2021.03.11 チャンピオンズリーグ2020-21チャンピオンズリーグ
ホームでもサラー&マネ!苦しみながらも2-0完勝のリヴァプール、CLベスト8進出!
ホームゲームとなるセカンドレグの開催地は、ブダペストのプスカシュ・アレーナ。アンフィールドで開催されるプレミアリーグで6連敗のリヴァプールにとっては、ニュートラルのほうがやりやすいかもしれません。チャンピオンズリーグラウンド16の相手は、RBライプツィヒ。アウェイではサラーとマネが決めて0‐2で勝っており、1失点以内ならベスト8進出が決まります。クロップ監督が選んだ11人は、現在のベストメンバーといっていいでしょう。GKアリソン、DFアーノルド、ナット・フィリップス、カバク、ロバートソン、MFワイナルドゥム、チアゴ・アルカンタラ、ファビーニョ。フロントスリーは、右にサラー、左がマネ、センターにジョッタという並びです。
3分にワイナルドゥムのパスでチアゴが中央から抜け出し、右のサラーにラストパスを転がしたチャンスは、シュートを打つ寸前で奪われてしまいました。最近のプレミアリーグでは機能しなくなっていた前線からのプレスで、速攻を仕掛けようとするリヴァプール。10分のライプツィヒのカウンターは、クロスターマンが外からスプリントしたことでラインが乱れ、エンクンクの縦パスで抜けたダニ・オルモにオフサイドを咎める笛が鳴りません。ポヴルセンの落としを受け、フリーで放ったシュートは、飛び出したアリソンが両手を伸ばしてビッグセーブ。2点のアドバンテージがあるプレミアリーグ王者にとって、ラインコントロールは重要なテーマです。
19分のCKは、マークを外したジョッタの強烈なヘッドをGKグラーチがビッグセーブ。6人が敵陣に入るレッズのプレスは、パスコースを絞れておらず、ライプツィヒにサイドアタックを許しています。24分、チアゴが縦に浮かしたボールで、サラーが独走。グラーチと1対1になって放ったシュートはコースが甘く、リバウンドを拾ったマネは、頭で押し出した後に打ち切れず、こぼれ球に反応したサラーがファールを取られました。
29分、マネが右に出したスルーパスでアーノルドがボックスに侵入。グラーチを引き付けてサラーに出したラストパスは、コースに入ったウパメカノがクリアしました。31分、左からのパスを受けたカンプルが右隅を狙ったコントロールショットは、読んでいたアリソンがキャッチ。直後にダニ・オルモが前線でキープしたカウンターは、左のエンクンクが中央に上がったフォルスベリにラストパスを通します。リターンを出そうとしてカットされた10番が奪い返し、左足を振り抜くと、右隅に飛んだボールは惜しくもポストの外。パスがつながらなくなったレッズは下がってしまい、ライプツィヒがサイドを攻める時間が続いています。
40分、アーノルドのインターセプトから、チアゴが左のジョッタに展開してカウンターが発動。ドリブルをカットされたアタッカーはすかさず奪い返し、中央に持ち込んで右足で狙います。一瞬右に動いた守護神は体を残し、左手でセーブ。前半終了間際にゴール前に浮いたボールをサラーが競り、こぼれ球を制したウパメカノのミスキックをジョッタがさらいますが、左足のシュートはニアに外れてしまいました。両者ともにGKのセービングが素晴らしく前半は0-0…いや、好調時のレッズなら、冷静にコースを狙って2点をゲットしていたのではないでしょうか。
後半開始からしばらくは、互角の展開。サラーを走らせる右サイドへの縦パスは、中央から出張ってくるウパメカノがことごとくカットしています。徐々にポゼッションはライプツィヒへ。速攻を仕掛けたいレッズは、マネのプレイが曖昧で、ジョッタのドリブル以外に期待感がありません。63分、途中出場のファン・ヒチャンが放ったミドルはクロスバーの上。65分にウパメカノが左からオーバーラップし、ファン・ヒチャンのクロスがファーに上がると、クリスタル・パレスでプレイしていたセルロートのヘッドがバーを叩きました。
69分、アーノルドの縦パスを右にいたジョッタがサラーに落とし、チアゴからもらったマネが前線に縦パスをフィード。いつの間にか中央に入っていたジョッタが右のサラーに転がすと、中に斬り込んでウパメカノをかわしたエースの一撃が、右のサイドネットを揺らしました。1-0とリードした直後の72分、クロップ監督はチアゴとジョッタを下げ、オリギとナビ・ケイタを投入します。この用兵が、2分後に的中。ナビ・ケイタの縦パスで右から上がったオリギが高速クロスを通すと、出来がよくなかったマネが右足のボレーで勝負を決めました。
82分、ワイナルドゥムに代わってミルナー。スルーパスを受けてボックス左に飛び出したオリギのシュートは、ニアに外れました。先制ゴールまでは、ナーバスだったリヴァプール。フロントスリーのシュートコースが甘く、意図が不明確なパスを奪われるシーンが目立ちましたが、残り20分からの連発で勝利を手繰り寄せました。若いCBをフォローし続けたファビーニョは、やはりアンカーにいてほしい存在。ラインの裏に出たパスをキープされるたびに、ファン・ダイクなら事もなげにカットしてビルドアップを始めていたはずと思いました。
