2021.04.09 チャンピオンズリーグ2020-21チャンピオンズリーグ
ラシュフォード&ブルーノ!マンチェスター・ユナイテッドが2発完勝でELベスト4進出にリーチ!
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GKデ・ヘア、DFワン=ビサカ、リンデロフ、マグワイア、ルーク・ショー。中盤センターはマクトミネイとポグバ、2列めはラシュフォード、ブルーノ・フェルナンデス、ダニエル・ジェームズ、ワントップにグリーンウッドが入る4-2-3-1です。開始5分、左から斬り込んで放ったマクトミネイのミドルはDFがブロック。序盤からポグバに対するチェックが厳しく、冷静さを失ってしまわないか心配です。14分、右からスプリントしたワン=ビサカの折り返しは味方に届かず。19分にラシュフォードが左から蹴った無回転FKは、GKルイ・シルヴァの頭上に消えていきました。
グラナダの中盤のチェックに手を焼くマンチェスター・ユナイテッド。27分に左から放ったラシュフォードのコントロールショットは、狙いよりも高く浮いてしまいました。アグレッシブにゴールに向かっていた10番は、31分のリンデロフのロングフィードでCBドゥアルテの裏を取りました。右足のトラップと、次のタッチは完璧。スライディングしながら右隅に転がしたシュートがネットを揺らし、プレミアリーグで3連勝と好調のクラブがアウェイゴールをゲットしました。
35分、中央でパスを受けたブルーノ・フェルナンデスが振り向きざまに打ったミドルは、ドゥアルテに当たってCK。40分にサイドチェンジをボックス右でもらったヤンヘル・エレイラがダイレクトで折り返すと、ゴールに向かったボールはニアポストを直撃しました。デ・ヘアの反応が遅れた危険なシーンでしたが、事なきをえたマンチェスター・ユナイテッドは、リードをキープして後半に向かいました。ハーフタイムでルーク・ショーが下がり、アレックス・テレスが左サイドをまかされています。
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89分、アレックス・テレスのクロスが中央に飛んだ瞬間、ブルーノ・フェルナンデスが転倒し、ホイッスルの後が鳴り響きます。18番を突き飛ばしたエテキがイエローをもらい、PK。ブルーノのキックはGKルイ・シルヴァに左と読まれましたが、右手を弾いたボールがネットに届きました。マンチェスター・ユナイテッドが0‐2で完勝。昨季に続くベスト4進出が見えてきました。
迷いなくクロスとミドルシュートを浴びせてくるグラナダのシンプルなフットボールに苦しみましたが、結果は期待通り。今季に入って、ラシュフォードとブルーノ・フェルナンデスが両方決めた試合は9勝1分です。勝てばプレミアリーグのTOP4フィニッシュに大きく近づくトッテナム戦に全力を注げる状況に持ち込むことができました。マン・シティに次ぐ2位でフィニッシュし、ヨーロッパリーグを取れれば、スールシャール続投を気持ちよく受け入れられます。
残り12試合で実現してほしいのは、無敗フィニッシュ、ブルーノ・フェルナンデスのプレミアリーグ得点王&アシスト王、EL制覇、アマド・ディアロ・トラオレのプレミアリーグ初ゴール。来季につながるフェン・デ・ベークのベストパフォーマンスも期待したいと思います。まずはスパーズに勝ち、ELベスト4進出を!
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