがポストをかすめたのは35分。その2分後、ダヴィド・シルヴァが左足で曲げたFKは右に切れていきます。前半最後のゴールは46分。右からドリブルで上がったデブライネの超絶アーリークロスがファーのガブリエウ・ジェズスに届き、今季プレミアリーグ9発めとなる左足ボレーがニーランの脇を抜きました。
0-4で最初の45分を終えたマン・シティは、後半も当たり前のようにボールを支配しています。5点めが決まったのは57分でした。デブライネのサイドチェンジを受けたダヴィド・シルヴァが縦にスルーパスを通すと、エルモハマディをかわして中に持ち込んだアグエロが右足でシュート。タイロン・ミングスとコートニー・ホースの間を抜けたボールが右のサイドネットを揺らしました。
ペップは63分に余裕の2枚代え。デブライネとフェルナンジーニョを休ませ、フィル・フォーデンとオタメンディにピッチの感触を確かめさせます。直後、アグエロのスルーパスでボックス左を突いたダヴィド・シルヴァの折り返しをニーランが足でカットすると、こぼれ球に反応したガブリエウ・ジェズスのボレーもGKが必死にクリア。71分にはロドリが下がり、ギュンドアンがアンカーを託されます。81分の6点めは、ヴィラのミスを突いたショートカウンターでした。コートニー・ホースのパスをカットしたマフレズがニアで空いていたアグエロに渡すと、エースが教科書通りのシュートをニーランの肩越しに決め、ハットトリックでゴールショーを締めくくりました。
スタンドを沸かせる最後のイベントは91分。交代出場のハッサンのドリブルをギュンドアンが止められず、足を引っかけて倒してしまい、ジャッジはPKです。エル・ガジが決めたシュートは、この日初めてのオンターゲットでした。アグエロとダヴィド・シルヴァのコンビネーション、デブライネのドリブルと高速クロス、好調をキープしているマフレズ&ジョアン・カンセロのサイドアタックと、マン・シティのいいところばかりを見せつけられた圧勝劇。昨季プレミアリーグでは、25節からの14連勝で逆転優勝を飾ったチームが諦めていないのを確認した一戦でした。やはり怖いです、アグエロ、マフレズ、デブライネ…!
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
更新ありがとうございます。
完勝でしたね。マフレズ、アグエロで勝負を決めてくれました。スターリングもベルナルドもウォーカーも休ませて0ー6ですか!ラポルテが復帰した時点でレアルにどれだけ通用するのか。ワクワクします。
早速更新ありがとうございます。
U23日本代表の、技術はあるのに全然上手く行かない試合を観て荒ぶった心を、シティのメモリアルな快勝が鎮めてくれました。
複数の選手がスーパーでしたが、今日はなんと言っても、2つのPL記録を一度に抜き去る12度目のハットトリックと通算177得点。バロンドールやリーグMVPに縁の無いアグエロが偉大な記録とともに歴史に刻まれたことが私は嬉しいです。彼の躍動する姿に、以前にmakotoさんの仰っていた「CFに求められることは何でもできる」という賞賛の枕詞を度々思い出しました。