イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録 | プレミアリーグの最新情報ブログ

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

このまま去ってしまうのか…5試合連続欠場のメスト・エジルにインテル移籍報道!

左隅へのコントロールショット、ベジェリンをフリーにさせる絶品スルーパス、スピーディーなワンツーからオーバメヤンへのアシスト。プレミアリーグ9節のレスター戦で、3ゴールすべてを演出したメスト・エジルがあまりにも素晴らしく、やっぱりアーセナルのアタックの中心は稀代のプレーメイカーだと深くうなずいたのでした。プレミアリーグ7試合3ゴールは例年よりもハイペースで、エメリ監督の下では運動量と得点力がUPした新しい10番を見せてくれるものと確信しました。

あれから、1ヵ月半。アーセナルで最高給のスターには、インテル移籍の噂が流れています。「Mesut Ozil’s agent ‘to fly to Italy to hold talks’ over £25m Inter Milan switch(メスト・エジルの代理人は、2500万ポンド以上の移籍金でインテルに乗り換えるための交渉をするべくイタリアに飛んだ)」。イギリスメディア「デイリー・ミラー」は、30歳のワールドカップウィナーが不透明な未来を嫌い、獲得を熱望するインテルに行く準備を始めたと報じています。

きっかけは、プレミアリーグ12節のボーンマス戦でした。エジルを外した理由を問われたエメリ監督は、「フィジカルの強さがあったほうがゲームを優位に展開できると考えた」と答えました。以来、エジルは負傷を理由に休んでいたのですが、ノースロンドンダービーの試合後会見で司令塔がいつケガをしたのかを聞かれた指揮官は、「知らない」とひとこと。スタジアムにいたかどうかも把握しておらず、これをきっかけに退団報道がヒートアップし始めます。

ハダースフィールド戦の前には、エメリ監督が「エジルは出場できるだろう」と語っていたにも関わらず、当日のリストに彼の名前はありませんでした。背中の状態は、公式戦を5試合も休むほど悪いのか。あるいは他に理由があるのか。「デイリー・ミラー」が、「mysterious back problem(不思議な背中の問題)」と形容するほど、この1ヵ月の情報は不可解でした。

アーセナルで素晴らしいプレイを披露し続けてほしい…。エジルが好きな私としては、インテルへの移籍話がよくあるゴシップであることを祈るばかりですが、今季のプレミアリーグのスタッツを見ると愕然とします。825分の出場時間でアシストはわずか1、オンターゲットは3本…!ゴールシーン以外で枠に打っていないエジルが、攻撃面での貢献度が低いことにあらためて気づかされました。新契約がまとまらず、夏にクラブを離れるといわれているアーロン・ラムジーを見てみると、656分の出場時間で1ゴール6アシスト。どちらかを残せるといわれればラムジーを取るというグーナーもいるのではないでしょうか。1試合あたりのシュート数がジャカの半分以下では、エメリ監督にフィジカルが強い選手を優先するといわれても仕方がありません。

私が望んでいるのはエジルの残留ではなく、エジルの活躍です。プレミアリーグ35試合6ゴール19アシストという記録を残した2015-16シーズンの輝きを取り戻してほしいのです。ようやく10番のシャツを手に入れた年に、指揮官の信頼を取り戻せないまま去っていってしまうのでしょうか。週給35万ポンドが浮いたら、エメリ好みの選手を2人は加えられるだろうと冷静にソロバンを弾きながらも、底知れぬ寂しさを持て余す寒い冬の朝なのであります。

おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


“このまま去ってしまうのか…5試合連続欠場のメスト・エジルにインテル移籍報道!” への7件のフィードバック

  1. stotina より:

