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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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アンス・ファティが躍動、三苫は疲労?欧州初挑戦のブライトンが名門アヤックスに連勝で2位浮上!

ヨハン・クライフ・アレナで0-2は快挙です。ブライトンがアヤックスを下し、ヨーロッパリーグのグループBで2位に浮上しました。エールディヴィジで11位という信じられないスランプに陥っているとはいえ、ビッグイヤー獲得4回の名門です。欧州初挑戦の小さなクラブにとって、今回の連勝はクラブ史に深く刻まれる偉業といえるでしょう。

直近のプレミアリーグで5戦連続勝利なし。ブライトンが失速した最大の理由は、試合を重ねるごとに増える負傷者です。アヤックス戦は、エンシーソ、ウェルベック、ソリー・マーチ、ランプティが負傷リタイア。エストゥピニャンがベンチに戻ってきたのですが、キックオフから5分で左SBのミルナーが座り込んでしまいました

8分に入ったのはビリー・ギルモア。エストゥピニャンは万全ではないようです。アヤックスペースに傾いていたゲームは、15分にスコアが動きました。敵陣でミスパスをカットしたアディングラが中央のアンス・ファティにつなぐと、ドリブルでボックスの中央に持ち込んだ21歳のアタッカーが冷静に左隅に流し込みました。

20分にドリブルで右に進んだ三苫薫は、左に流れたジョアン・ペドロへのパスが合いません。ひとたび下がるとクイックに上がってこないウインガーは、疲れが溜まっているように見えます。サイドを執拗に突いていたアヤックスは、クロスが凡庸でシュートを打てず。35分に単独突破を図ったジョアン・ペドロは大きく左に外しました。

追加タイム1分、ファティとのワンツーでボックス右を崩したアディングラがニアにシュート。左足を出したラナイのビッグセーブがなければ、ここで勝負は決まっていたでしょう。前半は0-1。ミルナーを失ったアウェイチームは、キャプテンのルイス・ダンクも内転筋を痛めてしまい、ハーフタイムにイゴールに後を譲っています。

序盤のシュート2本以外にチャンスがなかったアヤックスは、53分に致命的な失点を喫してしまいました。ダフードのパスを受けて中央から上がったのはアンス・ファティ。ボックス右でスルーパスを受けたアディングラは、飛び出してきたラナイの左を抜きました。0-2となった61分、CKのクリアを叩いた三苫のボレーは、アウトにかかって右に逸れていきます。

三苫が再び見せ場を作ったのは、68分のカウンター。ジョアン・ペドロが自陣から出したスルーパスで飛び出した日本代表は、レンチをかわして一気にゴール前に運びました。GKの肩越しを狙った左足の強いシュートは浮いてしまい、クロスバー越え。デ・ゼルビの信頼が厚いエースは、シュートを2本放ったものの、ドリブル成功ゼロ、デュエル9戦全敗と冴えませんでした。

アヤックスの最大のチャンスは74分。マン・シティ出身のボルジェスが右から高速クロスを入れると、ブロビーの右足ボレーは右のポストに当たってゴールラインをなぞり、逆のポストに触れるきわどい一撃でした。ブライトンが3人めの負傷者を出したのは77分。ピッチに座り込んでしまったのは、65分に投入されたばかりのエストゥピニャンです。

79分に右に流れ、縦に絶妙なスルーパスを出したのはミカウタゼ。左足で打とうとしたボルジェスの足元にイゴールが飛び込み、ボールはファーポストの外を抜けていきました。急造SBのパスカル・グロスのサイドが防戦一方となったブライトンは、ベルハイスのクロスをブロビーが空くポムに落とした83分のピンチも、GKフェルブルッゲンのセービングでしのいでいます。

追加タイムのスローインで、左の太腿の裏を押さえていたパスカル・グロスは大丈夫でしょうか。ブライトンの「左のフルバックの呪い」は深刻で、エストゥピニャン、ランプティ、ソリー・マーチ、ミルナーが次々とリタイアしてしまいました。何でもできるパスカル・グロスまで欠けば、最後の砦はビリー・ギルモアでしょう。

最後まで守り切ったデ・ゼルビのチームは、名門撃破の栄誉と引き換えにミルナー、ダンク、エストゥピニャンを失いました。とはいえ、週末のプレミアリーグは最下位シェフィールド・ユナイテッドとのホームゲーム。何とか勝ってインターナショナルブレイクに突入すれば、ランプティなど軽傷の選手は復帰してくれるでしょう。

三苫薫も、プレミアリーグから頭が切り替わる2週間でリフレッシュできればいいのですが…。ハイテンポのパスワークと鮮やかな速攻でプレミアリーグを盛り上げているチームと、巧みなドリブルで左サイドを制圧するウインガーが、最高の状態で戦える日々が戻ってくることを願ってやみません。


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