CL&ELの組み合わせ決定!バルサはパリSG、チェルシーはルビン・カザン
チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの準々決勝の組み合わせが決まりました。チャンピオンズリーグでは、アーセナルを破ったバイエルンはユベントス、ACミランを逆転したバルセロナがイブラヒモビッチやベッカムが所属するパリ・サンジェルマンと当たります。性懲りもなくベスト4予測をしますが、ドルトムント、レアル・マドリード、バルセロナ、バイエルンでしょう。おもしろくもなんともない予想ですが、それぞれ実力的に弱いほうのチームのコンディションがよくないか、もしくは強いほうがひと頃の不調を脱してチーム状態がよくなっているので、ここでの番狂わせの可能性は低い、とみます。
【チャンピオンズリーグ準々決勝組み合わせ/左が初戦ホーム】
マラガ(スペイン) VS ドルトムント(ドイツ)
レアル・マドリード(スペイン) VS ガラタサライ(トルコ)
パリ・サンジェルマン(フランス) VS バルセロナ(スペイン)
バイエルン・ミュンヘン(ドイツ) VS ユヴェントス(イタリア)
悩ましいのは、2月以降1回しか負けておらず、8試合で3失点のユヴェントスをどう見るか、ですね。GKブッフォン、イタリアで流行っている3バックにボヌッチ、バルザリ、リヒトシュタイナーと並ぶディフェンス陣は堅牢です。私は、現在欧州でいちばん強いのはバイエルンで、あの速くて組織的な中盤のディフェンスにピルロは何もできなくなる、と読んでいます。ユヴェントスは、先にホームで戦ってバイエルンをゼロに抑え、勝ちたかったですね。バイエルンが追いかける展開になれば、縦に速いユヴェントスがDFの裏をつく、というゲーム運びができるのですが、リードを奪われてしまうと中盤はセーフティ、後ろも締められ、崩すのは難しいでしょう。シュバインシュタイガーとリベリー、ボアテングがいないなかで完敗したアーセナル戦のように、欠場者が出ればまた変わってくると思われますが、メンバー落ちがなければ負けないでしょう。
ヨーロッパリーグは、3チーム残ったプレミアリーグ勢同士の対戦はありませんでした。過密日程で青息吐息のチェルシーは、遠征の距離が長いルビン・カザンとの対戦。ベンフィカやラツィオと早期に当たるよりはよかったかもしれませんが、体力的には避けたかったですね。まあ、そう考えると、「近くて戦いやすい」のはバーゼルとニューカッスルしかないので、「やっかいだけど最悪ではない」ということなのかもしれません。ベスト4予想は、カップ戦に滅法強いチェルシー、トッテナム、ラツィオ、ベンフィカ…うーん、これもおもしろくない。もといでラツィオ敗退、ファネルバフチェ勝利、としましょう。ラツィオが2月に入ってから4勝2分け5敗と負け越し、不安定な戦いぶりになっていることと、トルコのクラブのサポーターの強烈な応援、が予想根拠です。初戦、トルコでラツィオがでアウェイゴールを奪えるかがポイントになるでしょう。
【ヨーロッパリーグ準々決勝組み合わせ/左が初戦ホーム】
チェルシー(イングランド) VS ルビン・カザン(ロシア)
トッテナム(イングランド) VS バーゼル(スイス)
フェネルバフチェ(トルコ) VS ラツィオ(イタリア)
ベンフィカ(ポルトガル) VS ニューカッスル(イングランド)
欧州、宴たけなわ。高校野球もそうですが、ベスト8とベスト4がいちばんおもしろいですね。とりわけベスト8は、まだ伏兵がゴロゴロ残っているのがいいです。個人的には、ドログバとスナイデルを擁するガラタサライの奮闘と、パリ・サンジェルマンのバルサつぶしに期待しています。あれ?何だかスペインが嫌いみたいですね。…当たり前じゃないですか。2度のチャンピオンズリーグ決勝で、マンチェスター・ユナイテッドがバルサにどれだけ悔しい思いをしたか。ナニの退場と引き抜かれた因縁があるクリスティアーノ・ロナウドの決勝ゴールで、レアル・マドリードのためにどれだけ眠れない夜を過ごしたか。最近、チーム強化に積極的なトルコとフランスのクラブには、ぜひ仇をうってほしいですね。さあ、本番は4月上旬です。私のポンコツ予想は当たるのか!? 今度こそ!
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