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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ロンドン紀行~世界標準時と天文台の街、グリニッジに行ってみた。

サッカー観戦の合間に、旧天文台のあるグリニッジに行ってきました。ロンドンの中心部からは、地下鉄のジュビリー・ラインに乗ってカナリー・ワーフ(canary Wharf)まで出て、そこから日本のゆりかもめのような無人運転電車、ドックランズ・ライト・レイルウェイ (DLR)に乗り換え6駅。カティサーク(Cutty Sark)が最寄駅です。カナリー・ワーフで降りると、ロンドンの中心から外れているのに、オフィスビルを中心とした先鋭的な街並みがあることにびっくりする方もいるでしょう。

ここは金融系企業が集まる、ロンドンの再開発地域なのです。日本でいえば、東京の品川~天王洲あたりが近いイメージでしょうか。この駅からDLRに乗ってしばらくいくと、みるみるうちに景色がのどかになっていきます。カティサーク駅に着き、大通りに出て右手にあるグリニッジ公園を15分ほど歩けば旧天文台に着きます。公園内には旧天文台のほか、海洋博物館など、見どころある建物が点在しています。


写真は国立海洋博物館近くにあるクイーンズハウス2点、展望台から見た風景、セント・アルフィージ教会

グリニッジは、経度0度で、1971年までの世界標準時の起点でもあると同時に、「マリタイム・グリニッジ」(海事都市グリニッジ)の名前で世界遺産に登録されている港町でもあります。テムズ川沿いのドックには、19世紀に紅茶輸送のための快速帆船(ティー・クリッパー)として名をはせた「カティーサーク号」が保存されており、船内や船底を見ることができます。川沿いにはビール醸造所やパブもあり(そういえばNando’sもありました)、船着場のグリニッジ・ピア界隈だけでも軽く半日は楽しめます。そうそう、電車ではなく船で行きたいという方は、ウエストミンスターあたりからグリニッジ・ピアまで来れば、目の前にカティーサーク号です。

このほかにも旧王立海軍学校、週末にかけて開かれるグリニッジ・マーケットなど見どころだらけですので、おもしろそうと思った方は1日がかりでもよいかと思います。われわれは半日でまわったので「食事はマクドナルド」「観光は駆け足」になってしまいましたので。

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