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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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アルテタの去就は?残るのは誰?アーセナルの「退団の噂」をまとめてみました。

2週間前のヨーロッパリーグ準決勝でビジャレアルに敗退した直後、「プレミアリーグで次にクラブを去るマネージャー」の大本命となったミケル・アルテタにベットした人たちは、クリスタル・パレスのロイ・ホジソン退任の報を聞いて肩を落としているのではないでしょうか。

現地メディアに解任と書きまくられたアーセナルの指揮官は、プレミアリーグ4連勝でヨーロッパカンファレンスリーグの出場権獲得に迫っており、メディアの論調も留任に傾きつつあります。最終節の相手はブライトン。直前のマンチェスター・シティ戦で10人になった相手を攻め立て、0‐2から逆転したチームは侮れませんが、何とか勝ち切って新しい大会の初代チャンピオンをめざせるポジションを手に入れたいところです。

来季の続投が決まれば、新戦力の獲得によって強化を図りたいアルテタ監督は、退団が噂されている選手を何人引き留められるでしょうか。ボルシアMGへの移籍が報じられていたグラニト・ジャカは「ロンドンで幸せ」と否定し、将来はオープンと語っていたベルント・レノも「ここから逃げたくない。アーセナルで再び成功したい」と明言しています。

指揮官に評価されている主力が残る一方で、ダヴィド・ルイスは退団決定。マルティン・ウーデゴーアとダニ・セバージョスはレアル・マドリードに復帰すると伝えられています。1年前にアルテタが残るように説得したといわれるエクトル・ベジェリンは、いよいよバルサか。フォラリン・バログンの契約延長で、エンケティアの立場は危うくなっています。昨夏に獲得したばかりのウィリアンも、チームを去る可能性があるようです。

直近1年でレンタルされた選手たちの大半は、補強資金を得るための売却候補となっています。アトレティコ・マドリードに貸し出されたルーカス・トレイラ、WBAでプレイしているエインズリー・メイトランド=ナイルズ、ヘルタ・ベルリンのマッテオ・グエンドゥジ、シャルケでうまくいかなかったセアド・コラシナツ。シュツットガルトで活躍しているコンスタンティノス・マヴロパノスはドイツに残りたいといっており、プレミアリーグのクラブも放出に前向きと伝えられています。

総勢11人が退団するとなると、中盤と最終ラインは確実に弱体化しそうです。ニースでリーグアン19試合に出場し、高評価を得ているウィリアム・サリバと、ニューカッスルでプレミアリーグ6試合連続ゴールとブレイクしたジョー・ウィロックを呼び戻し、チャンスを与えて育て上げるべきでしょう。構想外となった選手を売ったお金で、ウーデゴーアの代わりとなるアタッカー、両サイドのフルバック、可動域の広いセントラルMFを獲得できれば、エメリ初年度の4位争いというポジションには戻ってこられるのではないかと思います。

負傷に苦しんだマルティネッリ、プレミアリーグデビューしたばかりのスミス・ロウ、本領を発揮できなかったトーマス・パーティー、リーグにフィットするのに時間がかかったニコラ・ペペ、未完の怪物バログンは、来季はもっとやってくれるはずです。最前線は元よりワールドクラス。「先発出場20試合以上の新戦力はガブリエウのみ」という苦しいシーズンを繰り返さなければ、グーナーのテンションが上がる1年になるのではないでしょうか。来季の話を盛り上げる前に、日曜日の決戦で3ポイントをゲットしなければなりませんね。入団以来、マルティネッリの成長に注目しているので、ブライトン戦では2戦連発を期待しています。


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