89分にマネとロバートソンが下がり、チェンバレンとツィミカス。完全復活と表現できるようになるまでには、もうしばらく時間がかかりそうですが、2-0の勝利は失いつつあった自信を取り戻す良薬になるのではないでしょうか。リヴァプール、2シーズンぶりのベスト8進出。2018-19シーズンの欧州チャンピオンの目標は、もちろんビッグイヤー獲得です。
3分にワイナルドゥムのパスでチアゴが中央から抜け出し、右のサラーにラストパスを転がしたチャンスは、シュートを打つ寸前で奪われてしまいました。最近のプレミアリーグでは機能しなくなっていた前線からのプレスで、速攻を仕掛けようとするリヴァプール。10分のライプツィヒのカウンターは、クロスターマンが外からスプリントしたことでラインが乱れ、エンクンクの縦パスで抜けたダニ・オルモにオフサイドを咎める笛が鳴りません。ポヴルセンの落としを受け、フリーで放ったシュートは、飛び出したアリソンが両手を伸ばしてビッグセーブ。2点のアドバンテージがあるプレミアリーグ王者にとって、ラインコントロールは重要なテーマです。
19分のCKは、マークを外したジョッタの強烈なヘッドをGKグラーチがビッグセーブ。6人が敵陣に入るレッズのプレスは、パスコースを絞れておらず、ライプツィヒにサイドアタックを許しています。24分、チアゴが縦に浮かしたボールで、サラーが独走。グラーチと1対1になって放ったシュートはコースが甘く、リバウンドを拾ったマネは、頭で押し出した後に打ち切れず、こぼれ球に反応したサラーがファールを取られました。
29分、マネが右に出したスルーパスでアーノルドがボックスに侵入。グラーチを引き付けてサラーに出したラストパスは、コースに入ったウパメカノがクリアしました。31分、左からのパスを受けたカンプルが右隅を狙ったコントロールショットは、読んでいたアリソンがキャッチ。直後にダニ・オルモが前線でキープしたカウンターは、左のエンクンクが中央に上がったフォルスベリにラストパスを通します。リターンを出そうとしてカットされた10番が奪い返し、左足を振り抜くと、右隅に飛んだボールは惜しくもポストの外。パスがつながらなくなったレッズは下がってしまい、ライプツィヒがサイドを攻める時間が続いています。
40分、アーノルドのインターセプトから、チアゴが左のジョッタに展開してカウンターが発動。ドリブルをカットされたアタッカーはすかさず奪い返し、中央に持ち込んで右足で狙います。一瞬右に動いた守護神は体を残し、左手でセーブ。前半終了間際にゴール前に浮いたボールをサラーが競り、こぼれ球を制したウパメカノのミスキックをジョッタがさらいますが、左足のシュートはニアに外れてしまいました。両者ともにGKのセービングが素晴らしく前半は0-0…いや、好調時のレッズなら、冷静にコースを狙って2点をゲットしていたのではないでしょうか。
後半開始からしばらくは、互角の展開。サラーを走らせる右サイドへの縦パスは、中央から出張ってくるウパメカノがことごとくカットしています。徐々にポゼッションはライプツィヒへ。速攻を仕掛けたいレッズは、マネのプレイが曖昧で、ジョッタのドリブル以外に期待感がありません。63分、途中出場のファン・ヒチャンが放ったミドルはクロスバーの上。65分にウパメカノが左からオーバーラップし、ファン・ヒチャンのクロスがファーに上がると、クリスタル・パレスでプレイしていたセルロートのヘッドがバーを叩きました。
69分、アーノルドの縦パスを右にいたジョッタがサラーに落とし、チアゴからもらったマネが前線に縦パスをフィード。いつの間にか中央に入っていたジョッタが右のサラーに転がすと、中に斬り込んでウパメカノをかわしたエースの一撃が、右のサイドネットを揺らしました。1-0とリードした直後の72分、クロップ監督はチアゴとジョッタを下げ、オリギとナビ・ケイタを投入します。この用兵が、2分後に的中。ナビ・ケイタの縦パスで右から上がったオリギが高速クロスを通すと、出来がよくなかったマネが右足のボレーで勝負を決めました。
82分、ワイナルドゥムに代わってミルナー。スルーパスを受けてボックス左に飛び出したオリギのシュートは、ニアに外れました。先制ゴールまでは、ナーバスだったリヴァプール。フロントスリーのシュートコースが甘く、意図が不明確なパスを奪われるシーンが目立ちましたが、残り20分からの連発で勝利を手繰り寄せました。若いCBをフォローし続けたファビーニョは、やはりアンカーにいてほしい存在。ラインの裏に出たパスをキープされるたびに、ファン・ダイクなら事もなげにカットしてビルドアップを始めていたはずと思いました。
89分にマネとロバートソンが下がり、チェンバレンとツィミカス。完全復活と表現できるようになるまでには、もうしばらく時間がかかりそうですが、2-0の勝利は失いつつあった自信を取り戻す良薬になるのではないでしょうか。リヴァプール、2シーズンぶりのベスト8進出。2018-19シーズンの欧州チャンピオンの目標は、もちろんビッグイヤー獲得です。
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更新ご苦労様です。この布陣でリーグ戦も駆け抜けていきたいですね。ファビーニョにジニ良かったです。
更新お疲れさまです。
やはりファビーニョはアンカーで使って欲しいですね。まだ決定機で外すのはありますが久しぶりに強いリヴァプールを見た気がします。
リーグ戦は4位が厳しいのでなんとかCL制覇を目指して欲しいです。