2020.11.25 チャンピオンズリーグ2020-21チャンピオンズリーグ
91分、オリヴィエ・ジルー!レンヌを下したチェルシーがノックアウトラウンド進出決定!
チャンピオンズリーグ、再開。4節の初日に登場するプレミアリーグのクラブは、チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドです。2勝1分でグループEの首位に立っているチェルシーは、レンヌの本拠地ルート・ド・ロリアンに乗り込んでいます。さっそく、ランパード監督が選んだ11人をチェックしておきましょう。GKエドゥアール・メンディ、DFアスピリクエタ、ズマ、チアゴ・シウヴァ、チルウェル。MFジョルジーニョ、コヴァチッチ、メイソン・マウント、FWハドソン=オドイ、タミー・アブラハム、ヴェルナー。プレミアリーグで7戦連続無敗のチームは、この試合で勝てばグループステージ突破が決まる可能性大です。
4分にいきなり決定機を創ったのは、白いシャツを纏ったチェルシー。右サイドを突破したハドソン=オドイのアーリークロスが、中央から走り込んだヴェルナーの足元に届きます。ニューカッスル戦で外しまくった新エースは、ゴールまで5メートルの至近距離で合わせたノーマークのボレーを打ち上げてしまいました。相手のミスに救われたレンヌはゲームを落ち着かせ、10分過ぎからは中盤を支配しています。アウェイチームがいい形にならないのは、前線のもらいにいく動きが少ないからでしょうか。
22分に自陣でボールを奪ったメイソン・マウントは、右からラインの裏に抜けた快足ウインガーを見逃しませんでした。美しいロングフィードがハドソン=オドイの足元に入り、GKゴミスと1対1。今季プレミアリーグで未だ1ゴールのヤングスターは、冷静にGKの脇を抜いてチームにリードをもたらしました。0-1となった後の展開はイーブン。29分、ボックス左に出たチルウェルのクロスはダ・シウヴァに当たり、こぼれ球をフォローした2度めのラストパスをメイソン・マウントが合わせたボレーは、GKゴミスが右手でセーブします。直後にコヴァチッチが放った右足のミドルは、枠の上に浮いてしまいました。
32分、右サイドからドクが上がり、グラウンダーに反応したブリジョーのシュートがズマに当たると、こぼれ球をフリーで叩いたレア・シリキのボレーはミスキック。絶好のチャンスを逸した12番は、ピッチを叩いて悔しがっています。39分にギラシーが放った地を這うような一撃は、エドゥアール・メンディが右に手を伸ばしてキャッチ。40分過ぎからのレンヌの猛攻も、9月までチームメイトだった敵の守護神が冷静に対応してゴールを許しませんでした。前半は0-1。後半の立ち上がりも、レンヌがプレミアリーグのクラブを押し込んでいます。54分、右から斬り込んだアマリ・トラオレのシュートコースを読んで体に当てたチアゴ・シウヴァの守備は、見事というしかありません。
63分にタミー・アブラハムの反転を阻止したニャムシは、腕で体を抱え込んでおりましたが、レフェリーの笛は鳴らず。ランパード監督は、68分にメイソン・マウントとタミー・アブラハムを下げ、カンテとジルーを投入します。72分にロマン・デル・カスティージョが左サイドから折り返すと、ギラシが大きなトラップで左に出て右足でプッシュしますが、メンディが触ってCK。ブリジョーのキックを叩いたニャムシのヘディングは決定的でしたが、これもメンディが素晴らしい反応で手に当て、失点を回避しました。レンヌが追いついたのは85分、ブリジョーのCKをギラシが完璧なヘッドでズドン!ドロー決着かと思われた91分、チェルシーの劇的な決勝ゴールはグルニエのパスをカットして発動したショートカウンターからでした。
ツィエクのスルーパスがボックス左に走ったヴェルナーに通ると、左足のシュートは飛び出したゴミスがブロック。ゴール前に高く浮いたボールをニャムシとジルーが競ると、勝ったのは今季プレミアリーグでノーゴールのベテランストライカーでした。ボールはクロスバーの下を叩いてゴールイン!苦しかったアウェイゲームをものにしたチェルシーが、ノックアウトラウンド進出を決めました。
シュート数13対9、オンターゲット5対5、ポゼッションは51%対49%。プレミアリーグで快勝を続けていたチームが、これほど劣勢に立たされるとは思いませんでしたが、今日は3ポイントをゲットできればOKです。ミッドウイーク開催のやっかいなCLの残り2つを消化試合にできるようになり、いい雰囲気で日曜日のトッテナム戦に向かえるのではないでしょうか。公式戦の無敗記録を10に伸ばしたランパード監督のチームは、それでも発展途上。ようやく調子を上げてきたハドソン=オドイ、チームにフィットしきれていないカイ・ハヴェルツ、負傷リタイアのプリシッチらが本領を発揮すすれば、欧州で上位を窺えるチームに化ける可能性があります。素晴らしい!
