チェルシー順当、スパーズ再試合、ハマーズ敗退…土曜日のFAカップ激闘レポート
注目のプレミアリーグ対決、好調セインツとスパーズの一戦は1-1のドローでリプレイとなりました。9分にソン・フンミンが左から放ったシュートがファーポスト際に外れ、19分にロ・チェルソが左足で流し込んだシーンは、GKガンの脇にいたソン・フンミンが関与したとされてゴール取り消し。33分にデル・アリがドリブルで中央を切り裂いたカウンターは、ラストパスをもらったルーカス・モウラがGKガンに足で触られてしまいました。スコアレスで折り返した58分、ロ・チェルソが自陣で4人を抜き去ってラメラにつなぐと、左にいたソン・フンミンが完璧なコントロールショットを右隅に決めました。
ダニー・イングスのフィニッシュが再三外れ、スパーズが勝つかと思われた87分、左から上がったダニー・イングスが中に折り返すと、走り込んだブファルが右隅に強烈なボレー。レギュラーメンバーを揃えて勝ちにいったモウリーニョ監督は、ホームに戻ってもう1試合戦うことになりました。直近のプレミアリーグ7試合で5勝1分1敗のセインツは、敵地でのゲームを苦にしないのではないでしょうか。次戦は、スパーズが今季も無冠に終わると決まる試合になるかもしれません。
ハル・シティの本拠地KCスタジアムに乗り込んだランパード監督は、バチュアイ、ペドロ、ハドソン=オドイを前線に配し、最終ラインにはフィカヨ・トモリとマルコス・アロンソを起用しています。6分、コヴァチッチの素晴らしいサイドチェンジが右のアスピリクエタに届くと、ダイレクトで入れたクロスがメイソン・マウントへ。最初のシュートをバークがブロックし、詰めたバチュアイが右足を振り抜くと、タファゾーリが足に当てたボールが枠に飛び込みチェルシーがあっさり先制しました。
64分の追加点は、ロス・バークリーが右から上げたFKで決まりました。走り込んだフィカヨ・トモリがヘッドでニアに叩きつけると、GKロングは反応できず。78分にグロシツキのFKが壁に入ったコヴァチッチに当たって左隅に吸い込まれ、1点差に迫られますが、必死の反撃に冷静に対応したチェルシーが順当に5回戦進出を決めました。ブレントフォードとのアウェイゲームを0-1で制したレスターも、先制は開始4分。デニス・プラートの長いスルーパスは背筋がぞくぞくする素晴らしいボールで、ジャスティンの折り返しに走り込んだイヘアナチョは、ワンタッチで無人のゴールに押し込むだけでした。
ジョー・ハートが先発したバーンリーは、後半頭から執拗に左サイドを攻めたノリッジに屈しました。53分にヴランチッチが左から蹴ったFKではロングがハンリーに競り負け、ヘディングシュートにジョー・ハートは1歩も動けず。4分後もヴランチッチの浮き球で、ピーテルスが残ってしまったためにルップとドルミッチがゴール前でフリーとなり、元イングランド代表GKはルップのボレーに触るのが精一杯。こぼれ球をドルミッチが無人のゴールに転がし、プレミアリーグ最下位チームが1-2で次のラウンドに駒を進めました。
最大のサプライズは、セント・ジェームズ・パークのニューカッスルがリーグ1(3部相当)のオックスフォードにスコアレスドローに持ち込まれたことでしょうか。ジャイアントキリングというほどの波乱はなく、5回戦以降はプレミアリーグのクラブがひたすら潰し合う展開となりそうです。本日は3試合。マンチェスター・シティVSフラム、シュルーズベリーVSリヴァプール、トレンメアVSマンチェスター・ユナイテッドは、強者の圧勝と予想しているのですが、果たして…!
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