2020.08.17 チャンピオンズリーグ2019-20チャンピオンズリーグ
なぜ動かなかった…⁉ 無策だったマン・ユナイテッド、逆転を許してベスト4で敗退!
GKデ・ヘア、DFワン=ビサカ、リンデロフ、マグワイア、ブランドン・ウィリアムズ、MFフレッジ、ポグバ、ブルーノ・フェルナンデス、FWグリーンウッド、マルシアル、ラシュフォード。スールシャール監督が選んだ11人はいつもの顔ぶれですが、マティッチとマクトミネイをベンチに置いてフレッジを起用したのはどういう意図でしょうか。ヨーロッパリーグ準決勝、セヴィージャVSマンチェスター・ユナイテッド。プレミアリーグを14戦連続無敗で終えたチームと、公式戦19試合連続無敗の激突は、どちらが勝ってもおかしくありません。
開始1分、グリーンウッドとブルーノ・フェルナンデスの連打はCK。セヴィージャはひるまず、スピーディーなサイドアタックを仕掛けています。7分、左にいたラシュフォードがマルシアルをポストに使い、ラインの裏でリターンをもらうと守護神ブヌと1対1。ダイレクトショットはGKがブロックしますが、その手前で10番の脛を削ったジエゴ・カルロスが咎められ、レフェリーはPKスポットを指差しています。準々決勝でラウル・ヒメネスのキックをストップしたブヌは、ブルーノ・フェルナンデスが左上に蹴ったボールに触れませんでした。
セヴィージャがポゼッションを取り、マンチェスター・ユナイテッドはカウンター狙い。13分にフレッジのボール奪取から速攻が始まり、中央を進んだブルーノ・フェルナンデスが右に流すと、シュートを狙ったのは長い距離を走破してきたフレッジです。右足のシュートはミートせず、ニアにアウト。1分後、セヴィージャの左からの反撃は、角度のないところからのオカンポスのシュートをデ・ヘアが冷静にセーブしました。セヴィージャのラインが間延びし、マン・ユナイテッドが中央突破を図るシーンが目立ちます。豊富な運動量で攻守に貢献するフレッジを見て、スールシャール監督がコンディションを重視したのがわかりました。
26分、左に張ったオカンポスの斜めのパスで、レギロンがボックス左を突破。ブランドン・ウィリアムズが中に絞っていたため、外から入ってきたスソはノーマークでした。完璧なグラウンダーに合わせた左足のボレーがニアに飛び込み、1-1。押されているマンチェスター・ユナイテッドは、サイドにおける劣勢を解消しなければなりません。ワン=ビサカ、グリーンウッド、ポグバと右でつながった33分のアタックは、18歳のグラウンダーを中央で叩いたマルシアルのボレーが浮いてしまいました。
39分のFKは、ゴールまで30メートル。臆せず狙ったラシュフォードの無回転シュートは、ブヌがセーフティファーストで右に弾き出します。45分に左から斬り込んで打ったラシュフォードのシュートは、ニアポストの外。フレッジが敵陣で奪い、ポグバのパスがボックス手前のブルーノ・フェルナンデスに通ると、トラップで浮かして叩いた右足のボレーはブヌが大きく左に弾きました。前半は1-1のイーブン。後半開始直後の46分、デ・ヘアのキックをハーフライン付近で収めたブルーノ・フェルナンデスから長いスルーパスが右に通ります。ブヌと1対1になったグリーンウッドは、左隅を狙ったキックを読まれてしまいました。
開始1分、グリーンウッドとブルーノ・フェルナンデスの連打はCK。セヴィージャはひるまず、スピーディーなサイドアタックを仕掛けています。7分、左にいたラシュフォードがマルシアルをポストに使い、ラインの裏でリターンをもらうと守護神ブヌと1対1。ダイレクトショットはGKがブロックしますが、その手前で10番の脛を削ったジエゴ・カルロスが咎められ、レフェリーはPKスポットを指差しています。準々決勝でラウル・ヒメネスのキックをストップしたブヌは、ブルーノ・フェルナンデスが左上に蹴ったボールに触れませんでした。
