世界を変えたサネのスーパーFK!10人のマン・シティが残り5分からの2発でシャルケを逆転!
11分、敵陣で奪ったアグエロのミドルはDFに当たってCK。16分にフリーで放ったデブライネの強烈な左足ミドルはGKの正面です。マン・シティの先制は18分。GKフェアマンがシャルケのDFサネに出したパスをダヴィド・シルヴァにインターセプトされ、2対1の形からアグエロが無人のゴールに流し込みました。24分、ダヴィド・シルヴァとスターリングに対してDFがひとりという決定機は、大事にいきすぎたスターリングがラストパスを失敗。ここから始まったカウンターは、ウートがチーム初のシュートを左足で放ちますが、ボールは左のポストの外を抜けていきます。
33分のデブライネのFKはフェアマンがキャッチ。逆襲を仕掛けたシャルケがカリジューリの左足シュートがオタメンディの手に当たったとアピールすると、レフェリーはVARの映像を見ずにPKを宣告しました。スパーズから移籍したベンタレブが右隅に決め、1-1。43分のホームチームのFKでフェルナンジーニョがサネを引っ張った瞬間、即座に下されたジャッジは2度めのPKです。左に蹴ったベンタレブは読まれましたが、エデルソンは弾き切れませんでした。前半は予想外の2-1。プレミアリーグ王者は、彼ららしくないファールで失点を重ねてしまいました。
47分、フェルナンジーニョの縦パスを受け、右にまわり込んで打ったデブライネのシュートは右のポストすれすれを抜けていきます。猛攻のマン・シティ。ダヴィド・シルヴァとのパス交換からアグエロがマークを外しますが、シュートの瞬間にナスタシッチが足元に飛び込み、プレミアリーグ17ゴールのストライカーはピッチに倒されます。56分のギュンドアンの左足ミドルは枠にいかず。テデスコ監督は65分にメンディスに変え、ブルクシュトラーを投入します。68分、オタメンディがブルクシュトラーを後ろから引っかけ、2枚めのイエローで退場!ペップは急遽コンパニを呼び寄せ、コントロールタワーのダヴィド・シルヴァを諦めました。
残り20分、シュート数は5対17。マン・シティが中盤を支配しているものの、シュートの大半はミドルレンジです。73分のデブライネのFKは、壁にヒットしてポストの左。テデスコ監督が77分にマッケニーをスクリプスキに代えると、ペップはアグエロを下げてレロイ・サネを左サイドに配しました。プレミアリーグ23試合8ゴール9アシストのドリブラーの投入は、遅かったのではないでしょうか。シャルケは最終ラインで時間を遣い、リードをキープしようとしています。85分、サネのFKはスーパーショット!ゴール正面から左足を振り抜いた一撃は、ドライブがかかって斜めに落ち、右のサイドネットに突き刺さりました。
2-2に追いついたペップは、デブライネに代えてジンチェンコ。90分、エデルソンの超絶ロングフィードがスターリングに入り、オツィプカを抜き去った7番がフェアマンの脇を抜きました。あっという間の逆転劇。焦りが感じられた後半は強引な中央突破が目立ったアウェイチームは、個の力で2点をもぎ取りアウェイ勝利をゲットしました。10人になってコンパニを投入した後、3失点めを喰らわない状態になったのを確認してから反撃の打ち手を講じたペップの判断が適切だったということでしょう。べテランCBが入って間もない時間に「早くサネを!」と叫んでしまったのですが、鮮やかな逆転勝利を見せつけられた今は、腹の底から稀代の名将の采配をリスペクトしています。素晴らしいゲームでした。マン・シティはベスト8でどこと当たるのか…気が早いのは重々承知で、欧州の強豪クラブとの激戦を楽しみにしています。
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更新有難うございます。
出勤のギリギリまで観ていた段階では1-2でオタメンディも退場という負けパターン→プラットホームでタブレットを開いた瞬間にラヒームの歓喜のゴールセレブレーション⁉️最高の2点目3点目を見逃してしまいました。
開始前からカメラはアグエロそっちのけでサネやギュンドアンをクローズアップ!Makoto さんご指摘の通り「早くサネ出して!」と念じてましたが、追い込まれた状況でのビューティフル・ゴール、正に値千金!サネは「王の帰還」さながらの勇姿でした。このFKはベルナルドとラヒームがしつこく粘って獲ったファウルの賜物です。
3点目はいつものエデルソン→アグエロのホットライン、ピンポイントをラヒームガ再現してくれました。
終わってみればシティの執念と抜け目なさが際立ったゲーム、次は週末のカラバオ決勝、まずは1冠目を目指して手負いのチェルシーとの対戦です。
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逆転できたこととスーパーゴールに気を取られがちですが内容は良くなかったですね
CL勝ち取りたいはずなのに意外と淡白な感じがして今年も厳しいかなと思ってしまいます
劣勢の時に鼓舞してくれるような選手がいるといいのですが