2022.10.26 チャンピオンズリーグ2022-23チャンピオンズリーグ
素晴らしきコナー・ギャラガー!攻め合いを制したチェルシーが、CLグループステージ突破決定!
シュート数は16対15、オンターゲットは7対11。攻め合いとなったサルツブルグとのアウェイゲームを1-2で制したチェルシーが、チャンピオンズリーグでノックアウトラウンド進出を決めました。グレアム・ポッター監督は、就任以来の公式戦9試合で6勝3分と未だ無敗。トゥヘル解任を断行したトッド・ベイリーオーナーは、ポジティブに捉えているのではないでしょうか。
47歳の指揮官は、プレミアリーグ13節のマンチェスター・ユナイテッド戦から4人をスイッチしています。GKケパ、3バックはトレヴォ・チャロバー、チアゴ・シウヴァ、ククレジャ。WBにスターリングとプリシッチ、センターはジョルジーニョとコヴァチッチ、コナー・ギャラガーの前にオーバメヤン&カイ・ハヴェルツという攻撃的な布陣です。
開始2分、ラインの裏に出たボールを追いかけたカイ・ハヴェルツは、短いバックパスをさらおうとしてケーンと激突。膝が顔に入ったGKは、大事には至らなかったようです。ケパが右に蹴ったボールを奪われた10分のピンチは、トレヴォ・チャロバーをかわしたオカフォーが打たずにパスを選び、カバーしたジョルジーニョがカットしました。
14分に縦パスを受けたオカフォーがスチッチに落とすと、左に持ち込んで放ったミドルはクロスバー越え。チェルシーの先制ゴールは23分でした。コナー・ギャラガ―のクロスをカイ・ハヴェルツが競ると、こぼれ球に先着したウーバーが必死にプッシュ。中央に転がったボールに咄嗟に反応したコヴァチッチが、左足のダイレクトショットを左隅に突き刺しました。
25分に右からのCKを蹴ったのは、コナー・ギャラガー。ニアのオーバメヤンのヘッドはケーンのビッグセーブに阻まれ、ファーから突っ込んだカイ・ハヴェルツはボレーで叩く寸前にクリアされてしまいました。
32分のカウンターは、コヴァチッチの縦パスをカイ・ハヴェルツが受けた瞬間、前線は2対1。右から上がったオーバメヤンがケーンと1対1となるも、打つ前に迷ってしまい、工夫のないキックをブロックされました。34分のオカフォーのミドルは、ケパがキャッチ。39分にスチッチのラストパスが左のケアゴーに通りますが、左足のシュートはニアポストの外を抜けていきました。
44分に左サイドで短いパスをまわしたチェルシーは、スターリングのスルーパスでオーバメヤンがラインの裏へ。先に触れれば追加点だったチャンスは、飛び出したケーンが懐に収めました。前半は0-1。ザルツブルグの同点ゴールは、後半が始まってすぐの48分でした。
左に展開したカウンター。ウーバーのアーリークロスは、逆サイドから上がったチュクビケ・アダムにぴったりです。ケパの逆を取る格好となったワンタッチが左隅に決まると、レッドブル・アレーナに歓喜の声が響き渡りました。
コヴァチッチがハンドを取られずに済んだ矢先の失点。52分にコナー・ギャラガ―のパスを受けたオーバメヤンは、デディッチをかわしてケーンの前に躍り出ますが、左足のシュートはニアポストの外に弾き出されました。
55分にオーバメヤンの浮き球で裏に出たプリシッチも、ボックス左で2人をかわすのが精一杯で、こぼれ球はGKがキャッチ。美しい決勝ゴールがクロスバーの下を叩いたのは、64分でした。プリシッチが横に出したボールをトラップしたカイ・ハヴェルツは、左足でカーブをかけたコントロールショットを打つと決めていたはずです。
1-2とされたザルツブルグの決定機は68分。左のウーバーの浮き球を収めたシェシュコが、トレヴォ・チャロバーのマークを外して右足を振り抜くと、ケパが左に飛ぶビッグセーブでCKに逃れました。コヴァチッチをロフタス=チークに代えていたポッター監督は、75分にプリシッチとオーバメヤンを下げ、アスピリクエタとアルマンド・ブロヤを投入しています。
88分にはコナー・ギャラガ―とスターリングに代わって、メイソン・マウントとツィエク。鋭い速攻が脅威だったザルツブルグに、後方に引いてスペースをケアするチームを攻めつぶすパワーはありません。うまく時間を遣ったチェルシーが、狙い通りに3ポイントをゲットしました。
MVPは?といわれると、カイ・ハヴェルツ、ケパ、コヴァチッチ…と迷うのですが、今後につながる収穫という意味合いも込めて、「ストライカーの後ろやサイドで輝いたコナー・ギャラガー」を指名したいと思います。
パス成功率86%、チャンスクリエイト3回。クロスは5本中4本が味方に合い、ロングボール3本は成功率100%。ドリブル成功2回、タックルも2回、デュエル勝率78%と、オールラウンダーとしての価値を存分に示しました。
フォファナ、カンテ、リース・ジェームズといったキーマンを欠きながら、負けないフットボールを続けるポッター監督にも拍手です。チェルシーで戦った10試合で、2失点以上は1度もなく、クリーンシートは5試合。攻撃陣がコンスタントに決められるようになれば、アーセナルやマン・シティに近づけるのではないでしょうか。
