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いつの間にか3位に浮上…エメリ監督率いる新生アーセナルのスタッツ徹底研究!

いつの間にか…といったら、グーナーのみなさんに叱られるでしょうか。残り7試合となって、アーセナルがプレミアリーグ3位に浮上しました。直近5試合で1分4敗と絶不調のスパーズに対して、ガナーズは4勝1分と快調に勝ち点を積み上げてきました。10ポイント差を5週間でひっくり返したチームは、久しぶりにトッテリンガムデーを祝えるかもしれません。ベジェリンとホールディングを負傷で失い、エジル、ラムジー、ミキが本領を発揮できない期間が長かったなかで、エメリ監督はよくやっているのではないでしょうか。今季プレミアリーグにおけるガナーズのスタッツを見ると、なかなか特徴的なチームです。

26試合以上に先発した選手がひとりもいない唯一のクラブ。ウルヴスが9人、チェルシー8人、リヴァプールが7人と主軸が明確なチームに対して、エメリ監督の流動的な起用と負傷やコンディション不良の多さが対照的な数字となった理由だと思われます。パス本数とポゼッションはいずれもマン・シティ、チェルシー、リヴァプール、トッテナムに続く5位で、ロングボール1729本はチェルシー、マン・シティ、ボーンマスの次に少ない17位。クロス450本は何と最下位です。長短のアクセントをつけて攻めるチームではなく、確実にパスをつないでゴールに迫ろうとするスタイル。ヘディングで決めたゴールは4本(16位)しかなく、セットピース以外でゴール前に高いボールが上がらないチームです。

シュート数375本は、レスターやクリスタル・パレス、サウサンプトン、エヴァートン、フラムを下回る12位。プレミアリーグ制覇をめざすなら解決しておきたい課題でしょう。オーバメヤン&ラカゼットの強力2トップ以外に50位以内に入っている選手がおらず、チーム3位が先発13試合のミキというのはいただけません。ボックスの外からのシュート比率が33%で17位となっており、遠めから脅威を与える選手がジャカしかいないために、ゴール前を固められてしまう時間帯が目立ちます。

シュートの総本数は少ないのですが、オンターゲットに絞ると142本で7位に浮上します。オーバメヤンが32本でプレミアリーグ10位、ラカゼット27本、ラムジーが12、イオビが11、ミキとジャカが10。エメリ監督は、オンターゲット4本がすべてゴールのメスト・エジルにアグレッシブなプレイを求めているのではないでしょうか。ニューカッスル戦の後のリスペクトは、消える試合が多かった10番に最前線に飛び出す動きが増えたからだと思われます。

イオビ、メートランド=ナイルズ、ルーカス・トレイラ、グエンドゥジなど若い選手が機能し、ゴールマウスはレノに任せられるようになりました。来季のこのチームにほしいのは、得点力のあるトップ下、ラムジーの代役、外から突破できるウインガー、右サイドで機能するレフティ、最終ラインを統率できるCBといったところでしょうか。2列めはエジルやミキを蘇生させるのか、エメリ好みの新戦力を連れてくるのか。プレミアリーグ4位以内を確保し、何人かのベテランを放出すれば、それなりのタレントを数人ゲットすることができそうです。2019-20シーズンが終わったとき、エメリ監督がグーナーの真の称賛を得るためには、アウェイが5試合もある今季の最終盤をしのぎきらなければなりません。アーロン・ラムジーが素敵な置き土産を残してくれそうな気がするのですが、うれしいような、寂しいような…。

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“いつの間にか3位に浮上…エメリ監督率いる新生アーセナルのスタッツ徹底研究!” への1件のコメント

  1. ゆゆ より:

    更新お疲れさまです。細かいスタッツもいつも勉強になります、ありがとうございます。
    ユナイテッド戦のシックスポインターを制したことと、スパーズの失速が大きな要因ですよね。
    鬼門のアウェイ5試合は不安要素ですが、、エヴァートンとウルヴス戦を乗り切ればいけるでしょう。

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