2020.08.07 チャンピオンズリーグ2019-20チャンピオンズリーグ
ルイ・パトリシオ、渾身のビッグセーブ!ウルヴスが1-0で逃げ切り、ELベスト8進出!
3月にストップしたヨーロッパリーグが再開されたのは、8月5日。オールド・トラフォードにLASKリンツを招いたマンチェスター・ユナイテッドは、アウェイで5点のアドバンテージを得ていたため、サブの選手たちをピッチに送り出しました。GKロメロ、最終ラインにはバイリー、フォス=メンサー、フレッジとマタが中盤で起用され、前線はイガロとダニエル・ジェームズ。ボールを支配しながらも攻めあぐんだレッド・デヴィルズは、CKのクリアをダイレクトで叩いたヴィージンガーの美しいコントロールショットで54分に先制されますが、2分後にマタの素晴らしいスルーパスで左サイドのリンガードが独走。プレミアリーグの最終節で、シュマイケルのキックをカットしてゴールを決めた14番は、2試合連続となるフィニッシュをゴールの左隅に叩き込みました。
1-1のゲームに決着がついたのは88分。マルシアルとのワンツーでボックス手前に入ったマタが、9番に対するマークが緩いと見てすかさずリターン。トラップでトラウナーをかわしたマルシアルがGKにぶつけながらも押し込み、悠々とベスト8進出を決めました。同時刻開催でヘタフェとの1発勝負を戦ったインテルは、33分にルカクの強引な左足シュートで先制し、83分にはクロスのクリアに反応したエリクセンが左足のダメ押しボレー。ゴディンのハンドで与えたPKをモリーナが外すという幸運にも恵まれ、2-0でベスト8進出を決めています。10日に開催される準々決勝の相手は、マンチェスター・ユナイテッドがコペンハーゲン、インテルはレヴァークーゼン。優勝候補は、いずれも順当にセミファイナルに駒を進めるのではないでしょうか。
さて、本日はいよいよウルヴスが登場。プレミアリーグを7位で終えたチームは、アーセナルのFAカップ制覇によってヨーロッパリーグ出場権を失っており、今季のELで優勝できなければ欧州へのルートを閉ざされます。ラウンド16の相手は、アーセナルを倒したオリンピアコス。スタディオ・カライスカキで行われたファーストレグは1-1のドローで、本拠地モリニューで勝てば8強進出となります。開始8分、ウルヴス先制!ラウル・ヒメネスに縦パスを出した後、走り続けてGKの前に詰めたボデンスの手柄でした。ストライカーが潰され、バックパスを受けたGKアランのトラップが大きくなると、体を入れて奪ったポデンスが倒されてPK。ラウル・ヒメネスが落ち着いて決め、ホームチームが優位に立ちました。
13分にパスを出したホニー・カストロがバランスを崩して足を痛め、直後のCKをドハーティーがヘッドで折り返すと、右のポスト際にいたラウル・ヒメネスが右足で押し込みました。2-0かと思われたシーンは、GKと競ったサイスがファールを取られてノーゴール。19分にツィミカスが左から持ち込んで放ったシュートは、ルイ・パトリシオがニアに飛んでセーブしました。28分にオリンピアコスが速攻を仕掛け、右サイドから抜け出したエル=アラビのグラウンダーをカマラがDFに当てて決めますが、VARがオフサイドを指摘し、同点は認められません。
押される展開に慣れているチームは、後半もいつもの戦い方でワンチャンスを狙っています。60分に敵陣で奪って仕掛けた3対3のショートカウンターは、左から斬り込んだポデンスのシュートをアランがセーブ。67分にフォルトゥニスに3人抜きを喰らい、グラウンダーをゴール前で受けたエル=アラビを振り向かせてしまいますが、スライディングを気にした11番のフィニッシュは左に外れました。78分、ウセイヌ・バの不用意なバックパスをさらったジョッタがアランと1対1になりますが、左足のシュートはGKがブロック。81分に左からのクロスをフリーで叩いたアハメド・ハッサンのヘッドは決定的でしたが、ルイ・パトリシオの超絶ビッグセーブでウルヴスがリードをキープしました。
サイドを制圧されながらも、最後までゴールを許さなかったプレミアリーグのクラブが1-0で逃げ切りベスト8進出決定。次のセヴィージャは難敵ですが、後半になると鋭さを増すカウンターはいかにもノックアウトラウンド向きで、ハーフタイムをイーブンで折り返せれば勝機はあるでしょう。ヌーノ・エスピーリト・サント監督と選手たちの快進撃を応援したいのですが、彼らがスペインのクラブに勝つと、準決勝でぶつかるんですよね…。プレミアリーグでは、ホームでもアウェイでもドロー決着。ウルヴスを見続けたいという思いと、できれば直接対決は避けたいというビビリが錯綜し、複雑な気分です。ラウル・ヒメネス、アダマ・トラオレ、ダニエル・ポデンス…いやー、やはり。
