2023.07.10 アーセナルの話題
ラヴィアとFW獲得か、トーマス&バログン残留か…戦える体制が整ったアーセナルの「次」を考える。
水曜日のトピックスは、ユーロU-21準決勝に出場したスミス・ロウのアシスト。木曜日はリース・ネルソンの契約延長と「Thank you, Granit」が同時配信となり、金曜日はウィリアム・サリバが新たな契約にサインしたと伝えています。
明るいニュースを連発するアーセナルの公式サイトは、土曜日にはイングランドのユーロU-21制覇と10番の活躍をレポート。静かな日曜日が終わり、本日は新戦力の入団が発表される可能性があります。ファブリツィオ・ロマーノさんが、「ユリエン・ティンバーはメディカルチェックを終えて書類にもサインした」とツイート。「家族とともに祝う時が来た」と続けています。
右のフルバックの後を追って、デクラン・ライスもアナウンスされるでしょう。アーセナルは、プレミアリーグ開幕の1ヵ月前に戦える体制を整えてしまいました。次なるターゲットは、サウサンプトンのロメオ・ラヴィアといわれています。将来が有望な選手ですが、リヴァプールやチェルシーとの争奪戦がヒートアップするなら、離脱してもいいのではないかと思われます。
中盤センターは、トーマス、デクラン・ライス、ジョルジーニョ、エルネニーと頭数は揃っており、ティンバー、ベン・ホワイト、ジンチェンコが偽SBとして中央に入ってくれば充分でしょう。トーマスが移籍するとなれば、代役を獲得する必要が生じますが、経験と実績があるガーナ代表と若手のトレードオフは、短期的にはメリットよりリスクのほうが高そうです。
ジェズスやウーデゴーアは、代えが効かない存在でしたが、セインツの19歳は「彼でなければならない」存在とはいえないでしょう。世代交代が目的なら、1年待って新たな選手をピックアップしてもいいのではないでしょうか。最近話題になっている「ブカヨ・サカのバックアッパー」も、現有戦力でカバーできるはずです。
サカを休ませたとき、ガナーズの右サイドで最も機能するのはジェズスでしょう。昨季プレミアリーグの最終節、ウルヴス戦でジャカの頭に合わせたクロスに言葉を失いました。SBを抜き去らず、足を出してくるタイミングだけ外して完璧なボールを送った9番は、2021-22シーズンの序盤戦に右サイドで活躍し、リヤド・マフレズをベンチに座らせています。
彼がマン・シティに背を向けたのは、何が何でもセンターをやりたかったからではなく、結果を出しても先発させてくれないペップの起用法に納得できなかったからと伝えられています。サカがいないときは右をよろしくといわれれば、当たり前のようにこなしてくれるでしょう。その際のセンターは、トロサールでもいいのですが、バログンが入れば迫力充分です。
昨季のランスで22ゴールをゲットしたストライカーは、何としても口説き落としたい逸材です。「ラヴィアではなくトーマス」「ムサ・ディアビではなくバログン残留」として、ニコラ・ペペ、サンビ・ロコンガ、ホールディングらを売却できれば、2020-21シーズンの赤字をクリアできる1年後は、今以上の投資余地が生まれます。
トーマスとバログンの気持ちが変わらなければ、セントラルMFや前線の補充を検討する必要があるという現状については、理解しています。しかしそのために、サブになるかもしれない選手に5000万ポンド以上を投じるのは、避けてもいいのではないかというお話です。現実的に考えれば、アーセナルは3人を獲得してトーマスをキープしている今が最強なのかもしれません。
ちなみに、モナコのユスフ・フォファナは3000万ポンドで獲得できるようです。エドゥ監督とアルテタ監督は、どんな決断を下すのでしょうか。冬のマーケットでトロサールとジョルジーニョを押さえたコンビゆえ、「そこがあったか!」というサプライズを披露してくれる気もします。まずはラヴィア争奪戦ですね。ロマーノさんは「レッズが代理人と接触」といっていますが…。
