2020.11.27 チャンピオンズリーグ2020-21チャンピオンズリーグ
ペペ、ネルソン、最後はバロガン!若手躍動のアーセナルがELグループステージ突破決定!
アーセナルとレスターは3連勝、トッテナムは2勝1敗。ヨーロッパリーグのプレミアリーグ勢は3チームとも首位に立っており、4節のゲームで勝てばノックアウトラウンド進出に近づきます。モルデVSアーセナル、スポルティング・ブラガVSレスター、トッテナムVSルドゴレツのなかから、ノルウェーで戦うガナーズのゲームをレポートしましょう。プレミアリーグでは直近5試合で1ゴールと得点力不足にあえいでいるチームは、ヨーロッパリーグでは好調キープ。ラピッド・ウィーンとのアウェイゲームを1-2で制した後、ダンドークに3-0、モルデに4-1とゴールラッシュを続けています。
アルテタ監督が選んだ布陣は、4-4-2でしょうか。GKルナルソン、DFセドリク・ソアレス、ムスタフィ、ダヴィド・ルイス、メートランド=ナイルズ、MFニコラ・ペペ、ウィロック、ジャカ、ネルソン、FWラカゼット、エンケティア。開始早々から押し込んでいたアーセナルの第一印象は、「先制されなければ大丈夫」「ゲームの興味は、いつゴールを決めるか」でした。左サイドのメートランド=ナイルズが、縦パスでネルソンを走らせる形が何度もあり、クロスが上がる際には3人がボックスに入ってきています。
12分のCKが右サイドに流れ、セドリクのクロスをムスタフィがファーに送ると、ニコラ・ペペの豪快なボレーはバーの上。直後、左サイドのネルソンがラカゼットに預けてボックスに走り込むと、絶妙なリターンが足元に入りました。ニアを狙ったシュートはGKリンデがブロック。ピンチをしのいだモルデは、15分に決定機をつかみます。CKのクリアを拾って左から高速グラウンダーが入ると、ファーから飛び込んだシンヤンは、まっすぐプッシュすればよかったボレーをクロスに蹴ってしまい、ルナルソンのビッグセーブを演出する格好となりました。
17分のニコラ・ペペのミドルはGKの正面。プレミアリーグのリーズ戦で1発レッドを喰らったドリブラーは、右サイドからのカットインが脅威になっています。33分、ラカゼットのパスを受けてワンステップで放ったエンケティアのミドルは、リンデの守備範囲。40分にメートランド=ナイルズがボックスの左手前にいたネルソンにパスを通すと、ラカゼットとワンツーをかわした20歳のフィニッシュは惜しくもバーを越えていきました。
前半は0-0。モルデのアタックは、セットピースとロングクロスに要注意です。ハーフタイムの交代は、ダヴィド・ルイスからホールディング。49分にクロスバーを叩いたニコラ・ペペのミドルは、ゴールを連発する予告のような一撃でした。1分後、CKからの二次攻撃で、セドリク、ホールディング、メートランド=ナイルズ。ラカゼットと右から左にパスがまわります。9番が左サイドに流したボールを丁寧に中央に浮かしたのはウィロック。ファーで待っていたのは、左からCKを蹴った後に定位置に戻っていたニコラ・ペペでした。トラップからフィニッシュまでのアクションはスムーズで、左足を離れたボールはGKのグローブを弾いてサイドネットに届きました。
勝負を決する追加点は55分。ヨーロッパリーグでは元気なウィロックが右から入れたグラウンダーは、GKを迷わせる絶妙なコースでした。リンデの目の前に走り込んで、軽くタッチしたのはリース・ネルソン。U-21コンビのゴールでセーフティリードを得たアルテタ監督は、ジャカ、ラカゼット、ウィロックを次々と下げ、ダニ・セバージョス、エミール・スミス・ロウ、ティアニーを投入しました。最後の見せ場は83分。アルテタ監督が1分前に起用した18歳の大器が、いきなり結果を出しました。
ティアニーが斜めに出したパスを受けたスミス・ロウが中央にグラウンダーを通すと、トラップで振り向いて右足で決めたのはフォラリン・バロガン!昨季のU-23プレミアリーグで15戦10ゴール4アシストのヤングスターは、6月に契約延長拒否が話題になった選手ですが、ELやFAカップで出番を増やしながら、オーバメヤンの後継者への道を確立していただければと思います。0-3で勝ったアーセナルは、4連勝でノックアウトラウンド進出を決めました。週末のプレミアリーグは、ウルヴスとのホームゲーム。復調気配のラカゼット、サイドを活性化させたメートランド=ナイルズとセドリク・ソアレスらが、停滞モードのチームに変化をもたらしてくれるのを期待しましょう。
