2021.03.19 チャンピオンズリーグ2020-21チャンピオンズリーグ
危なかった後半…決定機を逃し続けたアーセナルは、貯金を守ってベスト8進出!
ファーストレグは、アウェイで1-3。ヨーロッパリーグラウンド16のアーセナルは、オリンピアコスに2失点まではOKです。週末のプレミアリーグでウェストハムと戦うアルテタ監督は、負傷したサカを外し、ウーデゴーアとトーマス・パーティーをベンチに置いています。GKレノ、DFベジェリン、ダヴィド・ルイス、ガブリエウ・マガリャンイス、ティアニー。2センターにエルネニーとジャカ、2列めはニコラ・ペペ、ダニ・セバージョス、スミス・ロウ、最前線はダービーをスキップしたオーバメヤンという布陣です。
キックオフから、厳しくプレスをかけるアーセナル。5分にボックス手前でフリーになったスミス・ロウのシュートは、パパスタソプーロスに当たってプレーメイカーの顔面にヒットしました。ホームゲームで3失点を喫したオリンピアコスは、CBの前にスペースができる弱点を改善できるでしょうか。プレミアリーグのノースロンドンダービーで左サイドを制圧したティアニーは、鋭いドリブルでウセイヌ・バを翻弄しています。
18分、ベジェリンのパスを右で受けたダニ・セバージョスが、ニコラ・ペペをラインの裏に送り出すスルーパス。GKジョゼ・サをかわしたレフティのシュートは、パパスタソプーロスが何とか足に当ててCKに逃れました。20分、ジョゼ・サのパントで飛び出したエル・アラビの前にはレノだけ。決定的なシーンでしたが、ぎりぎりまで動かなかった守護神が右膝でブロックするビッグセーブで先制を許しません。
ガブリエウの縦パスがオーバメヤンに入ったのは、23分。ダニ・セバージョスに落とし、中央でリターンをもらったストライカーはフリーでしたが、右足のフィニッシュはジョゼ・サの頭上に浮いてしまいました。25分過ぎからは、オリンピアコスのポゼッション。サイドで優位を築く青いシャツは、ダヴィド・ルイスとガブリエウにクロスのコースを読まれ、ことごとく跳ね返されています。守備重視のガナーズは、カウンターは決められないものの、相手をフリーにするシーンはありません。
前半終了間際のスミス・ロウのコントロールショットは、ジョゼ・サがキャッチ。シュート数5対2でゴールレスのハーフタイムは、アーセナルの望み通りの展開です。後半開始直後の48分、フォルトゥニスがボックス手前から放ったシュートは左にアウト。1分後のCKは、プレミアリーグでプレイしていたホレバスがニアで競り勝つも、流れてきたボールにファーの2人は詰められません。51分、マスラスが仕掛けたカウンター。左から上がったエル・アラビにパスが通り、切り返しからシュートを放つと、ガブリエウに当たったボールがニアに飛び込んでしまいました。
0‐1、ガナーズの貯金は1点のみ。アルテタ監督は、56分にエルネニーとダニ・セバージョスを下げ、ウーデゴーアとトーマス・パーティーを投入します。ウーデゴーア、ジャカ、ティアニーと左につながった59分のチャンスは、左SBのダイレクトのグラウンダーをフリーのニコラ・ペペがボレー。決まったかと思われた一撃をブロックしたのは、ゴール前に入っていたスミス・ロウでした。64分のフォルトゥニスのFKは、壁にヒット。後半の入りがよくなかったガナーズは、守ろうと思わないほうがいいでしょう。
70分のゴール前の混乱は、何とかボールを掻き出して失点回避。セーフティ重視のパスワークで時間を遣うガナーズは、76分に決定機をつかみました。ニコラ・ペペの落としを受けたウーデゴーアのパスをカットしたホレバスはクリアできず、ノルウェー代表キャプテンがフリーで左足を振り抜きます。枠にいけば決まっていたはずのワントラップボレーは、GKの頭上に大きく浮いてしまいました。2分後、ウーデゴーアのラストパスをボックス右で受けたニコラ・ペペのフィニッシュは、GKの正面。80分にハーフライン手前から独走したオーバメヤンは、ジョゼ・サとの1対1でチップキックを右に外しました。
82分、スミス・ロウとベジェリンが下がり、チャンバースとマルティネッリ。肘を使ってイエローをもらったウセイヌ・バは、ボールを叩きつけた抗議で立て続けに2枚めをもらい、勝負を決めてしまいました。86分に左から上がったマルティネッリがグラウンダーを通すと、オーバメヤンのラボーナはジョゼ・サがセーブし、リバウンドを叩いたバイシクルはクロスバーを越えていきました。プレミアリーグ9ゴールのエースは「not his day」。今日の悔しさは、週末のハマーズ戦で解消してもらいましょう。11対10となってからは攻め続けたアーセナルが、0‐1をキープしてベスト8進出を決めました。
ニコラ・ペペとオーバメヤンが決定機を活かしてくれていれば、連勝で悠々と8強入りを決められていたでしょう。前半をゼロで抑えて気が緩んだのか、後半は危険な状況が続きましたが、相手のレッドカードにも助けられてミッション達成に漕ぎ着けました。トッテナムが敗れたため、優勝争うライバルはマンチェスター・ユナイテッド、アヤックス、ビジャレアル、ASローマあたりに絞られました。いずれも難しい相手ではありますが、勝てないチームはひとつもありません。2018-19シーズンのELファイナリストは、最優先でCL出場権獲得をめざすべきでしょう。プレミアリーグは、残り10試合で7勝でもELに届くかどうかですが、こちらは5試合を3勝2分ならOKです。
