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相手のミスを見逃さなかったサラー&マネ…リヴァプールがアウェイゴール2発でライプツィヒに完勝!

プレミアリーグで3連敗。最悪の状態でCLラウンド16を迎えたリヴァプールは、マンチェスター・ユナイテッドを潰したチーム相手にアウェイ勝利を決められるでしょうか。試合会場はハンガリーのブダペスト、プスカシュ・アレーナ。ユーロ2020開催に向けて、改装されたスタジアムです。クロップ監督は、3-1で敗れたプレミアリーグのレスター戦とほぼ同じメンバーをチョイス。前と後ろは同じで、ミルナーをチアゴに入れ替えただけです。

GKアリソン、DFアーノルド、カバク、ヘンダーソン、ロバートソン、MFワイナルドゥム、チアゴ・アルカンタラ、カーティス・ジョーンズ、FWサラー、フィルミーノ、マネ。キックオフからすぐに、サラーとアーノルドが右から仕掛け、リヴァプールが主導権を握ろうとしています。8分、ホームのライプツィヒに決定機。左サイドを突破したアンヘリーノがニアに浮かすと、走り込んできたダニ・オルモのダイビングヘッドは左のポストに直撃しました。

14分、アーノルドの鋭い縦パスが前線のサラーへ。11番がクロスターマンを振り切ると、GKグローチが飛び出し、ファーを狙ったシュートを右肩でブロックしました。17分のザビッツァーのミドルは、アリソンが右に反応してキャッチ。直後、エンクンクが右から浮かしたボールがファーのアンヘリーノに届きますが、左足のボレーはファーポストの外に逸れていきました。24分、サラーが敵陣で奪取し、ショートカウンターが発動。右から上がったフィルミーノのクロスにマネが競り勝つも、ヘディングシュートは浮いてしまいました。

27分にアーノルドの縦パスをボックスで受けたフィルミーノは、コースさえ確保すれば決められたはずですが、強引に打った右足のシュートはアウトにかかるミスキックです。32分、リヴァプールのカウンターは、中央に出たロバートソンの縦へのフィードが裏に抜けたマネへ。ボックスの外に飛び出したGKグラーチがクリアすると、カットしたロバートソンが無人のゴールにロングシュートを放ちますが、必死に戻ったGKの頭上を越えたボールはバーをこすって外に流れていきました。

36分、ウパメカノのフィードをチアゴがカットしたショートカウンター。シュートをブロックされたマネがリバウンドを制し、右足のアウトでニアに浮かしたボールをフィルミーノが頭で押し込みますが、10番のタッチはゴールラインの外と見做されたようです。ライプツィヒの攻撃は中央に寄りすぎ、レッズの守備陣が密集するエリアへのフィードはことごとくカットされています。前半は0-0、シュート数4対8は、試合展開とリンクしています。

後半に入って46分、ダニ・オルモが縦に走らせたスルーパスでエンクンクがアリソンと1対1。左に流れながらのシュートは、プレミアリーグ屈指のショットストッパーが手に当ててCKに逃れました。53分、ザビッツァーのバックパスがスルーパスのようなコースでサラーの足元へ。プレミアリーグNo.1の17発を決めているエースはグラーチと向き合い、難なく右隅に突き刺しました。57分、カーティス・ジョーンズが高く浮かしたクリアは何でもないボールでしたが、ムキエレが処理を誤り、さらったマネがひとり旅。右足のシュートがゴール左に決まりました。

60分にスルーパスをもらったアンヘリーノのスプリントは、アーノルドが体を寄せてフィニッシュは左にアウト。ダニ・オルモが中央のエンクンクに当て、ボックス右でリターンをもらったチャンスは、チアゴがシュートコースをカバーしました。ナーゲルスマン監督が動いたのは64分。ムキエレとアイダラを下げ、ポウルセンとオルバンです。70分にフィルミーノが右のサラーに展開したカウンターは、ボックス中央にもらいにいったマネがトラップミス。クロップ監督は72分にチアゴとフィルミーノを諦め、シャキリとチェンバレンを送り出しました。

78分のザビッツァーのミドルは、ポストの左。直後、右からのクロスをフリーで受けたアンヘリーノのダイレクトショットは、右に切れていくミスキックです。90分、サラーに代えてネコ・ウィリアムズ。94分、タイラー・アダムスのスルーパスがヘンダーソンの背後に転がり、抜け出したファン・ヒチャンがアリソンと1対1になりますが、決定的なフィニッシュは左に切れていまい、間もなくタイムアップの笛が鳴りました。

まずは、クロップ監督と選手たち、レッズサポーターのみなさんに拍手を送りたいと思います。2人の貪欲なウインガーが相手のミスを見逃さず、完璧なプレイでゴールを陥れました。アウェイゴール2発は最高の結果ですが、課題が明確になったゲームという印象も残りました。アーノルドはしばしばアンヘリーノに翻弄され、カバクのエリアでフリーの選手にパスが通るシーンが目立ちました。

2点リードしてから必要以上に引いたのを見て、リードしてから慎重になりすぎたレスター戦を思い出しました。昨シーズンのプレミアリーグの彼らなら、パスをまわしながら時間を遣ったり、カウンターをチラつかせながらゲームをコントロールしていたのではないでしょうか。プレミアリーグ3連敗のダメージが、選手たちの心の奥底に沈んでいたのでしょう。いいときの戦い方を取り戻すためには、さらにいくつかの勝利が必要なのではないかと思います。

とはいえ今日は、0‐2という素晴らしいスコアを残せた喜びをかみしめ、無邪気にビールを煽るのが正しい過ごし方のように思います。サラーの好調を確認できたこと、固め獲りを期待したいマネが結果を残せたこと、敵陣で奪うショートカウンターを何度も仕掛けられたことが収穫です。この勢いをアンフィールドのマージーサイドダービーに持ち込み、再び強いレッズを見せていただければと思います。そうだ、彼にも…クリーンシートの立役者、アリソン・ベッカーにも拍手を!


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