2023.11.30 チャンピオンズリーグ2023-24チャンピオンズリーグ
オナナ、またもやミス連発…2点リードを守れなかったマン・ユナイテッドは自力の突破が消滅!
チャンピオンズリーグのグループAで1勝3敗。ガラタサライの本拠地ラムズ・パークに乗り込んだマンチェスター・ユナイテッドは、負けたらグループステージ敗退決定で、ヨーロッパリーグにまわるのも難しくなります。キックオフから、ガラタサライのペース。サポーターの後押しを受けた赤とオレンジのシャツは、右サイドを執拗に攻めています。
テン・ハフ監督は頑なにヴァランをベンチに置いています。GKオナナ、DFワン=ビサカ、リンデロフ、マグワイア、ルーク・ショー、2センターにマクトミネイとアムラバト。2列めはアントニー、ブルーノ・フェルナンデス、ガルナチョ、最前線にホイルンドの4-2-3-1です。ラシュフォードは前節のレッドでサスペンデッド。これが現状のベストメンバーでしょう。
アウェイチームがボールを持つと、信じられないボリュームのブーイングがピッチに降り注ぎます。5分に左から突破を図ったガルナチョがニアにグラウンダーを入れると、ホイルンドは触れず。ポゼッションを譲っていたマンチェスター・ユナイテッドは、11分という早い時間に先制しました。起点となったのは、ボックスの右手前でキープしたブルーノです。
斜めのパスを受けたホイルンドが8番に戻すと、柔らかいラストパスが左に転がり、ガルナチョがフリー。左足を思い切り振り抜くと、ボールはニアポストの脇をすり抜け、左上に決まりました。15分の右からのCKを頭で合わせたのは、ニアに走り込んだルーカス・トレイラ。オナナが何とかセーブし、混戦でボールを腕に当てたマクトミネイはノーファールとジャッジされました。
17分にキックを相手にぶつけたオナナは、自陣ボックス右に流れたボールをイカルディの前で押さえました。追加点はその1分後、左からカットインしたブルーノ・フェルナンデスが、素晴らしいミドルをニアに突き刺しました。大音量のブーイングかと思いきや、どよめきが漂うラムズ・パーク。徐々に勢いを取り戻したサポーターが歓喜したのは29分でした。
右からのFKを蹴ったのはツィエク。壁に入っていたイカルディとバルダクチがコースを空けると、ニアに反応したオナナは逆を取られてしまいました。32分のツィエクのミドルはバーの上。選手間の距離が間延びしているマンチェスター・ユナイテッドは主導権を握れず、全員が自陣に引くシーンが目立ちます。
35分、右から2人を抜き去ったボエはグラウンダーをカットされるも、中央で奪い返したボールがボックス左のザハに渡ります。左足の一撃は、マグワイアがブロック。38分のCKをニアで合わせたマクトミネイのヘッドは、枠にいきません。前半は1-2。後半立ち上がりのピンチをしのいだマンチェスター・ユナイテッドは、55分に鮮やかな速攻から3点めをゲットしました。
下がってきたアントニーに預けたのはマクトミネイ。ガラタサライの左サイドは2人が前に出ており、ワン=ビサカがフリーです。中に進路を取ってマークを引き付けたアントニーが右に流すと、フリーのSBはグラウンダーをニアに送りました。左足でプッシュしたのは、自陣からスプリントしてきたマクトミネイでした。
ここまではよかったのですが…。テン・ハフ監督は、58分にホイルンドとアムラバトを下げ、メイニーとマルシアルを投入。勝利に向かっていたチームをつまずかせる致命的なエラーが出たのは62分でした。右からFKを蹴ったのはツィエク。1本めと同様に、GKの守備範囲に飛んだボールをオナナが後逸してしまいました。
ボールが飛んでくるとは思わなかったとでもいうように、慌てて右手で弾いたボールがまっすぐゴールへ。目の前でマルシアルが飛んだから見えなかったという言い訳は、聞いてもらえないでしょう。同点ゴールは71分、右サイドのツィエクが斜めに出したボールでボックス右に入ったアクトゥルコールがニアを狙うと、オナナは触れず、ボールは右上に突き刺さりました。
ゴール裏からの映像を見ると、これもまたGKが決められてはいけないコースです。どうしても勝たなければならないテン・ハフ監督は、78分にガルナチョとワン=ビサカを下げ、ペリストリとダロト。76分に左からカットインしたマクトミネイのミドルは、惜しくも左に外れ、85分に中央から放ったブルーノのミドルは左のポストを叩きました。
88分、ボックス左から抜け出したマルシアルは、ラストタッチが流れて打てず。最後のチャンスは90分、アントニーの縦パスでボックス右に出たダロトがグラウンダーを入れると、こぼれ球を掻き出そうとしたルーカス・トレイラがペリストリにプレゼントしてしまいます。至近距離からのフィニッシュは、軽く浮かせば決まりでしたが、強く蹴ったボールがGKの懐に収まりました。
トルコで勝ったことがなかったマンチェスター・ユナイテッドは、ビッグチャンスを自らのミスで逃しました。まさか、GKが3回もミスしてドローとは…。バイエルン戦でサネのシュートをキャッチミスし、ガラタサライとのホームゲームでカゼミーロの退場につながるミスパスを出した守護神は、最も重要な試合を壊してしまいました。
