【Brazil2014】プレミアリーグ勢明暗…前回王者スペインが代表メンバー23名発表!
とりわけ驚きだったのは、レアル・マドリードの右SB、カルバハルの落選です。スペイン代表のデルボスケ監督は、世界王者で右サイドを制圧した若手DFより、ケガが癒えていないファンフランを選ぶというギャンブルに出ました。落選者のなかには、プレミアリーグを制したマンチェスター・シティの昨季新加入組、ヘスス・ナバスとネグレドの名前もあります。ヘスス・ナバスは負傷が治りきらず。ネグレドはプレミアリーグ終盤戦で調子を落としており、ビジャやF.トーレス、ケガを抱えたジエゴ・コスタを忘れさせるようなアピールはできませんでした。以下、スペイン代表の最終メンバーです。
GK:
イケル・カシージャス(レアル・マドリード)、ホセ・レイナ(ナポリ)
ダヴィド・デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)
DF:
ジェラール・ピケ(バルセロナ)、セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)、
ハビ・マルティネス(バイエルン・ミュンヘン)、ラウル・アルビオル(ナポリ)、
フアンフラン(アトレティコ・マドリード)、ジョルディ・アルバ(バルセロナ)、
アスピリクエタ(チェルシー)
MF:
コケ(アトレティコ・マドリード)、シャビ・エルナンデス(バルセロナ)、
シャビ・アロンソ(レアル・マドリード)、セルヒオ・ブスケツ(バルセロナ)、
アンドレス・イニエスタ(バルセロナ)、セスク・ファブレガス(バルセロナ)、
ダヴィド・シルヴァ(マンチェスター・シティ)、サンティ・カソルラ(アーセナル)、
フアン・マタ(マンチェスター・ユナイテッド)
FW:
ペドロ・ロドリゲス(バルセロナ)、ダヴィド・ビジャ(アトレティコ・マドリード)
フェルナンド・トーレス(チェルシー)、ジエゴ・コスタ(アトレティコ・マドリード)
プレミアリーグ勢は、マンチェスター・ユナイテッドからマタとデ・ヘア、チェルシーからアスピリクエタとF.トーレス。マンチェスター・シティの指揮者ダヴィド・シルヴァ、アーセナルのテクニシャン、サンティ・カソルラが選ばれています。とはいえ、このなかでスタメンに入りそうなのは、ダヴィド・シルヴァのみ。スペイン代表は、いわば「リーガ・エスパニョーラ3強混合軍」で、バルセロナのパスワークをベースに、センターの軸にレアル・マドリードを据え、アトレティコ・マドリードのスピードと運動量という調味料をパラパラ振りかけた、といった構成でしょう。普段、素晴らしいプレイを見ている選手たちなので、プレミアリーグ所属の選手たちの活躍を期待してはいるのですが、ブラジルではカソルラ、マタ、F.トーレスあたりが70分過ぎにピッチ脇で交代を待つ、といったシーンを観るに留まりそうです。
ディフェンディングチャンピオンではありながら、今回のスペインは厳しいでしょうね。チャンピオンズリーグ決勝にマドリード勢が両方残ったことが、ワールドカップ本番では疲労という名のビハインドとして、如実に現われてしまうのではないかと思います。私の本命は、ディ・マリアとマスチェラーノが攻守に活躍するであろうアルゼンチン、対抗がブラジル。決勝は、弱小国相手にグループリーグを悠々と1位通過したこの2国で争われるという予想です。
スペインはオランダに次ぐ2位通過、決勝トーナメント1回戦で開催国に敗れて姿を消すとみていますが、どうでしょうか。スペインにとって最大のヤマ場は、2週間後のグループリーグ第1戦、オランダ戦。これに敗れれば、決勝トーナメントに進出しても、南米勢やイタリア、イングランドという過酷な組み合わせとなります。もう、時間はありません。ケガ人たちが開幕までに癒えるのか、主軸がどのくらいのコンディションで緒戦のキックオフを迎えられるのか。いよいよ、6月。ワールドカップは、もう目の前です。
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カソルラおめでとう!
アルテタはかすりもしてませんか(´;ω;`)ブワッ
あと、関係ないですけどセスクはどうなるのでしょうか?今アーセナルに来てもジャクとかの成長に弊害が…けどマンUに行って欲しくないし!!そういえば、管理人さんはマンUファンでしたね!!
れれさん>
どうやら、チェルシー濃厚ですね。残念ですが、アーセナルは見送り、マンチェスター・ユナイテッドは打つ手なしのようです。