絶品ウーゴ・ロリス!ポチェッティーノ采配が冴えたトッテナムが、欧州王者のホームでドロー!
4分、マルセロのクロスがファーサイドに走り込んだハキミに通り、ダイレクトで折り返したボールをクリスティアーノ・ロナウドがヘディングシュート。ポストに直撃したボールはをベンゼマの足元に入り、左隅を狙った一撃はわずかに外。スパーズは、完全に押されています。危険なスルーパスを狙ってくるモドリッチに対して、近くでプレイするエリクセンは足にボールがついていません。ハキミとマルセロに対して、セルジュ・オーリエとフェルトンゲンがうまく対応できるかがポイントとなりそうです。
17分、ベンゼマの落としを受けたクリスティアーノ・ロナウドが右に持ち込んでクロスにシュート。これもぎりぎりで左に外れ、アウェイサポーターから安堵のため息が漏れます。19分、スパーズに決定機。エリクセンのCKに競り勝ったハリー・ケインが強烈なヘディングシュートを叩きつけると、ケイロル・ナヴァスが上に弾き出すビッグセーブで先制を許さず。プレミアリーグで6ゴールのエースにとっては、決めておきたいチャンスでした。
25分、セルジュ・オーリエとシソコが仕掛けたカウンターは、左に流れたボールをエリクセンがハリー・ウィンクスにつなぎますが、ボックスのコーナーからカーブをかけたシュートは枠の上。27分、何と何と先制はスパーズです。ハリー・ウィンクスとシソコが右から仕掛けた速攻で、セルジュ・オーリエがアーリークロスをニアに入れると、ハリー・ケインと競ったヴァランの足に当たってゴールイン。29分には、フェルトンゲンのクロスが流れてきたところをセルジュ・オーリエが遠めから思い切って右足を振り抜くと、ナバスが右に飛んで指先でプッシュします。ホームでビハインドを背負ったレアル・マドリードは、31分にクリスティアーノ・ロナウドの縦パスを受けたイスコがエリック・ダイアーをかわして左足で狙いますが、ロリスが確実にセーブして点差は埋まりません。
35分にイスコの浮き球を受けてボックスに侵入したマルセロは、左足のシュートをニアに外します。2分後、古巣対決のモドリッチがゴール前に浮かしたボールは、ベンゼマのヘッドが薄くヒットし左に逸れていきます。プレミアリーグで2戦連続クリーンシート勝利といえども、スパーズは引きすぎてはいけません。しかし41分、モドリッチ、イスコ、ベンゼマとテンポよくつながった中央突破から、ラインの裏に飛び出したトニ・クロースをセルジュ・オーリエが引っ掛けてしまい、ジャッジはPK。クリスティアーノ・ロナウドがこれを難なく右隅に決めてレアル・マドリードが同点に追いつきます。前半は1-1。ポチェッティーノ監督のチームは、決定機の数では負けていません。
後半開始直後の波状攻撃は、スパーズ守備陣がゴール前を固めてしのぎました。54分、カゼミーロが右から浮かしたボールをフリーのベンゼマが頭で叩いた決定的なチャンスは、ロリスが左足に当てるビッグセーブ。直後、イスコの浮き球でラインの裏に入ったクリスティアーノ・ロナウドは、ハーフボレーを打ち上げてしまいます。セットプレーを活かしたいスパーズですが、ダヴィンソン・サンチェスのヘッドは大きくアウト。59分、カゼミーロのインターセプトからゴールに迫ったホームチームは、モドリッチとトニ・クロースの連打がいずれも枠にいきません。
62分、ハリー・ウインクスが自陣で失ったショートカウンター。右から突破したクリスティアーノ・ロナウドの一撃は、ロリスがまたもやビッグセーブ。3分後にもセルジュ・オーリエをかわして左足で狙ったCR7は、プレミアリーグ屈指のGKを破ることができません。71分、トッテナムに久々の決定機が到来。ジョレンテのスルーパスでハリー・ケインがGKと1対1になると、右足インサイドで右隅を狙うも指先でコースを変えるナヴァスの素晴らしいセーブに阻まれます。ジョレンテは、74分にもロリスのキックを巧みなヘッドで流し、右から走り込んだエリクセンをフリーにしますが、ニアに放った強いシュートはナヴァスが再びセーブ。CKのクリアをセルジュ・オーリエがゴール前に上げると、ダヴィンソン・サンチェスの鋭いヘディングはわずかに右に外れます。76分、ベンゼマが下がりアセンシオ。残り時間が10分を切っても、依然としてスコアはイーブンです。
ポチェッティーノ監督は、80分にジョレンテを下げて久々のダニー・ローズを投入。サイドのスペシャリストは、中盤センターを締めるために入ったようです。レアル・マドリードはセルヒオ・ラモスを前線に上げて勝ち越しを狙っています。87分、イスコに代わってルーカス・バスケス。足を痛めたシソコは、ソン・フンミンに後を譲ります。欧州王者はチャンスを創れないまま、やがてタイムアップ。スパーズはよくやりました。MVPはウーゴ・ロリスとポチェッティーノ采配だったと思います。フェルトンゲンとセルジュ・オーリエでサイドを封じる目論見は成功。危険なシーンはありましたが、冷静だった守護神がすべてクリアしてくれました。