アルテタ監督が選んだ布陣は、4-4-2でしょうか。GKルナルソン、DFセドリク・ソアレス、ムスタフィ、ダヴィド・ルイス、メートランド=ナイルズ、MFニコラ・ペペ、ウィロック、ジャカ、ネルソン、FWラカゼット、エンケティア。開始早々から押し込んでいたアーセナルの第一印象は、「先制されなければ大丈夫」「ゲームの興味は、いつゴールを決めるか」でした。左サイドのメートランド=ナイルズが、縦パスでネルソンを走らせる形が何度もあり、クロスが上がる際には3人がボックスに入ってきています。
12分のCKが右サイドに流れ、セドリクのクロスをムスタフィがファーに送ると、ニコラ・ペペの豪快なボレーはバーの上。直後、左サイドのネルソンがラカゼットに預けてボックスに走り込むと、絶妙なリターンが足元に入りました。ニアを狙ったシュートはGKリンデがブロック。ピンチをしのいだモルデは、15分に決定機をつかみます。CKのクリアを拾って左から高速グラウンダーが入ると、ファーから飛び込んだシンヤンは、まっすぐプッシュすればよかったボレーをクロスに蹴ってしまい、ルナルソンのビッグセーブを演出する格好となりました。
17分のニコラ・ペペのミドルはGKの正面。プレミアリーグのリーズ戦で1発レッドを喰らったドリブラーは、右サイドからのカットインが脅威になっています。33分、ラカゼットのパスを受けてワンステップで放ったエンケティアのミドルは、リンデの守備範囲。40分にメートランド=ナイルズがボックスの左手前にいたネルソンにパスを通すと、ラカゼットとワンツーをかわした20歳のフィニッシュは惜しくもバーを越えていきました。
前半は0-0。モルデのアタックは、セットピースとロングクロスに要注意です。ハーフタイムの交代は、ダヴィド・ルイスからホールディング。49分にクロスバーを叩いたニコラ・ペペのミドルは、ゴールを連発する予告のような一撃でした。1分後、CKからの二次攻撃で、セドリク、ホールディング、メートランド=ナイルズ。ラカゼットと右から左にパスがまわります。9番が左サイドに流したボールを丁寧に中央に浮かしたのはウィロック。ファーで待っていたのは、左からCKを蹴った後に定位置に戻っていたニコラ・ペペでした。トラップからフィニッシュまでのアクションはスムーズで、左足を離れたボールはGKのグローブを弾いてサイドネットに届きました。
勝負を決する追加点は55分。ヨーロッパリーグでは元気なウィロックが右から入れたグラウンダーは、GKを迷わせる絶妙なコースでした。リンデの目の前に走り込んで、軽くタッチしたのはリース・ネルソン。U-21コンビのゴールでセーフティリードを得たアルテタ監督は、ジャカ、ラカゼット、ウィロックを次々と下げ、ダニ・セバージョス、エミール・スミス・ロウ、ティアニーを投入しました。最後の見せ場は83分。アルテタ監督が1分前に起用した18歳の大器が、いきなり結果を出しました。
ティアニーが斜めに出したパスを受けたスミス・ロウが中央にグラウンダーを通すと、トラップで振り向いて右足で決めたのはフォラリン・バロガン!昨季のU-23プレミアリーグで15戦10ゴール4アシストのヤングスターは、6月に契約延長拒否が話題になった選手ですが、ELやFAカップで出番を増やしながら、オーバメヤンの後継者への道を確立していただければと思います。0-3で勝ったアーセナルは、4連勝でノックアウトラウンド進出を決めました。週末のプレミアリーグは、ウルヴスとのホームゲーム。復調気配のラカゼット、サイドを活性化させたメートランド=ナイルズとセドリク・ソアレスらが、停滞モードのチームに変化をもたらしてくれるのを期待しましょう。
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