カソルラ、サニャ復帰で視界良好のアーセナル、ホームでライバルを叩ける勝負の2週間!
今月末にキャピタルワンカップのチェルシー戦、11月になるとプレミアリーグでリヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド戦があり、今季最初のヤマ場を迎えるアーセナルですが、いくつかのささやかな幸運もあり、視界良好といっていいでしょう。最初の幸運は、来週チャンピオンズリーグでエミレーツに迎えるドルトムントが、アーセナルもびっくりの野戦病院状態にあることです。SBビシュチェク、センターMFのケールとチームの背骨であるギュントガンが完全アウト。間に合うといわれているシュメルツァー、スベン・ベンダー、マルコ・ロイス、サヒン、ホフマンも完調にはほど遠い状態でしょう。ナポリ、マルセイユも同組となり、「死のグループ」といわれたチャンピオンズリーグでしたが、いざ戦ってみるとどのクラブもケガ人や不調の選手が多く、叩いてくださいといわんばかりの3割引状態。ガナーズは心置きなくプレミアリーグと国内カップに集中できます。
2つめのささやかな幸せは、10月末のキャピタルワンカップのチェルシー戦と、11月頭のリヴァプール戦をホーム・エミレーツで戦えることです。11月10日に予定されているオールド・トラフォードでのマンチェスター・ユナイテッド戦までの間で、国内でのアウェイゲームはクリスタル・パレス戦のみ。あと2週間といわれているウォルコットをはじめ、ケガ人だらけの状態のなかで、厳しいアウェイゲームがないのは助かります。キャピタルワンカップの4回戦という早いタイミングでチェルシーと当たってしまうのはきついといえばきついのですが、アーセナルにしてみれば、このカップ戦は優勝にしか価値がありません。どのみち後々、強豪との対決が避けられないのだとすれば、いっそ早く当たってしまったほうがすっきりします。勝てば準々決勝以降のライバルをひとつ蹴落とすことができ、負ければタイトなスケジュールを回避できるわけですから。
とはいえホームなので、もちろんチェルシーとリヴァプールには必勝の構えでしょう。チャンピオンズリーグでのドルトムントとの連戦を含め「17戦連続負けなしでマンチェスターに乗り込む」という状況になれば最高ですね。数字で書くと、途方もないことのように感じますが、ノーウィッチとクリスタル・パレスに勝ち、野戦病院に1勝1分でいいのですから、決して無謀なヨミではないはずです。スケジュールが厳しいのは他のクラブも一緒。チャンピオンズリーグ、キャピタルワンカップ、プレミアリーグと、ホームゲームでライバルを3発叩けるここからの2週間で、どれだけ勝ちを積んでその後の戦いにアドバンテージを作れるかが勝負です。
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