4分にいきなり決定機を創ったのは、白いシャツを纏ったチェルシー。右サイドを突破したハドソン=オドイのアーリークロスが、中央から走り込んだヴェルナーの足元に届きます。ニューカッスル戦で外しまくった新エースは、ゴールまで5メートルの至近距離で合わせたノーマークのボレーを打ち上げてしまいました。相手のミスに救われたレンヌはゲームを落ち着かせ、10分過ぎからは中盤を支配しています。アウェイチームがいい形にならないのは、前線のもらいにいく動きが少ないからでしょうか。
22分に自陣でボールを奪ったメイソン・マウントは、右からラインの裏に抜けた快足ウインガーを見逃しませんでした。美しいロングフィードがハドソン=オドイの足元に入り、GKゴミスと1対1。今季プレミアリーグで未だ1ゴールのヤングスターは、冷静にGKの脇を抜いてチームにリードをもたらしました。0-1となった後の展開はイーブン。29分、ボックス左に出たチルウェルのクロスはダ・シウヴァに当たり、こぼれ球をフォローした2度めのラストパスをメイソン・マウントが合わせたボレーは、GKゴミスが右手でセーブします。直後にコヴァチッチが放った右足のミドルは、枠の上に浮いてしまいました。
32分、右サイドからドクが上がり、グラウンダーに反応したブリジョーのシュートがズマに当たると、こぼれ球をフリーで叩いたレア・シリキのボレーはミスキック。絶好のチャンスを逸した12番は、ピッチを叩いて悔しがっています。39分にギラシーが放った地を這うような一撃は、エドゥアール・メンディが右に手を伸ばしてキャッチ。40分過ぎからのレンヌの猛攻も、9月までチームメイトだった敵の守護神が冷静に対応してゴールを許しませんでした。前半は0-1。後半の立ち上がりも、レンヌがプレミアリーグのクラブを押し込んでいます。54分、右から斬り込んだアマリ・トラオレのシュートコースを読んで体に当てたチアゴ・シウヴァの守備は、見事というしかありません。
63分にタミー・アブラハムの反転を阻止したニャムシは、腕で体を抱え込んでおりましたが、レフェリーの笛は鳴らず。ランパード監督は、68分にメイソン・マウントとタミー・アブラハムを下げ、カンテとジルーを投入します。72分にロマン・デル・カスティージョが左サイドから折り返すと、ギラシが大きなトラップで左に出て右足でプッシュしますが、メンディが触ってCK。ブリジョーのキックを叩いたニャムシのヘディングは決定的でしたが、これもメンディが素晴らしい反応で手に当て、失点を回避しました。レンヌが追いついたのは85分、ブリジョーのCKをギラシが完璧なヘッドでズドン!ドロー決着かと思われた91分、チェルシーの劇的な決勝ゴールはグルニエのパスをカットして発動したショートカウンターからでした。
ツィエクのスルーパスがボックス左に走ったヴェルナーに通ると、左足のシュートは飛び出したゴミスがブロック。ゴール前に高く浮いたボールをニャムシとジルーが競ると、勝ったのは今季プレミアリーグでノーゴールのベテランストライカーでした。ボールはクロスバーの下を叩いてゴールイン!苦しかったアウェイゲームをものにしたチェルシーが、ノックアウトラウンド進出を決めました。
シュート数13対9、オンターゲット5対5、ポゼッションは51%対49%。プレミアリーグで快勝を続けていたチームが、これほど劣勢に立たされるとは思いませんでしたが、今日は3ポイントをゲットできればOKです。ミッドウイーク開催のやっかいなCLの残り2つを消化試合にできるようになり、いい雰囲気で日曜日のトッテナム戦に向かえるのではないでしょうか。公式戦の無敗記録を10に伸ばしたランパード監督のチームは、それでも発展途上。ようやく調子を上げてきたハドソン=オドイ、チームにフィットしきれていないカイ・ハヴェルツ、負傷リタイアのプリシッチらが本領を発揮すすれば、欧州で上位を窺えるチームに化ける可能性があります。素晴らしい!
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ゴールに限ると不調のヴェルナーに代わりジルーが決める、結果だけみるとファンには最高の展開です。オドイとヴェルナーの全速力のカウンターという恐ろしい攻撃オプションが見れたのも良かったです。さぁ次節のスパーズ戦が見どころですね。