キックオフから、厳しくプレスをかけるアーセナル。5分にボックス手前でフリーになったスミス・ロウのシュートは、パパスタソプーロスに当たってプレーメイカーの顔面にヒットしました。ホームゲームで3失点を喫したオリンピアコスは、CBの前にスペースができる弱点を改善できるでしょうか。プレミアリーグのノースロンドンダービーで左サイドを制圧したティアニーは、鋭いドリブルでウセイヌ・バを翻弄しています。
18分、ベジェリンのパスを右で受けたダニ・セバージョスが、ニコラ・ペペをラインの裏に送り出すスルーパス。GKジョゼ・サをかわしたレフティのシュートは、パパスタソプーロスが何とか足に当ててCKに逃れました。20分、ジョゼ・サのパントで飛び出したエル・アラビの前にはレノだけ。決定的なシーンでしたが、ぎりぎりまで動かなかった守護神が右膝でブロックするビッグセーブで先制を許しません。
ガブリエウの縦パスがオーバメヤンに入ったのは、23分。ダニ・セバージョスに落とし、中央でリターンをもらったストライカーはフリーでしたが、右足のフィニッシュはジョゼ・サの頭上に浮いてしまいました。25分過ぎからは、オリンピアコスのポゼッション。サイドで優位を築く青いシャツは、ダヴィド・ルイスとガブリエウにクロスのコースを読まれ、ことごとく跳ね返されています。守備重視のガナーズは、カウンターは決められないものの、相手をフリーにするシーンはありません。
前半終了間際のスミス・ロウのコントロールショットは、ジョゼ・サがキャッチ。シュート数5対2でゴールレスのハーフタイムは、アーセナルの望み通りの展開です。後半開始直後の48分、フォルトゥニスがボックス手前から放ったシュートは左にアウト。1分後のCKは、プレミアリーグでプレイしていたホレバスがニアで競り勝つも、流れてきたボールにファーの2人は詰められません。51分、マスラスが仕掛けたカウンター。左から上がったエル・アラビにパスが通り、切り返しからシュートを放つと、ガブリエウに当たったボールがニアに飛び込んでしまいました。
0‐1、ガナーズの貯金は1点のみ。アルテタ監督は、56分にエルネニーとダニ・セバージョスを下げ、ウーデゴーアとトーマス・パーティーを投入します。ウーデゴーア、ジャカ、ティアニーと左につながった59分のチャンスは、左SBのダイレクトのグラウンダーをフリーのニコラ・ペペがボレー。決まったかと思われた一撃をブロックしたのは、ゴール前に入っていたスミス・ロウでした。64分のフォルトゥニスのFKは、壁にヒット。後半の入りがよくなかったガナーズは、守ろうと思わないほうがいいでしょう。
70分のゴール前の混乱は、何とかボールを掻き出して失点回避。セーフティ重視のパスワークで時間を遣うガナーズは、76分に決定機をつかみました。ニコラ・ペペの落としを受けたウーデゴーアのパスをカットしたホレバスはクリアできず、ノルウェー代表キャプテンがフリーで左足を振り抜きます。枠にいけば決まっていたはずのワントラップボレーは、GKの頭上に大きく浮いてしまいました。2分後、ウーデゴーアのラストパスをボックス右で受けたニコラ・ペペのフィニッシュは、GKの正面。80分にハーフライン手前から独走したオーバメヤンは、ジョゼ・サとの1対1でチップキックを右に外しました。
82分、スミス・ロウとベジェリンが下がり、チャンバースとマルティネッリ。肘を使ってイエローをもらったウセイヌ・バは、ボールを叩きつけた抗議で立て続けに2枚めをもらい、勝負を決めてしまいました。86分に左から上がったマルティネッリがグラウンダーを通すと、オーバメヤンのラボーナはジョゼ・サがセーブし、リバウンドを叩いたバイシクルはクロスバーを越えていきました。プレミアリーグ9ゴールのエースは「not his day」。今日の悔しさは、週末のハマーズ戦で解消してもらいましょう。11対10となってからは攻め続けたアーセナルが、0‐1をキープしてベスト8進出を決めました。
ニコラ・ペペとオーバメヤンが決定機を活かしてくれていれば、連勝で悠々と8強入りを決められていたでしょう。前半をゼロで抑えて気が緩んだのか、後半は危険な状況が続きましたが、相手のレッドカードにも助けられてミッション達成に漕ぎ着けました。トッテナムが敗れたため、優勝争うライバルはマンチェスター・ユナイテッド、アヤックス、ビジャレアル、ASローマあたりに絞られました。いずれも難しい相手ではありますが、勝てないチームはひとつもありません。2018-19シーズンのELファイナリストは、最優先でCL出場権獲得をめざすべきでしょう。プレミアリーグは、残り10試合で7勝でもELに届くかどうかですが、こちらは5試合を3勝2分ならOKです。
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