「トッテナムの混乱」第三幕!サポーターがレヴィ会長に説明要求&さらなる監督候補登場!?
この話を聞いてあらためて感じたのは、「解任はやむなしとしても、タイミングとやり方が悪かった」ということ。解任のタイミングは、キャピタルワンカップのウエストハム戦と、プレミアリーグのアウェイでのサウサンプトン戦の後とすればよかったのではないかと思います。監督解任による動揺と混乱のなかで、タイトルまであと3つと迫っていたカップ戦や、難敵とのアウェイ戦を戦うより、そこをひとまず旧体制でやり過ごしてから発表としたほうが、ロスが少なかったはず。ましてやセインツ戦の後のゲームは、何と!ホームでのWBA戦です。あちらさんも最近、監督のクビを切ったばかりなので、混乱度合いは似たようなもの。暫定体制の初戦を白星とするには、最高の相手でしょう。
そして「やり方」のほうですが、これはシンプルなお話で、先にある程度、後任の目星をつけておくべきだったのではないかということです。昨季のチェルシーは、11月にディ・マッテオ監督を解任して、ほぼ同時にベニテス暫定監督就任を発表しましたが、それでもチャンピオンズリーグではグループリーグ敗退。新監督就任から1ヵ月弱しか時間がなかったクラブワールドカップも落とし、世界一になりそこねています。いつ次の監督が来るのかわからないような暫定体制が続けば、その分チームの低迷期間も長くなってしまいそうです。サポーターのみなさんの言うとおり、レヴィ会長は、早く次期監督と今後の計画をはっきりさせないといけませんね。
そして、監督候補の話題をひとつ。「ただ聞かれたから答えただけ」なのかもしれませんが、火のないところに煙は立ちません。マンチェスター・ユナイテッドでサー・アレックス・ファーガソン前監督のアシスタントを務めていたこともあるイラン代表監督のカルロス・ケイロス氏が、BBCのインタビューに対して「イングランドに戻りたいし、トッテナムの監督には興味がある」と発言しています。個人的にレヴィ会長とネットワークがあるようで、ない話ではないのでしょうが、うーん、どうですかね。私は、Jリーグでは名古屋グランパスファン(どうも、地方大都市の赤いチームが好きなようです)なのですが、日本でのダメ監督ぶりの印象が強く、「いいコーチではあるかもしれないが、いいリーダーではない」という評価です。今、トッテナムに必要なのは、明確な方針とリーダーシップでしょう。いずれにしても、早く決まるといいのですが、この雰囲気だと時間がかかりそうですね。週末のセインツにとっては、チャンスです。
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