セヴィージャがポゼッションを取り、マンチェスター・ユナイテッドはカウンター狙い。13分にフレッジのボール奪取から速攻が始まり、中央を進んだブルーノ・フェルナンデスが右に流すと、シュートを狙ったのは長い距離を走破してきたフレッジです。右足のシュートはミートせず、ニアにアウト。1分後、セヴィージャの左からの反撃は、角度のないところからのオカンポスのシュートをデ・ヘアが冷静にセーブしました。セヴィージャのラインが間延びし、マン・ユナイテッドが中央突破を図るシーンが目立ちます。豊富な運動量で攻守に貢献するフレッジを見て、スールシャール監督がコンディションを重視したのがわかりました。
26分、左に張ったオカンポスの斜めのパスで、レギロンがボックス左を突破。ブランドン・ウィリアムズが中に絞っていたため、外から入ってきたスソはノーマークでした。完璧なグラウンダーに合わせた左足のボレーがニアに飛び込み、1-1。押されているマンチェスター・ユナイテッドは、サイドにおける劣勢を解消しなければなりません。ワン=ビサカ、グリーンウッド、ポグバと右でつながった33分のアタックは、18歳のグラウンダーを中央で叩いたマルシアルのボレーが浮いてしまいました。
39分のFKは、ゴールまで30メートル。臆せず狙ったラシュフォードの無回転シュートは、ブヌがセーフティファーストで右に弾き出します。45分に左から斬り込んで打ったラシュフォードのシュートは、ニアポストの外。フレッジが敵陣で奪い、ポグバのパスがボックス手前のブルーノ・フェルナンデスに通ると、トラップで浮かして叩いた右足のボレーはブヌが大きく左に弾きました。前半は1-1のイーブン。後半開始直後の46分、デ・ヘアのキックをハーフライン付近で収めたブルーノ・フェルナンデスから長いスルーパスが右に通ります。ブヌと1対1になったグリーンウッドは、左隅を狙ったキックを読まれてしまいました。
50分、右から上げたブルーノ・フェルナンデスのクロスがファーのマルシアルに通ると、右足のシュートは好調のGKがセーブ。リバウンドの落としを蹴ったラシュフォードの一撃は、フェルナンドが足元に飛び込んでブロックします。直後、マルシアルがボックス左を完全に崩したシーンは決定的でしたが、左足を振り抜いたブルーノ・フェルナンデスはレギロンにぶつけてしまいます。52分には敵陣でバネガから奪ったマルシアルが、ポグバとのワンツーでブヌと1対1。シュートを阻まれたストライカーは、1分後にも中央でパスを受けてGKを抜こうとしますが、左手に遮られてフィニッシュに持ち込めません。
56分にオカンポスとネシリが下がり、デ・ヨングとエル・ハダディがピッチへ。両者とも前線にパスがつながらなくなり、中盤で奪い合う時間が続いています。69分のポグバのミドルはバーの上。75分にスソと代わったフランコ・バスケスは左に入り、ムニエが右にまわっています。78分、ブランドン・ウィリアムズをかわしたヘスス・ナバスのクロスが絶妙なエリアに落ち、リンデロフのマークを外していたデ・ヨングのボレーがゴールの真ん中に突き刺さりました。2-1、ロペテギ采配的中!カードを切っていないスールシャール監督に、策はあるのでしょうか。
87分、ブランドン・ウィリアムズ、ラシュフォード、ワン=ビサカが下がり、マタ、フォス=メンサー、ダニエル・ジェームズ。93分にグリーンウッドをイガロは、あまりにも遅すぎます。サイドからのクロスに賭けるなら、ストライカーの投入はマタと同時でしょう。シュート数9対20、オンターゲット3対7とフィニッシュに関する数字で上回ったマンチェスター・ユナイテッドは、狙いなき采配によって敗れました。ラスト20分はシュートを打てず。イガロが入る直前のクロスのターゲットが、170cmしかないダニエル・ジェームズだったのを見ても、いつものスタメンの個人力で圧倒するしかないチームだったのは明らかです。