週末のプレミアリーグはブライトン。ザグレブ戦をはさんで、ガナーズとのビッグロンドンダービー。サブだった選手がフィット感を高めているブルーズの戦い方に注目しましょう。新監督の下でノーゴールのスターリングは、ちょっと心配ですが…。
47歳の指揮官は、プレミアリーグ13節のマンチェスター・ユナイテッド戦から4人をスイッチしています。GKケパ、3バックはトレヴォ・チャロバー、チアゴ・シウヴァ、ククレジャ。WBにスターリングとプリシッチ、センターはジョルジーニョとコヴァチッチ、コナー・ギャラガーの前にオーバメヤン&カイ・ハヴェルツという攻撃的な布陣です。
開始2分、ラインの裏に出たボールを追いかけたカイ・ハヴェルツは、短いバックパスをさらおうとしてケーンと激突。膝が顔に入ったGKは、大事には至らなかったようです。ケパが右に蹴ったボールを奪われた10分のピンチは、トレヴォ・チャロバーをかわしたオカフォーが打たずにパスを選び、カバーしたジョルジーニョがカットしました。
14分に縦パスを受けたオカフォーがスチッチに落とすと、左に持ち込んで放ったミドルはクロスバー越え。チェルシーの先制ゴールは23分でした。コナー・ギャラガ―のクロスをカイ・ハヴェルツが競ると、こぼれ球に先着したウーバーが必死にプッシュ。中央に転がったボールに咄嗟に反応したコヴァチッチが、左足のダイレクトショットを左隅に突き刺しました。
25分に右からのCKを蹴ったのは、コナー・ギャラガー。ニアのオーバメヤンのヘッドはケーンのビッグセーブに阻まれ、ファーから突っ込んだカイ・ハヴェルツはボレーで叩く寸前にクリアされてしまいました。
32分のカウンターは、コヴァチッチの縦パスをカイ・ハヴェルツが受けた瞬間、前線は2対1。右から上がったオーバメヤンがケーンと1対1となるも、打つ前に迷ってしまい、工夫のないキックをブロックされました。34分のオカフォーのミドルは、ケパがキャッチ。39分にスチッチのラストパスが左のケアゴーに通りますが、左足のシュートはニアポストの外を抜けていきました。
44分に左サイドで短いパスをまわしたチェルシーは、スターリングのスルーパスでオーバメヤンがラインの裏へ。先に触れれば追加点だったチャンスは、飛び出したケーンが懐に収めました。前半は0-1。ザルツブルグの同点ゴールは、後半が始まってすぐの48分でした。
左に展開したカウンター。ウーバーのアーリークロスは、逆サイドから上がったチュクビケ・アダムにぴったりです。ケパの逆を取る格好となったワンタッチが左隅に決まると、レッドブル・アレーナに歓喜の声が響き渡りました。
コヴァチッチがハンドを取られずに済んだ矢先の失点。52分にコナー・ギャラガ―のパスを受けたオーバメヤンは、デディッチをかわしてケーンの前に躍り出ますが、左足のシュートはニアポストの外に弾き出されました。
55分にオーバメヤンの浮き球で裏に出たプリシッチも、ボックス左で2人をかわすのが精一杯で、こぼれ球はGKがキャッチ。美しい決勝ゴールがクロスバーの下を叩いたのは、64分でした。プリシッチが横に出したボールをトラップしたカイ・ハヴェルツは、左足でカーブをかけたコントロールショットを打つと決めていたはずです。
1-2とされたザルツブルグの決定機は68分。左のウーバーの浮き球を収めたシェシュコが、トレヴォ・チャロバーのマークを外して右足を振り抜くと、ケパが左に飛ぶビッグセーブでCKに逃れました。コヴァチッチをロフタス=チークに代えていたポッター監督は、75分にプリシッチとオーバメヤンを下げ、アスピリクエタとアルマンド・ブロヤを投入しています。
88分にはコナー・ギャラガ―とスターリングに代わって、メイソン・マウントとツィエク。鋭い速攻が脅威だったザルツブルグに、後方に引いてスペースをケアするチームを攻めつぶすパワーはありません。うまく時間を遣ったチェルシーが、狙い通りに3ポイントをゲットしました。
MVPは?といわれると、カイ・ハヴェルツ、ケパ、コヴァチッチ…と迷うのですが、今後につながる収穫という意味合いも込めて、「ストライカーの後ろやサイドで輝いたコナー・ギャラガー」を指名したいと思います。
パス成功率86%、チャンスクリエイト3回。クロスは5本中4本が味方に合い、ロングボール3本は成功率100%。ドリブル成功2回、タックルも2回、デュエル勝率78%と、オールラウンダーとしての価値を存分に示しました。
フォファナ、カンテ、リース・ジェームズといったキーマンを欠きながら、負けないフットボールを続けるポッター監督にも拍手です。チェルシーで戦った10試合で、2失点以上は1度もなく、クリーンシートは5試合。攻撃陣がコンスタントに決められるようになれば、アーセナルやマン・シティに近づけるのではないでしょうか。
週末のプレミアリーグはブライトン。ザグレブ戦をはさんで、ガナーズとのビッグロンドンダービー。サブだった選手がフィット感を高めているブルーズの戦い方に注目しましょう。新監督の下でノーゴールのスターリングは、ちょっと心配ですが…。
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