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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ルーニー、マタ、リンガード!今季最高の出来だったマンチェスター・ユナイテッドが4-0大勝!

プレミアリーグではオールド・トラフォードで3戦連続ドロー、直近6試合を1勝4分1敗。試行錯誤のマンチェスター・ユナイテッドは、4-3-3で攻め続けたアーセナル戦で浮上のきっかけをつかめたのでしょうか。2勝2敗でグループ3位とこちらも停滞気味のヨーロッパリーグは、いよいよ5節。ホームでフェイエノールトに勝てなければ、屈辱のグループステージ敗退への道が鮮明に見えてきます。モウリーニョ監督のスタメンは、GKロメロ、DFバレンシア、フィル・ジョーンズ、ブリント、ルーク・ショー、MFキャリック、ポグバ、マタ、ムヒタリアン、ルーニー、FWイブラヒモヴィッチ。注目は、先発したプレミアリーグは5勝3分、公式戦7勝3分1敗とチームを牽引するマタ、そしてそろそろ結果を出したいムヒタリアンです。開始2分、バレンシアのクロスを頭で合わせたのはポグバ。先にゴールがほしいホームチームが主導権を握っています。

決して速くはありませんが、今日のマンチェスター・ユナイテッドはキャリックを起点にパスがまわっています。10分、キャリック、ポグバ、ズラタンが穴を探しながらテンポよくダイレクトパスを交換し、ルーニーとの連携でムヒタリアンが最前線へ。GKジョーンズが飛び出して懐に収めますが、可能性を感じさせる仕掛けです。エールディヴィジで首位を走るフェイエノールトは、サイドを崩して前線のヨルゲンセンに合わせる速攻狙い。しかし、マンチェスター・ユナイテッドは奪われた直後の対応が速く、縦に入る楔のパスには執拗にプレッシャーをかけています。アウェイチームがチャンスを創れないなか、18分のポグバの強烈なミドルはGKジョーンズが指先でバーの上にセーブ。CKから連打したムヒタリアンとキャリックの遠めからのシュートは、DFが身を挺してブロックします。

ここまでうまく守っていたマンチェスター・ユナイテッドは、26分に速攻を喰らいます。左サイドから持ち込んだエリアにフィル・ジョーンズがあっさりかわされ、グラウンダーをダイレクトで叩いたヨルゲンセンの一撃はロメロがセーブ。このこぼれ球を左足で狙ったデュルク・カイトの決定的なシュートは、ロメロが何とか足に当ててCKに逃れます。プレミアリーグ時代の活躍が懐かしいベテランMFは、千載一遇のチャンスを決めきれませんでした。31分、ルーク・ショーからパスをもらったズラタンがアウトで右のポグバに落とすと、ファーへの浮き球でGKの目前に飛び込んだムヒタリアンがスライディングシュート。うまくヒットせず、ジョーンズにキャッチされましたが、これまでのプレミアリーグではなかなか見られなかったコンビネーションです。

33分、左から上がったルーニーがファーサイドめがけて入れたロングフィードは、ポグバの頭に届く直前でジョーンズがパンチします。ホームチームが先制したのは、この直後でした。中央のイブラヒモヴィッチにパスを通して左から上がったルーニーは、シュートを打つぞとフェイントを入れるエースを見て巧みにラインの裏に侵入し、フリーでラストパスをもらいます。フェイエノールトのDFが1枚残っており、オフサイドの旗は上がらず。冷静なチップキックがジョーンズを越えてゴールに吸い込まれ、オールド・トラフォードに絶叫が響き渡ります。前半は、このまま1-0。エリアにやられた速攻以外は、マンチェスター・ユナイテッドの守備は冷静に対応できており、次のゴールを決められればそこで決着がつきそうです。

ポグバの縦パスで、勢い余ったルーニーがジョーンズとぶつかったのは46分。ボックスのなかからズラタンとムヒタリアンが次々と狙ったシュートは、いずれもDFに阻まれますが、後半もマンチェスター・ユナイテッドはポグバとキャリックのところでボールを奪えており、フェイエノールトは守勢にまわっています。51分、ズラタンからのパスを受けたマタの巧みなループシュートは、ジョーンズが下がりながらセーブ。ドリブルで斬り込んで相手をかわすとすかさずシュートを放つムヒタリアンは、61分にもズラタンに預けて左から裏に入ると、リターンをもらって角度のないところからシュート。惜しくも枠を捉えられませんでしたが、期待のアタッカーがようやく本領を発揮し始めています。

前から追ってパスコースを限定し、苦しい体勢から出てきたボールを狙って奪う守備が機能したのは69分。敵陣でキャリックがパスカットし、ズラタンを経由したボールは前線に走り込んだルーニーへ。打つと見せてGKを引きつけ、左に流したラストパスがマタにつながり、左足のダイレクトシュートが無人のゴールに転がります。2-0、これで決まりでしょう。71分にGKのキックをカットしたムヒタリアンから優しいパスをもらったズラタンは、1対1を止められてはいけません。74分、マタと代わったラシュフォードが縦に走ったズラタンにパスを通すと、9番のグラウンダーはジョーンズが出した足に当たってコースが変わり、オウンゴール。90分には、デパイ、ラシュフォード、リンガードの途中出場組にバレンシアが加わったダイレクトパスの交換から、スペースを見つけたリンガードがフリーの左足シュートを左のポストの内側にぶつけて4-0。マンチェスター・ユナイテッドは完勝で、グループステージ突破に近づきました。

素晴らしい勝利でした。間違いなく今季最高の出来でした。後半、獰猛にゴールをめざしていたムヒタリアンにゴールがあればパーフェクトでしたが、4-0のゲームにそこまで求めるのは欲張りでしょう。奪うプレスではなく、絞るプレスで苦しい縦パスを出させてさらう守備には、テンションが上がりました。ポグバとキャリックの守りが生んだゴールラッシュでもあったと思います。週末のプレミアリーグとEFLカップ準々決勝は、ウェストハムとの連戦となりますが、今日のサッカーを続けて、今度こそミキの初ゴールを見せていただければと思います。ありがとう、文句なしです!

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“ルーニー、マタ、リンガード!今季最高の出来だったマンチェスター・ユナイテッドが4-0大勝!” への3件のフィードバック

  1. MUFC@7 より:

    ハードプレスが流行していますが的を絞り奪いにいく従来型プレスの方が効率的でモウリーニョらしいですね。まぁ古くさいなどと言われていますが今のチーム状況では、とりあえず勝てれば問題ないわけでリーグでも浮上のきっかけとなる勝利になればいいのですが。コンディションの良かった様子をみると、ルーニー・イブラも休ませながら起用した方がいいと思いますね。連勝街道を進んでくれると嬉しいんですがね(笑)

  2. yuto より:

    ムヒタリアンの本来の姿が見られたと思います。
    前半8分あたりのルーニーとのコンビネーションでの崩しは素晴らしかったです。
    あとはリーグ戦でもこの勢いを続けてくれればと思うばかりです。

  3. makoto より:

    MUFC@7さん>
    相手の強さや戦い方まで勘案すれば、理想的なゲームだったと思います。すっきりしました。

    yutoさん>
    早くミキのゴールが観たいですね。よかったと思います。

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