大げさに倒れてレフェリーにアピールする姿が目立ち、失点シーンでヘスス・ナバスにプレッシャーをかけられなかったブランドン・ウィリアムズ。たったひとりで上がってきたデ・ヨングから目を切ってしまったリンデロフ。最終ラインの2つのポジションは、夏の補強が必要なのではないかと思います。一方で、レギュラーのクオリティもサブの枚数も充実している中盤から前については、ジェイドン・サンチョやグリーリッシュといった高額な選手の前に、「手持ちの枚数をしっかり活かせる指揮官」なのではないでしょうか。監督が逆なら、3-1で勝てたゲームでした。ロペテギ監督が最初に動いた56分以降、ボックスに入れなくなったチームを30分も放置した理由がわかりません。ブヌが素晴らしかったとはいえ、悔しいですね…。
56分にオカンポスとネシリが下がり、デ・ヨングとエル・ハダディがピッチへ。両者とも前線にパスがつながらなくなり、中盤で奪い合う時間が続いています。69分のポグバのミドルはバーの上。75分にスソと代わったフランコ・バスケスは左に入り、ムニエが右にまわっています。78分、ブランドン・ウィリアムズをかわしたヘスス・ナバスのクロスが絶妙なエリアに落ち、リンデロフのマークを外していたデ・ヨングのボレーがゴールの真ん中に突き刺さりました。2-1、ロペテギ采配的中!カードを切っていないスールシャール監督に、策はあるのでしょうか。
87分、ブランドン・ウィリアムズ、ラシュフォード、ワン=ビサカが下がり、マタ、フォス=メンサー、ダニエル・ジェームズ。93分にグリーンウッドをイガロは、あまりにも遅すぎます。サイドからのクロスに賭けるなら、ストライカーの投入はマタと同時でしょう。シュート数9対20、オンターゲット3対7とフィニッシュに関する数字で上回ったマンチェスター・ユナイテッドは、狙いなき采配によって敗れました。ラスト20分はシュートを打てず。イガロが入る直前のクロスのターゲットが、170cmしかないダニエル・ジェームズだったのを見ても、いつものスタメンの個人力で圧倒するしかないチームだったのは明らかです。
大げさに倒れてレフェリーにアピールする姿が目立ち、失点シーンでヘスス・ナバスにプレッシャーをかけられなかったブランドン・ウィリアムズ。たったひとりで上がってきたデ・ヨングから目を切ってしまったリンデロフ。最終ラインの2つのポジションは、夏の補強が必要なのではないかと思います。一方で、レギュラーのクオリティもサブの枚数も充実している中盤から前については、ジェイドン・サンチョやグリーリッシュといった高額な選手の前に、「手持ちの枚数をしっかり活かせる指揮官」なのではないでしょうか。監督が逆なら、3-1で勝てたゲームでした。ロペテギ監督が最初に動いた56分以降、ボックスに入れなくなったチームを30分も放置した理由がわかりません。ブヌが素晴らしかったとはいえ、悔しいですね…。
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スールシャールのままではCL争いがやっとたのでは?
タイトルは「やっぱり動けなかった!」の方がよいかと。。。
いつまでたっても、戦術=レギュラーの個人技のみで
打開できなかった時の適切な戦術的な選手交代が出来ないので。
あとは、ショー離脱後のLBに重大な欠陥があるのは明白だったのに
ずぅーと放置して、そこを突かれてる。
コペンハーゲンクラスの相手でも、集中的に狙われてアップアップなんだから
セヴィージャ相手に通用するわけないす。
(ウィリアムズは頑張ってはいるけど、あそこまで左足が使えないのではLBは無理でしょ)
来シーズンに向けては、左利きのLBの獲得が何より必要なんでは、と思います。
ショーは怪我が多いうえに回復遅いし。
・・・でも、何よりも必要なのは、記事の最後に書かれている所になるんでしょうね。
ポジェをバルサに持っていかれる前に取ってほしいです,