1-1のゲームに決着がついたのは88分。マルシアルとのワンツーでボックス手前に入ったマタが、9番に対するマークが緩いと見てすかさずリターン。トラップでトラウナーをかわしたマルシアルがGKにぶつけながらも押し込み、悠々とベスト8進出を決めました。同時刻開催でヘタフェとの1発勝負を戦ったインテルは、33分にルカクの強引な左足シュートで先制し、83分にはクロスのクリアに反応したエリクセンが左足のダメ押しボレー。ゴディンのハンドで与えたPKをモリーナが外すという幸運にも恵まれ、2-0でベスト8進出を決めています。10日に開催される準々決勝の相手は、マンチェスター・ユナイテッドがコペンハーゲン、インテルはレヴァークーゼン。優勝候補は、いずれも順当にセミファイナルに駒を進めるのではないでしょうか。
さて、本日はいよいよウルヴスが登場。プレミアリーグを7位で終えたチームは、アーセナルのFAカップ制覇によってヨーロッパリーグ出場権を失っており、今季のELで優勝できなければ欧州へのルートを閉ざされます。ラウンド16の相手は、アーセナルを倒したオリンピアコス。スタディオ・カライスカキで行われたファーストレグは1-1のドローで、本拠地モリニューで勝てば8強進出となります。開始8分、ウルヴス先制!ラウル・ヒメネスに縦パスを出した後、走り続けてGKの前に詰めたボデンスの手柄でした。ストライカーが潰され、バックパスを受けたGKアランのトラップが大きくなると、体を入れて奪ったポデンスが倒されてPK。ラウル・ヒメネスが落ち着いて決め、ホームチームが優位に立ちました。
13分にパスを出したホニー・カストロがバランスを崩して足を痛め、直後のCKをドハーティーがヘッドで折り返すと、右のポスト際にいたラウル・ヒメネスが右足で押し込みました。2-0かと思われたシーンは、GKと競ったサイスがファールを取られてノーゴール。19分にツィミカスが左から持ち込んで放ったシュートは、ルイ・パトリシオがニアに飛んでセーブしました。28分にオリンピアコスが速攻を仕掛け、右サイドから抜け出したエル=アラビのグラウンダーをカマラがDFに当てて決めますが、VARがオフサイドを指摘し、同点は認められません。
押される展開に慣れているチームは、後半もいつもの戦い方でワンチャンスを狙っています。60分に敵陣で奪って仕掛けた3対3のショートカウンターは、左から斬り込んだポデンスのシュートをアランがセーブ。67分にフォルトゥニスに3人抜きを喰らい、グラウンダーをゴール前で受けたエル=アラビを振り向かせてしまいますが、スライディングを気にした11番のフィニッシュは左に外れました。78分、ウセイヌ・バの不用意なバックパスをさらったジョッタがアランと1対1になりますが、左足のシュートはGKがブロック。81分に左からのクロスをフリーで叩いたアハメド・ハッサンのヘッドは決定的でしたが、ルイ・パトリシオの超絶ビッグセーブでウルヴスがリードをキープしました。
サイドを制圧されながらも、最後までゴールを許さなかったプレミアリーグのクラブが1-0で逃げ切りベスト8進出決定。次のセヴィージャは難敵ですが、後半になると鋭さを増すカウンターはいかにもノックアウトラウンド向きで、ハーフタイムをイーブンで折り返せれば勝機はあるでしょう。ヌーノ・エスピーリト・サント監督と選手たちの快進撃を応援したいのですが、彼らがスペインのクラブに勝つと、準決勝でぶつかるんですよね…。プレミアリーグでは、ホームでもアウェイでもドロー決着。ウルヴスを見続けたいという思いと、できれば直接対決は避けたいというビビリが錯綜し、複雑な気分です。ラウル・ヒメネス、アダマ・トラオレ、ダニエル・ポデンス…いやー、やはり。
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ユナイテッドは選手を酷使して戦術のない監督と左利きのLSBとCBが必要。良くウィリアムズと契約延長したな…プロとは思えない左足の下手さ。
パトリシオはすごかったですね、ウルブスにも勝ってもらって今季の決着を着けましょうよ
監督の変更、ですね