2021.09.17 チャンピオンズリーグ2021-22チャンピオンズリーグ
ウェストハムは快勝、レスターとスパーズはドロー発進…EL&ECL速報!
チャンピオンズリーグに続いて、ヨーロッパリーグとヨーロッパカンファレンスリーグが開幕しました。プレミアリーグからELに参加するのは、昨シーズン5位だったレスターと6位ウェストハム。新しい大会で戦うのは、7位のトッテナムです。デヴィッド・モイーズ率いるウェストハムは、プレミアリーグ4試合で2勝2分と順調なスタート。ELの緒戦は、ディナモ・ザグレブとのアウェイゲームです。
過去16シーズンのクロアチアリーグのうち、15シーズンを優勝で終えている絶対王者とのゲームは、難しい試合になると予想されていました。しかし21分、先制はハマーズ。右SBのテオフィル・カテリンのバックパスは明らかに緩く、狙っていたマイケル・アントニオがワンタッチでGKリヴァコヴィッチを抜き去り、無人のゴールに流し込みました。
幸運な1発でリードしたチームは、24分に決定機を迎えます。縦パスを受けたマイケル・アントニオがダイレクトで右サイドに流すと、フレデリクスが独走。GKと1対1になったSBは、ファーのサイドネットを狙ったシュートを足でブロックされてしまいました。ザグレブにシュートコースを許さず、前半を0-1で終えたハマーズは、50分に2点めを加えて勝利に近づきました。
自陣でインターセプトに成功したデクラン・ライスが、左からドリブルで突進。中央を見ながらクロスのタイミングを考えていたセントラルMFは、ボックス左に侵入してコースがないと悟ると、自ら打つしかないと方針変更しました。左足の一撃がリヴァコヴィッチの股間を抜けて0-2。このフィニッシュを見たマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーのスカウトは、テンションが上がったのではないでしょうか。
まずは1点返したいザグレブが、ここから逆襲。54分のイヴァンシッツのミドルは、ディオプにヒットしてファビアンスキの逆を取りますが、惜しくも右に外れました。頭を抱えた7番は、58分にも左からのパスを受けてディオプをかわし、右足でコントロールショット。今度こそ入るかと思いきや、ボールは右ポストの外に切れていきました。
終わってみれば、ザグレブはオンターゲットゼロ。最大のライバルに敵地で快勝したウェストハムの次の課題は、日曜日のマンチェスター・ユナイテッド戦に向けて、主力をリフレッシュさせることです。ハマーズが試合を終えた後、本拠地キングパワーでナポリと戦ったレスターも、残り20分に差しかかるまで2-0でリードしていました。
開始9分、ハーヴィー・バーンズの完璧なクロスに走り込んだアヨゼ・ペレスがフリーのボレーを叩き込んで先制。64分には、右からのイヘアナチョのパスを受けたハーヴィー・バーンズがボックス左に持ち込み、SBマルキュイの股間を抜けたボールが右のサイドネットに突き刺さりました。彼らとハマーズの最大の違いは、試合展開です。2-0になるまで、ナポリの猛攻に必死で耐えていたチームは、シュマイケルのビッグセーブ連発がなければ惨敗していたかもしれません。
それでも、2-0。リードをキープして試合を終えたかったレスターは、69分に最初の失点を喫しました。中央にいたファビアンからの浮き球をボックス左でコントロールしたオシムヘンが、ヴェステルゴーアに体を当てられながらも足を伸ばし、シュマイケルの頭上を越すループシュート。2-1としたストライカーは、87分にポリターノのクロスをヘッドで合わせ、何とかドローに持ち込みました。シュート数7対22と劣勢だったレスターにしてみれば、悪くない着地といえるのではないでしょうか。
ヨーロッパカンファレンスリーグでレンヌと戦ったスパーズも、2-2で初戦を終えました。ルーカス・モウラのシュートがベードの足に当たってGKの逆を突いたのは11分。幸先いいスタートを切ったアウェイチームは、23分にギラシをポストに使ったフラヴィアン・テにコントロールショットを決められ、71分にはギラシのシュートをGKゴッリーニが弾いたところをラポルドに詰められてしまいました。
逆転されたスパーズがイーブンに戻したのは76分。ドハーティーのアーリークロスにマルタンが触ると、ゴール前に浮いたボールに先着したホイビュルクが巧みなタッチで左隅に流し込みました。チェルシーとのロンドンダービーを控えたヌーノ監督の悩みは、ハリー・ケインが沈黙を続けていることではないでしょうか。エースの量産がなければ、スパーズはプレミアリーグのTOP4フィニッシュにもトロフィーにも届かないでしょう。
チャンピオンズリーグは3勝1敗、ELとECLは1勝2分。プレミアリーグ勢で初戦を落としたのは、スールシャール監督の中途半端な采配でヤングボーイズに逆転されたマンチェスター・ユナイテッドだけですね…。いや、欧州の激戦は、まだ始まったばかり。2戦め以降の巻き返しに期待したいと思います。それはそれとして、ハマーズサポーターのみなさん、おめでとうございます!
