エースとキャプテンが決めたチェルシーが、リールを下してCLノックアウトラウンド進出!
7分からウィリアンが蹴った2度のCKは、味方に通らず。10分、ズマのロングフィードをタミー・アブラハムが左で収め、落としをもらったプリシッチの左足シュートはファーポストの外に切れていきます。15分、カンテのクロスをエースが打ち損ね、後ろにいたエメルソンが左足を振り抜きますが、GKメニャンがビッグセーブ。押していたホームチームは、19分に先制します。コヴァチッチが前線に上がっていたカンテにロングボールを通し、胸で落としたボールをプリシッチが右に展開すると、ウィリアンがピエを抜き去ってニアにグラウンダー。フリーで待っていたタミー・アブラハムがヒールキックでネットを揺らしました。プレミアリーグ11ゴールのストライカーは、CLでも3ゴールを叩き込んでいます。
1-0となり、チャントのボリュームが上がるスタンフォード・ブリッジ。カンテが右で高いポジションを取り、逆サイドのコヴァチッチはカバーリングを重視しているようです。コヴァチッチ、プリシッチ、タミー・アブラハムがショートパスをつないだ中央突破は、ラインの裏に抜けるパスが入らず。33分、3人を次々とかわしてボックス左を崩したプリシッチの折り返しは、エースに通りません。チェルシーの2点めはセットピースでした。右からのCKをヘッドで叩いたのは、ニアに入ったアスピリクエタ。プレミアリーグではゴールがないSBが、アヤックス戦に続く2発めをゲットしました。2-0でハーフタイムを迎えたチェルシーが、CLの決勝トーナメントに近づいています。
後半も主導権を握るのはチェルシー。46分、ボックス脇から放ったプリシッチの強烈なシュートはメニャンが前に弾き、ジャロのクリアミスを直接叩いたウィリアンのボレーもGKが足でストップします。カンテが素晴らしいインターセプトを連発し、リールは前に出られず。2016-17シーズンのプレミアリーグMVPは、左右どちらにも現れ、ウイングやSBと連携しながらサイドを崩そうとしています。57分にウィリアンが右サイドを突破し、グラウンダーをタミー・アブラハムがトラップしてフォローを待つと、後ろから入ってきたアスピリクエタは左足のボレーをDFに当ててしまいました。
62分、ランパード監督はプリシッチに代えてハドソン=オドイを投入。リュディガーが復帰した最終ラインはリールに決定機を許さず、残り20分となりました。72分にタミー・アブラハムが下がり、バチュアイがトップへ。リールのGKメニャンは負傷リタイアとなり、ゴールマウスにはジャルディムです。74分のウィリアンのシュートはGKの正面。2分後、リールがカウンターを仕掛け、アラウージョがドリブルで左に流れますが、ボックスに入ったところでズマがスライディングでカットします。
78分、左からドリブルで縦に出たバンバをアスピリクエタが止められず、中央に入ったグラウンダーをロイク・レミーがクロスバーに当ててねじ込みました。淡々と自陣に戻るチェルシーOB。ヨハン・クライフ・アレナではバレンシアがアヤックスに0-1でリードしており、チェルシーが追いつかれれば、年明けのステージはヨーロッパリーグとなります。守りを固めるか、攻めて時間を遣うか。ランパード監督は、82分にコヴァチッチを下げてメイソン・マウント。フランク・ランパードのチームは追加点を狙っており、スタンフォード・ブリッジはアグレッシブな青いシャツを後押ししています。
88分、ウィリアンのクロスがカットされ、アスピリクエタがヘッドで中に送ると、DFを背負ったバチュアイが振り向きざまに放ったボレーはバーの上。ゴールを決めたタミー・アブラハムとアスピリクエタに加えて、献身的なプレイで攻守の軸となったカンテ、右サイドを制圧したウィリアンも勝利の立役者に挙げたいと思います。チェルシーサポーターのみなさん、おめでとうございます。負傷に苦しんだリュディガーが新チームにフィットし、最終ラインに安定感をもたらしてくれれば、年明けがより楽しみになります。2019-20シーズンのチャンピオンズリーグも、プレミアリーグ勢は4チームすべてが決勝トーナメント進出となりました。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
更新ご苦労様です。
就任初年度で、かつ、補強もできなかったチームを
ここまで引き上げるランパードは素晴らしいと思います。
チェルシーはまだ荒削りなところもあると思いますが、本当にこの先が楽しみなチームですね。プレミア勢決勝ラウンド進出は喜ばしい限りです!
