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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Everton×Crystal Palace】見事に立て直したアンチェロッティ…エヴァートンが今季初の連勝!

2週間のウインターブレイクに入ったプレミアリーグは、26節が今週と来週で分散開催となっています。この週末は、エヴァートンVSクリスタル・パレス、マンチェスター・シティVSウェストハムなど4試合。次週の6試合は好カードが目白押しで、ウルヴスVSレスター、チェルシーVSマンチェスター・ユナイテッドは、CLやELの出場権争いを熱くする注目のゲームです。時間があればとにかく試合を観たい私としては、土曜日に開催されたランチタイムキックオフ、エヴァートンVSクリスタル・パレスを楽しみにしていました。アンチェロッティ監督の就任以来、プレミアリーグ7試合で4勝2分1敗と完全復活。接戦をものにすることができるようになり、4位チェルシーとの差は9ポイントに詰まっています。

GKピックフォード、DFコールマン、マイケル・キーン、ミナ、ディーニュ。MFウォルコット、シュナイデルラン、シグルズソン、ベルナルジ、FWリシャルリソン、カルヴァート=ルーウィン。中盤センターのグバミン、アンドレ・ゴメス、デルフが負傷離脱と苦しいスカッドではありますが、前と後ろはベストメンバーといっていいでしょう。開始2分、厳しいプレスでカルヴァート=ルーウィンがケーヒルのミスを誘い、FKをゲットすると、ディーニュの鋭いキックはグアイタが右に飛んでセーブ。ベンテケ、ザハ、ジョルダン・アイェウを前線に据えたアウェイチームは、サイドで勝負する形を創ろうとしています。

10分に左のディーニュが中央に入れたFKは、こぼれ球に先着できず。13分のクリスタル・パレスのCKは、ニアで触ったケーヒルのヘッドがブロックされました。直後、クリアを拾ったアウェイチームがボックス右を攻め、切り返しでディーニュをかわしたファン・アーンホルトのシュートがニアポストを叩きます。しかし18分、先制はエヴァートンでした。右サイドでテンポよくパスがまわり、シグルズソンのパスを受けたウォルコットが完璧なクロスを上げると、走り込んだベルナルジがフリーのボレーをゴール右上に突き刺しました。

先制点をお膳立てしたウォルコットは、直後に左膝を痛めて座り込んでいます。25分にコールマンのクロスがファーのベルナルジに通り、折り返しに反応したカルヴァート=ルーウィンがぎりぎりでヘッドを打てずにボールが流れた後、右サイドのアタッカーはリタイアとなり、シディベに後を譲ります。1点を追うクリスタル・パレスは、サイドからの仕掛けをことごとく止められてしまいます。39分、ロングフィードがベンテケに入り、落としを受けてボックス左から放ったマッカーサーの左足シュートもニアに外れてしまいました。1-0のハーフタイムは、トフィーズサポーターも納得でしょう。

後半開始早々の48分、クリスタル・パレスが初めて決定機をつかみます。クロスのクリアをマッカーシーがダイレクトで叩くと、左に逸れたボールがザハの足元に届き、ゴール前に弾んだボールをオーバーヘッドで掻き出そうとしたミナが空振り。詰めたマッカーサーと絡んだピックフォードが先に触り、何とか失点を回避しました。アウェイチームが追いついたのは51分。ザハが右に出したスルーパスがベンテケに通り、今季プレミアリーグでノーゴールのベルギー代表が右足を振り抜くと、守備範囲だったはずのピックフォードが足元を抜かれてしまいました。苦笑いで首を振る守護神は、自らのミスであることをわかっています。

57分のCKをコールマンがニアで後逸し、飛び込んだベンテケが体に当てるとボールはポストにヒット。ピンチをしのいだエヴァートンは、58分に勝ち越しゴールをゲットします。自陣からのロングフィードが、ハーフライン付近にいたカルヴァート・ルーウィンに入り、頭で落としたボールをさらったリシャルリソンが獰猛にドリブル突破。ケーヒルを抜いたエースがコントロールショットを右隅に決め、グディソン・パークに歓喜の叫びが響き渡ります。

61分、マッカーサーが左から折り返したボールがDFに当たって跳ね上がり、ベンテケがヘッドで合わせると、ストライカーの目の前に飛び出したピックフォードが左手で弾き出すビッグセーブ。64分、リシャルリソンが横に流したパスがシグルズソンに通ると、4人を強引に抜き去った10番の左足シュートはグアイタが冷静に左手でセーブしました。左足を痛めたベルナルジはここで交代となり、アンチェロッティ監督はトム・デイヴィスを送り出します。

68分にマッカーシーをマックス・マイヤー、79分にウォードをクヤテに代えたホジソン監督の策は、うまくはまりませんでした。84分、左からのロングクロスをスコット・ダンがヘッドで折り返し、クヤテの裏に入ったベンテケがボレーで狙うも右にアウト。勝負が決したのは88分のCKでした。ディーニュのキックに中央で競り勝ったリシャルリソンのヘッドがポストに当たると、カルヴァート=ルーウィンが難なく押し込んで3-1。完勝のエヴァートンは、今季プレミアリーグで6つめの2ケタ勝利のチームとなり、暫定7位にジャンプアップしました。

今季プレミアリーグで初の連勝、5試合連続負けなし。調子を上げてきたエヴァートンは、上位が潰し合いとなれば、CL出場権争奪戦に参加できるかもしれません。休み明けにはアンドレ・ゴメスとデルフが復帰する見通し。アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、リヴァプールの難敵4連戦を2勝2分以上で乗り切れれば、15節までに9敗を喫したチームの奇跡のTOP4フィニッシュが見られる可能性が高まります。アンチェロッティ監督は、どんな布陣でビッグ6を迎え撃つのでしょうか。見事にチームを立て直した名将の逆襲に注目したいと思います。

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“【Everton×Crystal Palace】見事に立て直したアンチェロッティ…エヴァートンが今季初の連勝!” への1件のコメント

  1. yu より:

    マージーサイドダービーが楽しみです。
    リヴァプールが全勝で、シティが一つ落とすと優勝決定がグディソンパークになる筈。
    アンチェロッティは、リヴァプールの優勝を目の前で見るのは絶対嫌でしょうね。

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