ロンドン紀行~世界標準時と天文台の街、グリニッジに行ってみた。
ここは金融系企業が集まる、ロンドンの再開発地域なのです。日本でいえば、東京の品川~天王洲あたりが近いイメージでしょうか。この駅からDLRに乗ってしばらくいくと、みるみるうちに景色がのどかになっていきます。カティサーク駅に着き、大通りに出て右手にあるグリニッジ公園を15分ほど歩けば旧天文台に着きます。公園内には旧天文台のほか、海洋博物館など、見どころある建物が点在しています。
写真は国立海洋博物館近くにあるクイーンズハウス2点、展望台から見た風景、セント・アルフィージ教会
グリニッジは、経度0度で、1971年までの世界標準時の起点でもあると同時に、「マリタイム・グリニッジ」(海事都市グリニッジ)の名前で世界遺産に登録されている港町でもあります。テムズ川沿いのドックには、19世紀に紅茶輸送のための快速帆船(ティー・クリッパー)として名をはせた「カティーサーク号」が保存されており、船内や船底を見ることができます。川沿いにはビール醸造所やパブもあり(そういえばNando’sもありました)、船着場のグリニッジ・ピア界隈だけでも軽く半日は楽しめます。そうそう、電車ではなく船で行きたいという方は、ウエストミンスターあたりからグリニッジ・ピアまで来れば、目の前にカティーサーク号です。
このほかにも旧王立海軍学校、週末にかけて開かれるグリニッジ・マーケットなど見どころだらけですので、おもしろそうと思った方は1日がかりでもよいかと思います。われわれは半日でまわったので「食事はマクドナルド」「観光は駆け足」になってしまいましたので。
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