浦和レッズ戦前夜。アーセナルの公開練習を観てきました。
さて、ファンミーティングは、試合会場の埼玉スタジアムがある浦和市内の某所で行われました。やはり筋金入りのグーナーが集う空気は濃密です。会の性格上、アーセナルにちなんだ何かを着ていたほうが安全である、ということと、しかしマンチェスター・ユナイテッドサポーターとして、プレミアリーグのライバルのエンブレムがどーんと目立ったものはさすがに…という悩ましさのなか、この状況で何を着ていくのかは重要なテーマです。
以前にも書きましたが、私は名古屋グランパスファンでヴェンゲル監督には未だに感謝の気持ちを忘れておりませんので、結局「名古屋グランパスVSアーセナル」の記念Tシャツを着て、待ち時間にはアーセン・ヴェンゲル著「勝者のヴィジョン」を熱心に読むクールなファン、というキャラクターを通して空気のような存在でいたのですが、会場に選手が入ってくると、みなさんの熱狂ぶりに一気に置いていかれました。若手中心に8人の選手が次々と登場するなかで、やはりGKファビアンスキ、そしてローラン・コシールニーには、みなさんテンションが上がるようです。コシールニーは、見た目はカッコイイのに、トークがボソボソ系なんですよね。味があっていいのですが、ややもったいない。
基本的には、サポーターからの質問を司会者が代表して選手に聞いていく、というスタイルで進んでいきます。「いちばんおもしろいキャラは?」という質問には、その場にいる選手たちは迷いなく「ルカス・ポドルスキ」と即答。するとそこで…。
とまあ、インタビューありクイズありで、緩く楽しく時間は過ぎていきます。一般的に、こういう場になると通り一遍のコメントしかしなくなる選手もいるものですが、アーセナルの選手たちは、会の進行や雰囲気をおさえながら、どんな質問にもカジュアルに率直に答えて場を沸かせており、インテリジェンスが感じられます。チームカラーのなせる技なのか、この日の8人がそういう人選だったのかはわかりませんが。コシールニーがいちばんディフェンシブでしたね。
そんなわけで、サッカーファンにはたまらない楽しい半日を過ごせましたが、本日、アーセナルは埼玉で浦和レッズと、マンチェスター・ユナイテッドは大阪でセレッソと戦います。来季のプレミアリーグを占ううえでは、どちらも簡単に負けてなどいられない一戦。せっかく練習を観たのでゲームも…という気持ちを振り切って、今夜は本来のポジションでゲームに集中する所存です。香川真司、がんばれ!(うーん、急激に話をまとめようとし過ぎて、オチが空々しいですね。いろいろ、反省)
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