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オナナもホイルンドも獲得間近?マンチェスター・ユナイテッドの補強は今週が正念場!

ダヴィド・デ・ヘアの退団は、新たなGK獲得の予兆と捉えてよさそうです。ファブリツィオ・ロマーノさんは、「マンチェスター・ユナイテッドにとって、今週はアンドレ・オナナウイークだ」とツイート。個人条件は既にクリアしており、水曜日か木曜日にクラブ間合意に至る見通しと伝えています。

「スカイスポーツ」のダルメシュ・シェス記者によると、プレミアリーグのクラブは3850万ポンドを提示し、インテルは5100万ポンド(約93億円)を主張。1000万ポンド以上のギャップがあっても、成立すると見られているのは、セリエAのクラブが前向きに交渉を進めているからです。

マンチェスター・ユナイテッドは、アメリカに渡るプレシーズンツアーにオナナを参加させたいと考えており、インテルも早期に新たなGKを迎えようとしています。最有力候補と目されているのは、バイエルンのヤン・ゾマー。レギュラーでプレイできるならOKというスイス代表を押さえられれば、27歳の守護神の移籍は一気に決まりそうです。

懸案のGK獲得に近づいているクラブは、ストライカーも個人合意に到達と報じられています。「テレグラフ」のサム・ウォレス記者と、「ガーディアン」のジェイコブ・スタインバーグ記者は、「アタランタFWラスムス・ホイルンドに対するマン・ユナイテッドのオファーは5000万ポンド」とレポート。「スカイスポーツ」と「Goal」の記事も、交渉は順調といっています。

まだ20歳で伸びしろがあるとはいえ、2022-23シーズンに公式戦42試合16ゴールとブレイクしたばかりの選手に5000万ポンドは、なかなかのギャンブルです。「ホイルンドは新たなハーランドなのか?」というテーマでスタッツを分析したアダム・ベイト記者は、90分あたりのさまざまな数字を出しながら、「次のステップに進める選手」と評価しています。

オープンプレーからのゴールは0.44でリーグ7位、オンターゲット1.37本は8位、ボックスでのタッチ数6.92は3位、デュエルの勝利3.78は6位。プレミアリーグで同じレベルのスタッツを叩き出せればいいのですが、問題は「アタランタでやったことを、よりプレッシャーがかかるマンチェスターでできるか」でしょう。

われわれサポーターに求められるのは、早急に結果を要求しないことなのかもしれません。ドルトムントで既に驚異的なハイペースを記録していたハーランドと、頭角を現したばかりの原石を比べるのは酷です。ゴールを量産してくれればOK。フィットするのに時間がかかったら、ラシュフォードにがんばってもらえばOKと、長い目で見たそうがよさそうです。

メイソン・マウントに5500万ポンド、オナナは5000万ポンド、ホイルンドも5000万ポンド。予算1億2000万ポンドと伝えられるクラブは、最大で1億5000万ポンドの投資となりますが、交渉による減額と分割払い、余剰戦力の売却で何とかするのでしょう。セントラルMFとCBも強化したいところではあるものの、まずは獲得間近と伝えられる2人の着地に注目しましょう。


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