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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

マンチェスター敗退、ロンドン躍動…欧州を席巻するプレミアリーグ勢を徹底チェック!

マンチェスター勢が散ったチャンピオンズリーグは、リヴァプールとトッテナムが4強進出。ヨーロッパリーグのアーセナルは強敵ナポリに完勝し、チェルシーは与しやすかったスラヴィア・プラハに順当勝ちで、いずれもCL出場権を賭けた戦いが続きます。2018-19シーズンの欧州は、プレミアリーグ勢が席巻するステージとなりました。それぞれの戦いぶりを振り返りつつ、セミファイナルを展望してみたいと思います。

国内最強のマンチェスター・シティは、2年連続でプレミアリーグ対決に敗れてベスト8止まりとなりました。国内では史上最強王者となった昨シーズンは、アンフィールドでオンターゲットゼロの3-0と完敗し、シティ・オブ・マンチェスターのセカンドレグでは2分に先制しながらも1-2の逆転負け。相手を怖れ、細心の注意を払って戦ったクロップ監督に対して、真っ向勝負で押しつぶそうとしたペップが速攻に屈した2試合でした。

今季のトッテナム戦も、CLに賭ける本気度の差が明暗を分けたのではないでしょうか。2度のVAR判定が話題になったセカンドレグの死闘がクローズアップされていますが、勝負のポイントはトッテナム・ホットスパー・スタジアムで開催されたファーストレグだったと思います。冴えなかったダヴィド・シルヴァを89分まで引っ張り、調子が上がっていたデブライネに数分しかプレイさせなかった采配が、1-0敗戦の一因となりました。アグエロのPK失敗が激痛だったのは確かですが、プレミアリーグで不振だったチームの底力を過小評価したようなターンオーバーが、セカンドレグの戦い方を難しくしてしまったように感じられます。

マンチェスター・ユナイテッドは、バルセロナに0-1、3-0で完敗。カンプ・ノウで2度めの奇跡を狙ったスールシャール監督は、なぜパリで成功したルカクとラシュフォードの2トップを採用しなかったのでしょうか。スアレスにやられたオールド・トラフォードのファーストレグでは、2人を前線に配してシュート数で上回っており、攻撃陣を大きく変えた理由がわかりませんでした。メッシをあれだけ自由にしては勝ち目はなく、必然の敗退だったと思いますが、選手起用や戦術から「何としても勝つ」という指揮官の意志が感じられなかったのが残念でした。

スパーズのポチェッテーノ監督をリスペクトしたいのは、アウェイゴールルールでリードしていたセカンドレグの41分に、負傷したシソコの代役としてジョレンテを選んだことでした。ハリー・ケインに加えてエリック・ダイアー、ハリー・ウインクスらを欠いたチームは、同じポジションに18歳のオリヴァー・スキップしかいなかったのですが、フォイスかダヴィンソン・サンチェスで守りを強固にするというチョイスはありました。最終ラインの前を埋めるよりも、最前線でボールが収まる機能のほうを重視したのでしょう。ストライカーは期待に応えて劣勢の後半に攻撃を支え、73分のセットピースで腰で押し込む殊勲のゴールを決めました。

リヴァプールは、昨季のラウンド16のアウェイゲームで0-5と圧勝したポルトを問題にせず、2-0、1-4のダブルを達成。モー・サラーは完全に復調し、マネとフィルミーノも好調をキープしています。ヨーロッパリーグの2チームは、いずれも連勝で4強入り。優勝候補と目されていたナポリと激突したアーセナルはインシーニェとミリクを完封し、スラヴィア・プラハにアウェイで勝ったチェルシーは、スタンフォード・ブリッジのセカンドレグで30分までに4発叩き込んで勝負を決めました。

さあ、いよいよセミファイナルです。CLはトッテナムVSアヤックス、バルセロナVSリヴァプール。「ビッグロンドンダービーinバクー」の実現が期待されるELはアーセナルVSバレンシア、フランクフルトVSチェルシーです。最もファイナルに近いのはチェルシーでしょう。今季のプレミアリーグ勢はバイエルン、ドルトムント、シャルケ04に快勝しており、CL出場権を本気で獲りに行くブルーズも長谷部誠のチームを問題にしないのではないかと思われます。

レアル・マドリードとユーヴェをアウェイで倒したアヤックスは勢いがあり、スパーズは新スタジアムの初戦で勝ち切ることが決勝進出の必須条件。マンチェスター・ユナイテッドとバルセロナの2試合を見る限りでは、レッズに勝機はあると思いますが、メッシを抑えられるかどうかが勝負の分かれ目となりそうです。アーセナルは、またもやっかいな相手と戦うことになりました。2月以降の公式戦で1回しか負けていないバレンシアは、ラ・リーガのバルサ戦をドローに持ち込み、アウェイで弱いレアル・マドリードに2-1で競り勝っています。アーセナルスタジアムで戦うファーストレグでアウェイゴールと勝ち点を許せば、敵地で堅守を崩すのはより難しくなるでしょう。

プレミアリーグ勢のファイナル独占を願っておりますが、4試合すべてにベットするならアヤックス、リヴァプール、バレンシア、チェルシーです。クロップの悲願VSポチェッティーノの集大成、エメリとサッリのCL出場権争奪戦といったファイナルステージを期待しながら、720分の激闘を存分に楽しみたいと思います。相方のグーナーは、バクーの決勝戦観戦を検討している気配を漂わせておりますが、果たして…!

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“マンチェスター敗退、ロンドン躍動…欧州を席巻するプレミアリーグ勢を徹底チェック!” への3件のフィードバック

  1. ゆゆ より:

    更新ありがとうございます。
    バレンシアはそんなに好調とは知りませんでした、、
    ロンドンダービーもいいですが、グーナーとしては
    長谷部にチェルシーを封じてもらいたいところです。
    リバポvsバルサ、ダイクvsメッシは楽しみで仕方ないです。

  2. プレミアリーグ大好き! より:

    更新ご苦労様です。ニュートラルな目線でみても今年はCL/ELともにプレミア勢が残っており、楽しいシーズンです。
    レッズサポの私としてはバルサは大変手ごわい相手ですが、メッシ対策とカンプノウでのアウェイゴール獲得が決勝への近道ではないかと、、、。まだまだ眠れない日々が続きますね!

    —–
    更新いつも楽しみにしております。
    レッズを応援しているものとしては
    待望のバルサとの真剣勝負。
    完全勝利して移籍を後悔させて欲しいですね。
    しかしそれに水を差すような
    本当か嘘かはわからないですが
    サラーの記事を上げるような姑息なやり方は
    好きにはならないですね。
    実力に自信がないんでしょう(笑)

  3. プレミアリーグ大好き! より:

    エメリに優勝してEL記録を更に伸ばして欲しい

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