過去16シーズンのクロアチアリーグのうち、15シーズンを優勝で終えている絶対王者とのゲームは、難しい試合になると予想されていました。しかし21分、先制はハマーズ。右SBのテオフィル・カテリンのバックパスは明らかに緩く、狙っていたマイケル・アントニオがワンタッチでGKリヴァコヴィッチを抜き去り、無人のゴールに流し込みました。
幸運な1発でリードしたチームは、24分に決定機を迎えます。縦パスを受けたマイケル・アントニオがダイレクトで右サイドに流すと、フレデリクスが独走。GKと1対1になったSBは、ファーのサイドネットを狙ったシュートを足でブロックされてしまいました。ザグレブにシュートコースを許さず、前半を0-1で終えたハマーズは、50分に2点めを加えて勝利に近づきました。
自陣でインターセプトに成功したデクラン・ライスが、左からドリブルで突進。中央を見ながらクロスのタイミングを考えていたセントラルMFは、ボックス左に侵入してコースがないと悟ると、自ら打つしかないと方針変更しました。左足の一撃がリヴァコヴィッチの股間を抜けて0-2。このフィニッシュを見たマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーのスカウトは、テンションが上がったのではないでしょうか。
まずは1点返したいザグレブが、ここから逆襲。54分のイヴァンシッツのミドルは、ディオプにヒットしてファビアンスキの逆を取りますが、惜しくも右に外れました。頭を抱えた7番は、58分にも左からのパスを受けてディオプをかわし、右足でコントロールショット。今度こそ入るかと思いきや、ボールは右ポストの外に切れていきました。
終わってみれば、ザグレブはオンターゲットゼロ。最大のライバルに敵地で快勝したウェストハムの次の課題は、日曜日のマンチェスター・ユナイテッド戦に向けて、主力をリフレッシュさせることです。ハマーズが試合を終えた後、本拠地キングパワーでナポリと戦ったレスターも、残り20分に差しかかるまで2-0でリードしていました。
開始9分、ハーヴィー・バーンズの完璧なクロスに走り込んだアヨゼ・ペレスがフリーのボレーを叩き込んで先制。64分には、右からのイヘアナチョのパスを受けたハーヴィー・バーンズがボックス左に持ち込み、SBマルキュイの股間を抜けたボールが右のサイドネットに突き刺さりました。彼らとハマーズの最大の違いは、試合展開です。2-0になるまで、ナポリの猛攻に必死で耐えていたチームは、シュマイケルのビッグセーブ連発がなければ惨敗していたかもしれません。
それでも、2-0。リードをキープして試合を終えたかったレスターは、69分に最初の失点を喫しました。中央にいたファビアンからの浮き球をボックス左でコントロールしたオシムヘンが、ヴェステルゴーアに体を当てられながらも足を伸ばし、シュマイケルの頭上を越すループシュート。2-1としたストライカーは、87分にポリターノのクロスをヘッドで合わせ、何とかドローに持ち込みました。シュート数7対22と劣勢だったレスターにしてみれば、悪くない着地といえるのではないでしょうか。
ヨーロッパカンファレンスリーグでレンヌと戦ったスパーズも、2-2で初戦を終えました。ルーカス・モウラのシュートがベードの足に当たってGKの逆を突いたのは11分。幸先いいスタートを切ったアウェイチームは、23分にギラシをポストに使ったフラヴィアン・テにコントロールショットを決められ、71分にはギラシのシュートをGKゴッリーニが弾いたところをラポルドに詰められてしまいました。
逆転されたスパーズがイーブンに戻したのは76分。ドハーティーのアーリークロスにマルタンが触ると、ゴール前に浮いたボールに先着したホイビュルクが巧みなタッチで左隅に流し込みました。チェルシーとのロンドンダービーを控えたヌーノ監督の悩みは、ハリー・ケインが沈黙を続けていることではないでしょうか。エースの量産がなければ、スパーズはプレミアリーグのTOP4フィニッシュにもトロフィーにも届かないでしょう。
チャンピオンズリーグは3勝1敗、ELとECLは1勝2分。プレミアリーグ勢で初戦を落としたのは、スールシャール監督の中途半端な采配でヤングボーイズに逆転されたマンチェスター・ユナイテッドだけですね…。いや、欧州の激戦は、まだ始まったばかり。2戦め以降の巻き返しに期待したいと思います。それはそれとして、ハマーズサポーターのみなさん、おめでとうございます!
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
コメントを残す