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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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サー・アレックス・ファーガソン舌好調!ベニテス監督の嫌味を一蹴

ベニテスが仕掛け、ファーガソンが一笑に付す。チェルシーとマンチェスター・ユナイテッド、FAカップ再試合のゴングはすでに鳴ったようです。試合は、両監督が放つ言葉のジャブで始まりました。カーン!

前回のオールド・トラフォードの試合でファーガソン監督が自分と握手をしなかった、というのがベニテス監督の言い分。「試合が始まる前に彼を待っていたんだが…。多くの人が見ているのは分かっていたし、そこで何をするべきかも分かっていたんだがね」と嫌味たっぷりに非難しています。
これに対して、ファーガソン監督は一刀両断。「ナンセンスだ。なんで私が彼との握手を拒否するんだ? 私はそのときファンに対してサインをしていて、彼のことはまったく視界に入っていなかった。なぜそんなことを言い出したのかまったく分からない。握手したいのなら私の目の前に立てばよかったのに」。いや、彼らしいコメントですね。まっすぐ鉈を振り下ろすような、飾りのない重い一発。この勢いで、今日対戦するレディングが、先日マクダーモット監督を解任したことにも異議申し立て!
「シーズンのこの時期にブライアン・マクダーモットを解任するのは、控え目に言っても奇妙だ。12月末や1月上旬なら理解できたかもしれない。新監督が移籍市場で補強を考えることができるからね」「彼は1月のプレミアリーグ月間最優秀監督だったんだよ。私としては、自分が今月の最優秀監督にならないよう願うだけだね」

まさに言いたい放題。ベニテスさんのほうは売られたケンカなのでいいとして、レディングに関しては、あまりにも舌が滑らかで、ややすべり過ぎた感があります。この時期、下手に挑発すると、相手が結束してかかってきて苦戦したりします。ましてや残留争い中のチームの人事をおちょくるのは、相手がいちばん気にしているポイント、さすがにやめたほうがいいのでは…とハラハラです。

今夜の試合、レディングはマン・ユナイテッドに一泡吹かすことができるのでしょうか?5時間後、キックオフです。

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