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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

膝の負傷でワールドカップを終えたガブリエウ・ジェズスは、復帰まで3週間?3ヵ月?

アーセナルが最も恐れていたことが起こりました。ガブリエウ・ジェズス、負傷リタイア。ブラジル代表のエースとして、大事な試合で体を張ったのなら、まだ納得できるのですが、カタールではサブのFWだった彼の最後のピッチは、負けてもさほど問題はなかったカメルーン戦でした。

ペドロとの交代が告げられたのは64分。ガナーズのエースは、ピッチサイドに駆け寄っており、深刻な痛手を負ったようには見えませんでした。当初の報道は、膝の負傷で全治3~4週間。プレミアリーグの欠場は2~3試合という見通しでした。

ところがその後、ブラジルのメディアが「膝の手術を余儀なくされる可能性がある」とレポート。全治3ヵ月なら、彼が不在のプレミアリーグは10試合となります。「フットボールロンドン」のルーク・スローワー記者は、「今後数日のうちに、膝の専門医の診察を受け、問題の明確な全体像と回復までのプロセスを把握する予定」と伝えています。

ジェズスの負傷に関しては、情報が錯綜しており、「試合前に膝に痛みを感じていたのに、先発起用された」という話が出回っていました。これを聞いたブラジル代表のチッチ監督は激怒。ジェズスに負傷の予兆はなかったと明言しています。

「外野からの嘘を聞くのは好きではない。邪悪な嘘だ。選手を危険に晒すリスクを冒してまで、勝利のためにプレイさせることなどない。そこらへんにいる嘘つきは…そんな名前なんだろう?どうせ嫌われ者だ。フェイクニュースを流しているヒマがあったら、他のことをしろ」

「アーセナルには素晴らしいメディカル部門がある。われわれもだ。責任も倫理観もある。そんな話はありえない」

プレミアリーグ14試合5ゴール5アシスト。左右のサイドを目いっぱい使い、攻撃に変化をもたらすストライカーの穴を埋めるのは簡単ではありません。「フットボールロンドン」は、この話に複数の記者をアサイン。ジョシュ・ホランド記者は、エドゥSDが忙しくなるといっています。

記事が報じているように、シャフタール・ドネツクのミハイロ・ムドリクやPSVのコーディ・ガクポを引き入れて前線を強化するのか。あるいはマルティネッリを中央にコンバートするのか。フォルス・ナインという手もありますが、いずれにしても得点力ダウンの懸念を拭い去ることはできません。

グーナーにできることは、手術は不要というニュースが届くのを祈るのみです。アーセナルの戦い方を革命的に変えたブラジル代表は、年明けすぐのノースロンドンダービーとマンチェスター・ユナイテッド戦で元気な姿を見せてくれるのでしょうか。まずは続報を待ちましょう。


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