コペンハーゲンは、バイエルンと0-0のドローで勝ち点5。最終節のバイエルン戦で勝てば、ヨーロッパリーグの出場権は確保できるものの、トルコとデンマークが引き分けてくれなければ2位には上がれません。5試合で14失点は、アントワープの15に次ぐ下から2番め。奇跡的な逆転の可能性は、限りなくゼロに近いといわざるをえません。
テン・ハフ監督は頑なにヴァランをベンチに置いています。GKオナナ、DFワン=ビサカ、リンデロフ、マグワイア、ルーク・ショー、2センターにマクトミネイとアムラバト。2列めはアントニー、ブルーノ・フェルナンデス、ガルナチョ、最前線にホイルンドの4-2-3-1です。ラシュフォードは前節のレッドでサスペンデッド。これが現状のベストメンバーでしょう。
アウェイチームがボールを持つと、信じられないボリュームのブーイングがピッチに降り注ぎます。5分に左から突破を図ったガルナチョがニアにグラウンダーを入れると、ホイルンドは触れず。ポゼッションを譲っていたマンチェスター・ユナイテッドは、11分という早い時間に先制しました。起点となったのは、ボックスの右手前でキープしたブルーノです。
斜めのパスを受けたホイルンドが8番に戻すと、柔らかいラストパスが左に転がり、ガルナチョがフリー。左足を思い切り振り抜くと、ボールはニアポストの脇をすり抜け、左上に決まりました。15分の右からのCKを頭で合わせたのは、ニアに走り込んだルーカス・トレイラ。オナナが何とかセーブし、混戦でボールを腕に当てたマクトミネイはノーファールとジャッジされました。
17分にキックを相手にぶつけたオナナは、自陣ボックス右に流れたボールをイカルディの前で押さえました。追加点はその1分後、左からカットインしたブルーノ・フェルナンデスが、素晴らしいミドルをニアに突き刺しました。大音量のブーイングかと思いきや、どよめきが漂うラムズ・パーク。徐々に勢いを取り戻したサポーターが歓喜したのは29分でした。
右からのFKを蹴ったのはツィエク。壁に入っていたイカルディとバルダクチがコースを空けると、ニアに反応したオナナは逆を取られてしまいました。32分のツィエクのミドルはバーの上。選手間の距離が間延びしているマンチェスター・ユナイテッドは主導権を握れず、全員が自陣に引くシーンが目立ちます。
35分、右から2人を抜き去ったボエはグラウンダーをカットされるも、中央で奪い返したボールがボックス左のザハに渡ります。左足の一撃は、マグワイアがブロック。38分のCKをニアで合わせたマクトミネイのヘッドは、枠にいきません。前半は1-2。後半立ち上がりのピンチをしのいだマンチェスター・ユナイテッドは、55分に鮮やかな速攻から3点めをゲットしました。
下がってきたアントニーに預けたのはマクトミネイ。ガラタサライの左サイドは2人が前に出ており、ワン=ビサカがフリーです。中に進路を取ってマークを引き付けたアントニーが右に流すと、フリーのSBはグラウンダーをニアに送りました。左足でプッシュしたのは、自陣からスプリントしてきたマクトミネイでした。
ここまではよかったのですが…。テン・ハフ監督は、58分にホイルンドとアムラバトを下げ、メイニーとマルシアルを投入。勝利に向かっていたチームをつまずかせる致命的なエラーが出たのは62分でした。右からFKを蹴ったのはツィエク。1本めと同様に、GKの守備範囲に飛んだボールをオナナが後逸してしまいました。
ボールが飛んでくるとは思わなかったとでもいうように、慌てて右手で弾いたボールがまっすぐゴールへ。目の前でマルシアルが飛んだから見えなかったという言い訳は、聞いてもらえないでしょう。同点ゴールは71分、右サイドのツィエクが斜めに出したボールでボックス右に入ったアクトゥルコールがニアを狙うと、オナナは触れず、ボールは右上に突き刺さりました。
ゴール裏からの映像を見ると、これもまたGKが決められてはいけないコースです。どうしても勝たなければならないテン・ハフ監督は、78分にガルナチョとワン=ビサカを下げ、ペリストリとダロト。76分に左からカットインしたマクトミネイのミドルは、惜しくも左に外れ、85分に中央から放ったブルーノのミドルは左のポストを叩きました。
88分、ボックス左から抜け出したマルシアルは、ラストタッチが流れて打てず。最後のチャンスは90分、アントニーの縦パスでボックス右に出たダロトがグラウンダーを入れると、こぼれ球を掻き出そうとしたルーカス・トレイラがペリストリにプレゼントしてしまいます。至近距離からのフィニッシュは、軽く浮かせば決まりでしたが、強く蹴ったボールがGKの懐に収まりました。
トルコで勝ったことがなかったマンチェスター・ユナイテッドは、ビッグチャンスを自らのミスで逃しました。まさか、GKが3回もミスしてドローとは…。バイエルン戦でサネのシュートをキャッチミスし、ガラタサライとのホームゲームでカゼミーロの退場につながるミスパスを出した守護神は、最も重要な試合を壊してしまいました。
コペンハーゲンは、バイエルンと0-0のドローで勝ち点5。最終節のバイエルン戦で勝てば、ヨーロッパリーグの出場権は確保できるものの、トルコとデンマークが引き分けてくれなければ2位には上がれません。5試合で14失点は、アントワープの15に次ぐ下から2番め。奇跡的な逆転の可能性は、限りなくゼロに近いといわざるをえません。
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