昨季プレミアリーグ得点王が2度のチャンスのいずれかを活かしてくれればという思いは残りますが、クリスティアーノ・ロナウドやベンゼマと痛み分けだったと諦めるのが妥当でしょう。両チームのGKが魅せてくれたナイスゲーム。アウェイで貴重な勝ち点1を奪ったスパーズが、チャンピオンズリーグのグループステージ突破に近づきました。
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ここを決めてくれれば勝てたと思うシーンがいくつかありましたが仰られるとおりそれは相手方も同じでしょう
ベストメンバーでは無い中この結果は上出来です。
両SBそしてロリスがしっかり封じ込んでくれたのも大きいですが
私としてはダビンソンサンチェスの頼もしさにキングの面影を感じた試合でした
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押され気味でしたがベルナベウで引き分けは十分以上の結果でしょう
かたやドルトムントの戦力を考えたらアポエルには失礼だけど圧勝して当然の相手なのに
1番ワクワクしていた死の組が前半戦で早くもほぼ決まってしまったのは残念ですね
スパーズがレアルとアウェイで引き分けという状況が今のプレミアのレベルの高さを物語っていますね。
プレミアの戦術レベルが低いと言われていた時期もありましたが、今のプレミアリーグにはペップ、モウリーニョ、コンテ、クロップ、ポチェッティーノと名監督ばかりで、選手のレベルに加えて名監督の戦術が徐々に浸透してきたことも今のプレミア無双に繋がっているのかなぁと感じます。
今日はユナイテッドは絶不調のベンフィカ相手なので大丈夫だと思いますが、怪我人続出のチェルシーがローマに勝てるかがプレミア全チーム無敗の鍵ですね。
MVPはロリスで異論なし、いきなりのジョレンテ先発やヤンさんの左起用もさすがですが、一番の収穫はハリー・ウインクスがベルナベウでもやれるだけの選手になったということかもしれません。
デンベレが居ないと勝率がガタ落ちしていた時期が昔のことのようです。
シソコもムラがあるなりに今季は頑張ってくれていますし、ローズが復帰してラメラワニャマが帰って来ることを考えれば、シーズン開幕前に懸念されていた層の薄さは十分に払拭されたと言えそうです。
ウェンブリーでマドリーに勝てたら言うことなしなんですけどね。
ロリスとナバスが凄かったですが、シソコとウィンクス、オーリエが奮闘して勝ち点を取った試合でしたね。
エリクセンとモドリッチのマッチアップはやっぱり胸が熱くなりました。
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ロリスとナバスが凄かったですが、シソコとウィンクス、オーリエが奮闘して勝ち点を取った試合でしたね。
エリクセンとモドリッチのマッチアップはやっぱり胸が熱くなりました。
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文句なしの結果です。ロリスは、そしてもちろんナヴァスも、やはりワールドクラスのGKです。
この試合は両WBが非常に効果的だったと思います。特にオーリエは期待されている対人の強さを見せてくれて、マルセロの存在感を消していました。
あとはジョレンテとケインを並べるシフト(ケインがやや1.5列目気味)がハマっていて面白かったですね。また観たいです。
ターゲットにもなるしポスト役も上手い経験豊富なFW、いやー獲れて本当に良かったです。
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プレスパさん>
ダヴィンソン・サンチェスはいい補強でしたね。ポチェッティーノさんは素晴らしい采配だったと思います。
かーどさん>
今のドルトムントが、マドリードで勝つとは思えないですね。
どーんさん>
同感です。今季は楽しみです。
siniさん>
ハリー・ウインクス、素晴らしかったですね。ウェンブリーの一戦も期待しています。
プレミアリーグ大好き!さん>
モドリッチはさすがですね。エリクセンは、相手をリスペクトしすぎているんじゃないかなと思いました。
ホタさん>
ジョレンテ獲得はヒットですね。ベテランらしい好判断を堪能しました。