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宮市亮、CLデビュー!アーセナルは本戦出場決定もケガ人続出…どうなる!?週末のダービー

気持ちは、週末のノースロンドンダービーに半分くらい移っていたのではないでしょうか。思いのほか、手ごたえがなかったフェネルバフチェに、ラムジーがファンタスティックな2ゴールを決め、ホームでも2-0で楽勝。2試合トータル5-0で、アーセナルが16シーズン連続のチャンピオンズリーグ本戦出場を決めました。

ロシツキ、コシールニーを休ませ、ジルーは早々にお役御免。ギブスは途中出場で、ヤヤ・サノゴと宮市をテスト。プレッシャーの少ないこのゲームを存分に活用し、いい状態でダービーを迎えたかったヴェンゲル監督ですが、ポドルスキとラムジーがこのゲームで負傷。ポドルスキは3週間くらいかかるようで、ラムジーの状態は不明です。モンレアルが復帰し、ロシツキとカソルラが健在なので、左サイドは何とかなるとしても、痛いのはセンターMF。アルテタ、ディアビ、チェンバレンに加えてこの日のラムジーと、4人を欠く苦しい布陣となってしまいそうです。

トッテナム戦のスタメンを想定してみましょうか。GKシュチェスニー、DFは右がジェンキンソン、センターはサニャとメルテザッカー。ケガの回復によってはコシールニーを戻すかもしれません。左にはモンレアルでしょうか。中盤の真ん中はウィルシャーとロシツキでしょう。攻撃陣は、右はウォルコット、トップ下にカソルラ、左にはギブスを上げるとみます。そしてトップには4戦3ゴールと好調のジルー。このあたりが、妥当なフォーメーションでしょう。

さあ、ここからは、サプライズがあれば、というお話です。21日にトルコでフェネルバフチェを0-3で破った時、アーセン・ヴェンゲル監督は、「私の移籍市場は今、始まった。9月2日までの12日間、いろんなことが起こるだろう」とやって、マスコミの失笑を買いました。思わず私も「今までの3ヵ月は何だったんだ!?」とパソコンに向かってツッコミを入れてしまいましたが、相変わらず、頼もしいまでのド天然発言です。トッテナム戦は、9月1日。移籍市場終了の前日です。となると、噂のあのMFは既に獲得できているかもしれません。そして、もうひとつ。話は変わりますが、今朝のゲームで、75分にウォルコットに代わって日本が誇るスピードスター、宮市亮が右サイドに入りました。試合終了直前に見せた、ジェンキンソンへのクロスは最高の切れ味。ゴールやアシストはつかなかったものの、次につながるプレイだったのではないかと思います。というわけで、まとめると、週末の最高のサプライズは…。

【サプライズA】
GK:シュチェスニー
DF:サニャ、メルテザッカー、コシールニー、ギブス
MF:ロシツキ、ウィルシャー、カバイェ、ウォルコット、カソルラ
FW:ジルー

【サプライズB】
GK:シュチェスニー
DF:ジェンキンソン、サニャ、メルテザッカー、モンレアル
MF:ロシツキ、ウィルシャー、ウォルコット、カソルラ、宮市
FW:ジルー

どうでしょうか。グーナーのみなさんからすれば、好調ラムジーが不在となると「大きな戦力ダウンでとにかく不安」なのでしょうが、これをキッカケに宮市亮がアーセナルの大事な切り札としてチームに組み込まれるようになれば、プレミアリーグ観戦の楽しみがまたひとつ増えるというものです。無責任にいいますが、サプライズAかBが実現し、涼しい顔で戦うヴェンゲル監督と、意外と手ごわい仇敵に眉をひそめるヴィラス・ボアス監督(すみません、どうもこの方、スマートすぎてときどき鼻につくんです。トッテナムに恨みはないのですが)の顔がみたいですね。さあ、あと5日、いけますか?ボス。「我々の強力なスカッド」は、週末、さらに強くなっているのでしょうか?

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“宮市亮、CLデビュー!アーセナルは本戦出場決定もケガ人続出…どうなる!?週末のダービー” への1件のコメント

  1. What a pleasure to find someone who thinks through the issues

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