明るいニュースを連発するアーセナルの公式サイトは、土曜日にはイングランドのユーロU-21制覇と10番の活躍をレポート。静かな日曜日が終わり、本日は新戦力の入団が発表される可能性があります。ファブリツィオ・ロマーノさんが、「ユリエン・ティンバーはメディカルチェックを終えて書類にもサインした」とツイート。「家族とともに祝う時が来た」と続けています。
右のフルバックの後を追って、デクラン・ライスもアナウンスされるでしょう。アーセナルは、プレミアリーグ開幕の1ヵ月前に戦える体制を整えてしまいました。次なるターゲットは、サウサンプトンのロメオ・ラヴィアといわれています。将来が有望な選手ですが、リヴァプールやチェルシーとの争奪戦がヒートアップするなら、離脱してもいいのではないかと思われます。
中盤センターは、トーマス、デクラン・ライス、ジョルジーニョ、エルネニーと頭数は揃っており、ティンバー、ベン・ホワイト、ジンチェンコが偽SBとして中央に入ってくれば充分でしょう。トーマスが移籍するとなれば、代役を獲得する必要が生じますが、経験と実績があるガーナ代表と若手のトレードオフは、短期的にはメリットよりリスクのほうが高そうです。
ジェズスやウーデゴーアは、代えが効かない存在でしたが、セインツの19歳は「彼でなければならない」存在とはいえないでしょう。世代交代が目的なら、1年待って新たな選手をピックアップしてもいいのではないでしょうか。最近話題になっている「ブカヨ・サカのバックアッパー」も、現有戦力でカバーできるはずです。
サカを休ませたとき、ガナーズの右サイドで最も機能するのはジェズスでしょう。昨季プレミアリーグの最終節、ウルヴス戦でジャカの頭に合わせたクロスに言葉を失いました。SBを抜き去らず、足を出してくるタイミングだけ外して完璧なボールを送った9番は、2021-22シーズンの序盤戦に右サイドで活躍し、リヤド・マフレズをベンチに座らせています。
彼がマン・シティに背を向けたのは、何が何でもセンターをやりたかったからではなく、結果を出しても先発させてくれないペップの起用法に納得できなかったからと伝えられています。サカがいないときは右をよろしくといわれれば、当たり前のようにこなしてくれるでしょう。その際のセンターは、トロサールでもいいのですが、バログンが入れば迫力充分です。
昨季のランスで22ゴールをゲットしたストライカーは、何としても口説き落としたい逸材です。「ラヴィアではなくトーマス」「ムサ・ディアビではなくバログン残留」として、ニコラ・ペペ、サンビ・ロコンガ、ホールディングらを売却できれば、2020-21シーズンの赤字をクリアできる1年後は、今以上の投資余地が生まれます。
トーマスとバログンの気持ちが変わらなければ、セントラルMFや前線の補充を検討する必要があるという現状については、理解しています。しかしそのために、サブになるかもしれない選手に5000万ポンド以上を投じるのは、避けてもいいのではないかというお話です。現実的に考えれば、アーセナルは3人を獲得してトーマスをキープしている今が最強なのかもしれません。
ちなみに、モナコのユスフ・フォファナは3000万ポンドで獲得できるようです。エドゥ監督とアルテタ監督は、どんな決断を下すのでしょうか。冬のマーケットでトロサールとジョルジーニョを押さえたコンビゆえ、「そこがあったか!」というサプライズを披露してくれる気もします。まずはラヴィア争奪戦ですね。ロマーノさんは「レッズが代理人と接触」といっていますが…。
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いつも楽しき読ませてもらってます
ムサデンベレじゃなくてディアビだと思いますよ
グーナーですが個人的にはバーンズとって欲しい
おっしゃるとおり、ディアビです。
手が勝手にやりました。
ご指摘ありがとうございます。
訂正させていただきました。