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オーバメヤンが退団を希望⁉ ミケル・アルテタは引き留めるか、売り払うか…!

ミケル・アルテタ監督の就任は、彼の気持ちをどちらに動かすのでしょうか。ピエール・エメリク・オーバメヤン。イギリスメディア「ミラー」が、昨季プレミアリーグの得点王はクラブの現状に不満を溜めており、1月に退団したがっていると報じています。チェフ、ラムジー、モンレアル、コシールニーが一斉にいなくなったアーセナルで、今後も残りそうなのはベジェリンのみ。チームが不安定な状況に陥ったときに、束ねる存在がいないのも、現在のスカッドのウィークポイントでしょう。サポーターとトラブルを起こしてしまったジャカがキャプテンマークを奪われ、後を継ぐことになったストライカーは、仲間をまとめる役割を果たせなかったようです。

プレミアリーグ通算66試合43ゴール、ヘディングはゼロ。フリーになれるスペースを見つけるのがうまいワールドクラスは、アーセナルになくてはならないパーツでした。昨季のプレミアリーグで、中盤の選手が25ゴールを挙げていたガナーズは、ミキ、ラムジー、イオビと13ゴール分を夏に手離してしまい、2019-20シーズンはルーカス・トレイラの1発しかありません。前線が決めるか、セットピースを活かすしかなくなっていたチームは、オーバメヤンがいなければ、さらに厳しいポジションに沈んでいたでしょう。現在の彼らのポテンシャルで、これだけ計算できる点取り屋を獲得するのは不可能です。高額の移籍金に耐えうる資金力も、選手の心をつかむ材料も欠いているクラブは、エースを全力で引き留めるか、現有戦力で耐えるか、まずまずの選手を連れてくるしか選択肢はありません。

レアル・マドリードに行きたがっているといわれる稀代のストライカーが去ったら…当面はラカゼットに最前線を託し、アルテタが求める選手を夏に獲得するということになるのでしょうか。「私が求めていることを気分よくやれる選手が欲しい」「フットボールクラブに情熱とエネルギーを注げる人材を求めている。それを受け入れられない選手は、クラブとカルチャーにとって必要な存在ではない」。冷静さと一貫性が重要だとペップから学んだと語る若き指揮官は、新しいやり方に納得できない者は去っても構わないと断言し、毅然とした姿勢を見せています。

「インディペンデント」は、アーセナルからの脱出を考えているのはオーバメヤンだけではないと主張しています。トルコでプレイすることを検討しているエジル、これまでの戦術に不満を感じているラカゼット、サポーターとの関係がこじれてしまったジャカ。彼らがチームを離れることになったら、アルテタはどんな布陣で戦うことになるのでしょうか。4人が抜けると、中盤より前の最年長は24歳のニコラ・ペペ!1年半しかいなかったエメリが、ヴェンゲル時代を知るタレントたちをいかに早く放出したかがよくわかります。

GKは、プレミアリーグ最多の100本のオンターゲットを喰らい、73本をストップしたセーブ王ベルント・レノ。最終ラインにベジェリン、ダヴィド・ルイス、ホールディング、メートランド=ナイルズが並び、3月には左サイドにティアニーが復帰するでしょう。中盤は、アンカーにルーカス・トレイラ、左右に配するのはグエンドゥジと復帰間近のダニ・セバージョス。右サイドにニコラ・ペペ、左にサカ、トップにはラシュフォード以上のポテンシャルが感じられるマルティネッリを入れたくなります。スターたちを売ったお金でCB、インサイドMF、前線を補強し、エミール・スミス=ロウやネルソンを育て上げれば、それなりに戦えるチームにはなりそうです。

アルテタ監督が抜本的な改革に打って出れば、それはそれで盛り上がるのですが、やっぱりオーバメヤンとラカゼットの強力2トップを失うのは避けたいですね。現役時代に、人望の厚さでは定評があった新指揮官は、新たなコンセプトによってエースを翻意させられるでしょうか。年末の3試合を終え、ニューイヤーズデーにマンチェスター・ユナイテッドをエミレーツに迎えたとき、アーセナルがどんなポジションにいるのかが重要なのではないかと思います。プレミアリーグの4位との差は7ポイント、降格ゾーンとの差も7ポイントです。

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“オーバメヤンが退団を希望⁉ ミケル・アルテタは引き留めるか、売り払うか…!” への5件のフィードバック

  1. ぐなです より:

    アーセナル記事2連発、ありがとうございます笑
    オバメの心情を考えると「そりゃ出て行きたくなるわなぁ」と言ってしまいそうになりますが、さすがにそれはマズイです。
    彼の代わりになるようなストライカーは市場にいないも同然ですから。
    ファンペルシーがいなくなった後の前線の混乱ぶりを思い出すべきでしょう。
    あとはオバメ次第ですかね。
    彼はドルトを退団する直前には、けっこうオープンに不満を口にしていたことがあるので、そのような傾向が見えた時には迷わず切るべきだとは思いますが。
    そうならないことを願っています。

  2. 海苔助 より:

    ファンハールとモウリーニョとAVBが根本的に違うサッカーやってる辺り、アルテタがペップの安っぽいコピーというのはあまり当たらないかと
    レンジャーズ時代のマクリーシュやモイーズの影響受けたキック&ラッシュ始めたら笑いますが、よく考えたら今を時めくクロップだって結構キック&ラッシュしてますよね笑
    何にせよ若い監督なので、若いチームと一緒に成長して行って欲しいですね

  3. エミリー より:

    まず、出来る限りアルテタの望む形でチームが運営されるのが一番大事です。
    不協和音をもたらすなら、期待の若手だろうと、中心選手だろうといらないと思う。
    今のアーセナルは、監督がいるもいないも関係ないような愚か者達のチームなのは明白で、大掃除が必要なのでは?と考えています。

    現状維持するプライドも無くなるとこまで落ちたついでに、一からきちんと積み上げて行こう。
    何年後かに、今のレスターみたいなワクワクするチームになるために。

    スター選手がチームの成績を上げるのではなく、チームの成績がスター選手を作るチームにしよう。
    とにかく、それが私の望みです。

  4. プレミアリーグ大好き! より:

    ランプスみたいに上手くいってほしいがやっぱ不安
    自分は好きな選手や監督でもダメなら無理な擁護せずダメだなって言う奴だからそう言わせない形になってほしい

  5. アン より:

    オーバメヤンは売りで良いと思います。
    むしろアルテタがやらんとしそうなサッカーにはラカゼットの方が必要。

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