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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

チェルシーEL4強進出!満身創痍のトッテナムはPK戦で終戦

ここまでプレミアリーグとFAカップ、ヨーロッパリーグを戦い続け、サウサンプトンに敗れた以外で決定的な綻びを見せていないチェルシーは称賛に値します。選手層の厚いマンチェスター・ユナイテッドならともかく、3つの大会を勝ち続けるだけの頭数がいない状況のなか、ラファエル・ベニテスはよくやってますね。「ディ・マッテオ監督だったらどうだったのか」を想像することにはもはやあまり意味がないでしょう。評価というのは常に結果論。2冠を獲れるかどうかはわかりませんが、ここまでのところはベニテス監督へのスイッチは悪くなかった、というお話ではないでしょうか。一方で、暫定監督という屈辱的な肩書をはね返し、恒久監督(?)の呼称を手に入れるには足りないでしょう。12月に世界一になれなかったことは、チェルシーの歴史にもベニテスのキャリアにも小さな傷としてついてまわることになります。

ルビン・カザンというロシアのクラブとのやっかいなアウェイ戦。試合開始わずか5分、この大会になるとなぜか元気なフェルナンド・トーレスが、ランパードからのパスを縦に抜け出してループシュート。この1点が大きかった!前半をリードして終わり、1-1になった後のモーゼスの勝ち越しゴールで勝負あり。その後2点を奪われて押し込まれるなど、決して余裕のある勝ち方ではありませんでしたが、1点おつりがある状態で逃げ切りました。「危なかった」という報道もあるでしょうが、マタとアザールを完全休養させての勝利は、ベニテス監督にとっては計画通りでしょう。14日のFAカップ準決勝、マンチェスター・シティとの「事実上の決勝戦」は、ケガから復帰予定のデンバ・バを含め、攻撃の主軸3人をフレッシュな状態で送り出せます。この試合も楽しみですね。

トッテナムは満身創痍。初戦、ホームで2-2と苦戦したバーゼルとのアウェイ戦には、サンドロ、ベイル、デフォー、レノン、ギャラスが不在。この日のベンチにおける攻撃のオプションは、今季プレミアリーグに1分も出場していない19歳FWコールサーストや、7試合100分ちょっとしかプレイしていない21歳キャロルという非常事態です。デンプシーのゴールで先制したものの2点を奪われて試合をひっくり返され、トータルスコア3-4のまま時間が過ぎていきます。キャロル投入の後、75分過ぎからハドルストーン、アス・エコトと、追いつくために後ろの選手を繰り出すヴィラス・ボアス監督、必死の采配。38分にデンプシーのこの日2発めが決まり、やっとの思いで4-4イーブンに戻すと、今度は90分、フェルトンゲンがレッドカード!10人対11人で、やりたくなかった延長戦に突入。押してくるバーゼルの攻撃をしのいでPKに持ち込んだものの、ここでハドルストンとアデバヨルが外して1-4でジ・エンド。戦力も厳しければ、運にも見放された1日でした。ホームで2点失ったツケを返せなかったという結果でしたが、ゲーム後にヴィラス・ボアス監督が選手を称えたように、今あるものを出し切っての敗戦でしょう。

最近、ついてないトッテナムですが、数少ないラッキーのひとつがFAカップ準々決勝でチェルシーがマンチェスター・ユナイテッドに勝ったこと。これによって、FAカップ準決勝開催のため、当初14日に予定されていたプレミアリーグ33節、チェルシーVSトッテナムが延期になりました。主力を欠きながら木曜日に延長戦まで演じて、3日後に来季CL出場権争いの直接対決となれば、天然ポジティブなヴィラス・ボアス氏でも泣きが入ったかもしれません。ここからは、プレミアリーグの3位奪取に集中です。

そしてニューカッスルですが、結果の数字だけ見れば、アウェイで1-3、ホームでは1-1のドローで、ポルトガルリーグを25戦21勝無敗で独走中のベンフィカに完敗、というように受け取れます。しかし、セント・ジェームス・パークでの第2戦は、実は非常に惜しかったのです。71分のシセの先制ゴールで、もう1点奪えばトータル3-3、初戦でアウェイゴールを手に入れているニューカッスル勝利、というところまで追い込み、アラン・パーデュー監督と選手たちはさらに攻勢を強めます。しかし、ここからのいくつかのチャンスを活かせず、追加タイムにカウンターに屈し、結局敗退。チェルシーを「冷や汗」「危なかった」といいますが、プレミアリーグで降格回避に汲々としているチーム相手に追いつめられたベンフィカこそ、その表現がぴったりでしょう。プレミアリーグでいいところなく終わりそうなニューカッスルですが、この大会ではやれることをやりきりました。健闘を称え、おつかれさま、といいたいですね。

さあ、4強が揃いました。ELの準々決勝組み合わせ決定時の私の勝ち抜け予想は、

チェルシー、トッテナム、ファネルバフチェ、ベンフィカ

でしたが、予想どおりラツィオが「熱狂的トルコファンが待つ魔のイスタンブール」をクリアできずに敗退し、結果は、

チェルシー、バーゼル、ファネルバフチェ、ベンフィカ

となりました。おお、3勝1敗。まあまあですね。心情的には、ハードスケジュールを必死に戦うチェルシーを観続けているので、ここまできたらぜひ優勝してほしいと思いますが、ベンフィカかな…。

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“チェルシーEL4強進出!満身創痍のトッテナムはPK戦で終戦” への1件のコメント

  1. www.cqy4.com より:

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