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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ついにきたヤヤ・サノゴ!アーセナルが2-0完勝で、ドルトムントにきっちりリベンジ!

コシールニーがベンチに復帰。前半2分に早々と先制、決めたのは何とヤヤ・サノゴ!ガナーズのサポーターにとって、うれしいサプライズだらけで始まったゲームは、あと1点足りずという悔やまれる結果に終わりました。9月に2-0で完敗を喫したドルトムントに、同じスコアできっちりお返しできたのはいいのですが、グループステージ首位通過を考えれば、最終戦でドルトムント引き分け、アーセナル勝ちなら首位を奪回できる3-0にしておきたかったところです。両者の対戦成績が2-0、0-2とイーブンになったため、最終戦で勝ち点が並んだ場合は得失点差の勝負。ここまでプラス4のアーセナルに対して、ドルトムントは10。いくらアレクシス・サンチェスが好調でも、トルコでのゲームで7点を奪うのは至難の業。とはいえ、これでプレミアリーグ勢2チームめの決勝トーナメント進出が確定しました。グーナーのみなさん、おめでとうございます!

先制点は、スローインからスタート。前線で巧みにボールをキープしたヤヤ・サノゴが中のカソルラに預け、折り返しをフリーでもらうと、GKヴァイデンフェラーと対峙したサノゴは股間をきれいに抜く冷静なシュート。長い間ゴールの味を忘れていたストライカーが喜びを爆発させ、勢いにのったガナーズ。8分、カウンターからラムジーがヤヤ・サノゴにつなぎ、背番号22がフリーで持ち込みますが、ゴール前での足さばきが悪く、最後はシュートをDFに当てて終わります。

マルコ・ロイスをケガで欠き、香川真司もベンチスタートとなったドルトムントは、18分に反撃。右サイドからオーバーラップしたビシュチェクが入れた速いグラウンダーは、ゴール前を横切りファーで足を伸ばしたインモービレにあと数センチ。39分には、ギュントガンのロングパスの落としを右サイドで受けたムヒタリアンがフリー。これは決まるかと息をのんだ右足は、シュチェスニー負傷でチャンスがまわってきたマルティネスがビッグセーブ。アーセナルペースのゲームは、1-0をキープしたまま後半に入ります。

ハーフタイムの後、エンジンがかかってきたのはアレクシス・サンチェス。50分には、ハーフラインを越えたあたりで受けたボールをペナルティエリア手前まで持ち込み、強烈なミドルシュート。その5分後には、サイドチェンジのボールを右でもらった好調チェンバレンがゴール右隅を狙ったミドルを放ちますが、きれいな弧を描いたシュートは惜しくもバーに阻まれます。押しまくるアーセナルに待望の追加点が入ったのは、57分。この日キレキレだったカソルラが、左にいたアレクシス・サンチェスに速いパスを通すと、アレクシスはDFを抜くと見せかけ、インフロントでカーブをかけた見事なコントロールショット。ボールは必死にダイブするヴァイデンフェラーの手の下を通り、右のサイドネットを叩きます。エミレーツ(CLではアーセナル・スタジアム)にこだまする、「アーセナル、アーセナル」の大合唱。2-0はセーフティリードではありませんが、今日のアーセナルなら3点めを取るほうに期待できます。

劣勢のドルトムントは、60分に香川真司とアドリアン・ラモスが登場。この日の香川真司は、プレミアリーグでノーゴールに苦悩していた頃のようでした。78分に、ペナルティエリア左でグロスクロイツを縦に走らせたパスや、追加タイムにラモスに決定的なシュートを打たせたバックヘッドなど、随所にいいチャンスメイクはあったものの、シュートチャンスではことごとくトラップをミス。シュートを打てる位置にボールを置けず、クロップ監督に求められた仕事はできませんでした。香川のパスを受けたアドリアン・ラモスのシュートをマルティネスが足でブロックした瞬間、ドルトムントの敗戦は決定的となり、アーセナルはクリーンシートで完勝しました。

勝ったのはよかったのですが、65分にアルテタ、78分にヤヤ・サノゴと、またもやふたりも負傷退場。ガナーズサポーターはなかなか手放しで喜べません。それにしても、あと1点ほしかったですね。ドルトムントがよかったのなら仕方がないのですが、イエロージャージに9月に見せた凄みはなし。アーセナルの前線が冴えていただけに、2-0という着地には物足りなさが残りました。これからのガナーズに求められるのは、プレミアリーグでの復調と、チャンピオンズリーグにおけるクジ運です。今季こそ、バイエルンなど引きませんように!

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“ついにきたヤヤ・サノゴ!アーセナルが2-0完勝で、ドルトムントにきっちりリベンジ!” への2件のフィードバック

  1. せお より:

    更新お疲れ様です。

    とりあえず、しっかり勝って、グループステージ突破できて、よかったです。
    当然3点目取れればよかったですが、アンデルレヒト戦でああいう失態を
    おかしてしまった時点で、もう首位通過はあきらめざるを得なかったでしょうし。
    ここんところリーグ戦で不甲斐ない戦いが続いていたので、この勝利を
    国内の戦いにもつなげてほしいと思います。

    サノゴ、アルテタの負傷は痛いですが 、ならば一度キャンベルを
    次のガラタサライ戦CFで使ってみるのもありかと思います。
    とはいえ、監督がそういう決断をするようには、全然思えやないですが…。

    問題はアルテタのほうでしょうか。
    ラムジーがなんとか昨シーズンのパフォーマンスを戻してくれれば
    展望は明るいのですが…。

    —–
    更新ご苦労様です。

    3点目を奪える可能性があったことは事実ですけど失点していた可能性もありますからね。とにかく
    勝つべき試合で久しぶりに勝ち切ったことにまずは安堵しました。

    個人的に最も嬉しかったのはカソルラが輝いていたことです。エジルが離脱している中でカソルラが
    一昨年の調子に戻れば攻撃陣はより一層活性化するでしょう。鍵を握る選手の一人だと思います。

    アルテタはやはりというべきか連戦が難しくなってますよね。深刻な怪我でないことを願ってます。
    ウィルシャーは・・・長期離脱でしょうか?とても残念です。ラムゼイがまだ本調子ではないだけに
    心配ではあります。思い切ってロシツキを使っても面白いと私は思います。

    何せアーセナルのCLにおけるクジ運の悪さは驚異的ですからね。今年はきっと吸い込まれるように
    マドリードが本拠地のあのクラブを引き寄せると私は思っています。

    これで少なくても年内はプレミアに専念できますね。それでもベンゲルと首脳陣は冬の補強に向けて
    動き出すべきです。セントラルMFとCBのダブル獲りが出来ればベストですけどそれほど上手くは
    いかないでしょう。一人ならば・・・セントラルMFの方がいいかな?と思い始めています。

    —–
    更新お疲れ様です。

    今季は気分が沈む試合ばっかりなので気持ちよく勝ててよかったです。ドルトムントは鬼のようなプレスが見る影もなかったですね…
    ただ、この試合で1番よかったのは解説の方のお話でした!湘南の監督だったんですね!毒もないし勉強になる話ばかりでした(^-^)プレミアの解説を全部担当してもらいたいぐらいです笑

  2. makoto より:

    サッカー小僧!さん tomoさん>
    アルテタとウィルシャーは残念な状況になってしましました。ただし、これでセントラルMF補強にドライブがかかるかもしれません。

    せおさん>
    英語の番組で観ていたので、知りませんでした。曺さんが話していたのですか?それは聞いてみたかったですね。

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