圧巻ルカク&絶品マルシアル!マンチェスター・ユナイテッドがモスクワで4発圧勝!
キックオフから押していたマンチェスター・ユナイテッドは、4分にいきなり先制します。ルカクが起点のカウンター。エースのスルーパスを左サイドで受けたマルシアルが中の上がりを待って右足でクロスを入れると、完璧なヘディングを突き刺したのはやはりルカクでした。6分、CSKAモスクワが反撃。右からの仕掛けで中央に持ち込んだゴロビンがシュートをミスすると、転がったボールがジャゴエフの足元へ。左隅を狙ったシュートは、デ・ヘアのビッグセーブに阻まれます。11分、右サイドに流れたルカクがグラウンダーをムヒタリアンに通すと、左足のミドルはバシンに当たってCK。1分後、ボックス手前から左に展開したムヒタリアンがゴール前に走り込み、ブリントのリターンをノーマークで叩きますが、アキンフェエフが足でブロックして2点めはなりません。
18分、右からボックスに入って縦パスを受けたムヒタリアンは、シェンニコフのチェックを受けて転倒。これがPKとジャッジされ、マルシアルがアキンフェイフの逆に転がして0-2とします。ゴロウィンのミドルがきわどく右に外れると、27分に左から仕掛けたのはマルシアル。相手の読みをうまく外して右足で上げたクロスをベレズスキが空振りしてしまい、裏に入ったルカクが難なくボレーで押し込みます。35分、ムヒタリアンがドリブルで上がってルカクに預けると、9番は普段打たないような距離からミドルシュート。これは何とかアキンフェエフが左手で弾きますが、こういうシュートが飛び出すのは3点リードによる余裕のなせる業です。36分、ジャゴエフとのコンビプレーでチャロフが一瞬フリーとなり、右足で放ったシュートはこれもデ・ヘアがリアクション。プレミアリーグでもよく見られる至近距離からのシュートに対する反応の速さは驚異的です。前半は0-3。後半のモウリーニョ監督のチームは、無理をせずに試合を殺しにかかるはずです。
49分、ボックス手前にいたマルシアルが右のルカクに高速スルーパスを通すと、淀みない動きで放ったワントラップボレーはアキンフェエフがビッグセーブ。51分にアシュリー・ヤングがクロスを入れると、ブリントのヘッドはバーを越えていきます。57分、インターセプトに成功したマティッチが縦にスルーパスを送ると、ルカクのトラップが大きく、DFにクリアされてしまいます。4点めは、この直後でした。敵陣で奪ったエレーラが前線にいたマルシアルに縦パス。強いシュートはアキンフェエフにセーブされるも、リバウンドにいち早く反応したムヒタリアンが無人のゴールに流し込みました。58分にムヒタリアンに代わったリンガードは、1分もしないうちにマルシアルから完璧なラストパスをもらいますが、アキンフェエフに1対1をブロックされてしまいます。
アシュリー・ヤングをダルミアン、マルシアルをラシュフォード。疲れた選手、痛んだ選手に大事を取らせたモウリーニョ監督は、確実に勝利に向かっています。マティッチの素晴らしいロングフィードでアキンフェエフと1対1になったダルミアンは、GKに当てて5点めはならず。90分にゴルビンの浮き球で裏に抜けた途中出場のクチャエフが1点を返しますが、スコアが動いたのはこれが最後でした。マンチェスター・ユナイテッドが4ゴール圧勝で勝ち点6として、グループAの首位をキープしました。
プレミアリーグで長くプレイするルカクとマティッチの加入が大きいのは確かですが、モウリーニョ監督のチームの得点力が格段に上がった理由として、2年めのムヒタリアンの覚醒とマルシアルの復活は外せないでしょう。ルカクに2本のクロスを合わせた11番は、ドリブルのリズムとタイミングを外すラストパスの感触を思い出し、プレミアリーグ仕様の体を手に入れたミキは当たり負けが減り、相手の嫌なところにパスを出せるようになりました。やっかいなモスクワ遠征に勝利しか望んでいなかった者としては、今日は文句なしです。プレミアリーグとチャンピオンズリーグで8戦9発ですか…いいストライカーに来ていただきました。買っちゃいそうです、9番のシャツ。
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ユナイテッドが素晴らしいことはもちろん嬉しいのですが、それ以上にプレミア勢がCLで無双していてチェルシーもアトレチコを圧倒していることが嬉しいです。
他リーグのファンの友達が黙り込んでいるのがとても嬉しい!!笑
誰が良かったかと言われれば、全員が質の高いプレーを見せてくれた印象です。
モスクワで3バックということでなかなか難しい試合になるのかなと思いましたが、攻撃、守備ともに圧倒できたことは本当に嬉しいです。
しかし、ここまで得点がどんどん入っていく展開は4、5年ぶりなのかなと感じるので今年のユナイテッドはどこまでいけるか本当に楽しみです。
ユナイテッドさん>
久しぶりですね、この感触は。まだ2試合ですが、どんどん勝ち続けてほしいです。
yutoさん>
いやー、ホントですね。サー・アレックス・ファーガソン時代以来です。