    更新おつかれさまです。いつも楽しく拝見しております。

    このスタッツはたしかに愕然としますね…。
    こちらの件、ラムジーの処遇も含めてなんだか不思議な感じがしています。
    ラムジーなんか、クラブからオファーを引き上げられるとか、もっと険悪になっても良さそうなところが、本人の様子を見る限りでは、そこまでクラブとの関係が悪化しているようにも感じない…エジルについても処遇への露骨な不満が見られないあたり、選手のプロフェッショナリズムは賞賛すべきですが、加えてクラブの情報管理が徹底しているのか、あるいは別の筋書きが共有されているのか…。
    こちらのエントリを拝見して、クラブはエジルorラムジーの選択を考慮しており、エジルの処遇によってはラムジーの逆転契約延長もあり得るのではないか、などと妄想する一方、エメリHCは周到かつ漸進的にチーム改編を進めているのでは?とも思えてきました。
    エメリさんなら、エジルとラムジーをチームに組み込む引き出しも持っているように思うのですが…。
    ウェルベックの未来やCBの補強も含めて、思いのほか落ち着かない冬になるかもしれません。

  2. グナ より:

    残ってほしいけど、エジル⇄ポグバの交換でいかがでしょうか。

  3. グナ より:

    年齢的にユナイテッドにいくらか金銭の支払いが必須ではありますが。

    しかしエメリよりもフロント主導でコスパ重視の契約が進められているように感じます。これは仕方ない、トレイラのような選手の獲得を願うばかりです。

  4. とも より:

    このまま去って欲しくないです・・何と言いましょうか、エメリはわりと素直でわかりやすい戦術のために連勝している気がします。そしてファンの怒りを買う覚悟で私の偏見を申しますと、現在のアーセナルはエジルより凡庸なまとまりで成功を収めているように思うのです。エメリの逐一指示がなければ迷う若者と言いましょうか。しばらくは今の調子でうまくいったとぢても、それ以上はある種の創造力が必要になる。その時こそ・・・と思いつつ、エジルがそれまで腐らず耐えられるか心配です。これ以上は、もはやバカなファンの戯言と捉えてくださって良いのですが、あの南アフリカ大会で膝を抱えて泣いていた青年の現在の苦境は耐え難い。芸術のような柔らかいボールタッチ。本当に彼には活躍して欲しいです。でも彼自身がこだわるようにアーセナルである必要があるでしょうか。ここはひとつ代理人とともに賢い選択をして欲しいです。・

  5. エミリー より:

    エジルのバカげた額の週給契約にサインしたヴェンゲルさんに失望した派の人間です。
    リーグ6位のチームにいる選手が貰う額じゃないですよね。
    エジルは優れた選手だけど、その額に見合う活躍はしていないと思います。
    ライバルとの対決、時には格下との試合でも消えてしまう試合が多いし、紛れもないファンタジスタだが、それも数試合に一回程度と波がある。
    ライバルクラブの同じポジションの選手と比べても、試合毎の活躍度にムラがありすぎます。
    新戦力の獲得の為のコストカットで、リストの上位に彼の名前があがっても仕方ないと思います。
    今季の成績であの週給では、活躍してくれてる他のメンバーにしめしがつかないし、同じように払っていたら、優勝する前に破産してしまう。
    エジルはロマンチストだったヴェンゲルさんの理想で、建て直しを計るエメリ監督がどんな決断を下すのか、見守りたいですね。

  6. プレミアリーグ大好き! より:

    調子がいいときは世界最高とは思いますが上の方がおっしゃるようにむらがありすぎですね。
    スタッツにもそれがでてます。
    色々条件を考えるとやむ無しですが手放した場合後悔する日は来るでしょうね
    こんなときエジルはいたら と思う場面は訪れそうではあります

  7. プレミアリーグ大好き! より:

    アーセナルのファンではないからかもしれませんがアーセナルはエジルの売り時とベンゲルを長引かせ過ぎたんだと思います。
    今はもうエメリのチームなんだからそこに合わない選手が売られるのは当然だと思うし、一人の選手の才能でサッカーをする時代ではないです。

コメントを残す