早速の更新ありがとうございます。
アヤックス×バレンシアを別画面で眺めながら、なかなか手に汗握る展開でした。あそこで失点してしまう辺りに成長の余地があるとして、最後まで責める姿勢をみせての勝ち抜けは気持ちがいいですね。個人的にはジョルジーニョのフィルターもだいぶ効いていたと思います。2点奪われても3点取れば勝てるわけで、モウリーニョにはない新たなアグレッシブさで、まさかの優勝まで駆け抜けてもらいたいです!
ぎりぎりながらGL突破できて良かったです
思えば補強も出来ず若手ばかりの不安なシーズン開始だったことを思えばチェルシーよくやってますよね
リュディガーはやはり流石だなと再確認。
速さ・高さ・強さ・巧さが全て高いレベルでまとまってる。
それでいてメンタル面も熱い。完成度の高い素晴らしい選手。
心なしか逆足の精度も上がってた気がする。
なんとか勝ち上がれたという感覚でしょうか。ただ、シーズン前を思えばよく勝ち上がれたとも思います。決勝ラウンドは願わくばベスト8までいって、4試合経験が積めて超強豪に挑めたら、来期以降の大きな財産になるはず。
リュディガーの復帰は好材料ですが、相変わらず守備が不安定で中盤の3人のおかげというか…。攻撃や好守の切り替えはとても魅力的なんですが、冬のマーケットで、サンチョだザハだデンベレだと前線の話が多いですね。それよりリュディガーの相棒になるCB獲得してくれれば。アケの買戻しなんて話も出てますが…どうなることやら。あとは、早くチークがどうフィットするか見てみたい。
毎回、プレミアリーグ大好き!さんやnさんのブルーズ戦への的確なコメントが楽しみです! mackiさんの意見もポジティブでいいですね。
これ以上CBは要らんでしょ
ただでさえ4バックに主力級が4人もいて飽和してるのに
必要なのは左SB
ただチルウェルは少なくとも冬には無理だろうね
前線はペドロが今季いっぱいだし、夏に1人は獲らないと
ウィリアンも出て行くなら2人必要だね
気になるのはケガなどもありますが途中出場が続いてるオドイです、この試合でも早めに出場したもののロストを連発して周囲との連携も取れず、レギュラーのウィリアンプリシッチとの差はとても大きく感じます。
この2人が出ずっぱりの状態が続いてプリシッチはコンディション的にしんどくなってる感じもありウイングには冬の補強もあり得る中、若手が躍動するチームでインパクトを残せていないオドイの立ち位置はどうにも気になる部分ではあります。
サッリ体制でも後半は使われていましたが、ドリブルでちぎるシーンなどもちろん魅力はあるんですがレギュラーを務めれるレベルかと言われればまだ早いという印象でこのままベンチからの出場を続けるより他チームにレンタルしてフルシーズン戦う、経験を積むほうがいいのかなとの思いもあります。
ただでさえ現時点でバイエルンが高額で狙った逸材でレンタル移籍だとしてもデブライネやルカク、サラーがそこから完全移籍していき世界のトップとなったことでチェルシー側のフロントサポーター共に敏感にはなっているのですが、オドイにとって試合に出る時間を増やすことが今1番必要と感じるので何かモヤモヤしてしまいます。
そうですかね…ケンカ売るわけでもないし、知識があるわけではないので、トンチンカンな見解なら恐縮ですが、現有戦力のCB陣では守備陣厳しいかと。リュディガーは核になるとして、ズマ(好きですが)やクリステンセン、トモリ(2人とも伸びしろは期待します)が相棒で、劇的に失点は減らないような。もちろん、前がかりなスタイルだし、GKやSBとの連携もあり、CBだけのせいではないと思います。長期的視点で、完全に今季は育てる姿勢ならこのままでいくのがベストです。ただ、勢いが減速しただけに、ずっと減らない失点をなんとかしてほしいとも思ってしまうのです…
本当にトンチンカンな見解だね!
PSGとかシティらへんに鞍替えをオススメするよ!
そういうネガティブなことでしか発散できなくてかわいそう。どのくらいサッカーが語れるレベルの人間なのか。ポジティブなコメントを残せないとは残念。以後一切コメントは無視するので。