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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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リヴァプール圧勝!日曜日の決戦は、プラハでスーパーショット2発のダルウィン・ヌニェスに期待!

水曜日のチャンピオンズリーグで、マンチェスター・シティはコペンハーゲンに3-1で快勝。デブライネ、フォーデン、ベルナルド・シウヴァを休ませたペップは、満を持して日曜日の決戦に向かいます。アンフィールドで彼らを迎え撃つリヴァプールは、1日遅れのヨーロッパリーグ。プラハ遠征の疲労を最小限に抑えたいところです。

スパルタ・プラハ戦のバック4はジョー・ゴメス、コナテ、クアンサー、ロバートソンで、ファン・ダイクはベンチスタート。負傷が癒えたサラーとショボスライも、後半からとなりそうです。マン・シティ戦でも主軸となりそうな遠藤航とマック・アリスターは、ベストな状態で天王山に臨めるでしょうか。早い時間にリードを広げられれば、彼らを休ませることができます。

エリオットは右のインサイドで、フロントスリーはガクポ、ダルウィン・ヌニェス、ルイス・ディアス。クロップ率いる勝負強いチームは、6分に先制という幸先いいスタートを切りました。ダルウィン・ヌニェスが奪われた後、GKイエンセンが右のソーレンセンに預けると、詰めてきたマック・アリスターにさらわれたCBは足を引っかけてしまいました。

どこからどう見てもPK。冷静だったマック・アリスターは、GKの逆を取って左隅に収めました。プラハの反撃をかわしたレッズが、追加点をゲットしたのは25分。ダルウィン・ヌニェスが左のルイス・ディアスにつないだ速攻でした。7番から中央でもらったエリオットが、左に流れた9番へ。プレシアドをかわして放ったミドルは、右隅に突き刺さるスーパーショットでした。

35分のCKのクリアを右足で合わせた遠藤航のボレーは、クロスバーの上。42分には、ルイス・ディアスが左サイドを突破しました。クロスのクリアをロバートソンが拾ってニアにつなぐと、ガクポの左足シュートはGKイェンセンがビッグセーブ。44分にルイス・ディアスのスルーパスでラインの裏に出たガクポは、追いついたクレイチーをかわしたのですが…。

イエンセンとの1対1から左隅を狙った一撃は、体勢を崩しながらも反応したGKが体に当ててノーゴール。0-2でハーフタイムでもOKだったのですが、追加タイム3分にホームチームの希望を打ち砕く一撃が決まりました。左のタッチライン際の攻防から、逆サイドにロングフィードを送ったのはマック・アリスター。ボックスの入り口からの右足ボレーは、ダルウィン・ヌニェスです。

GKを見ずに打った一撃は完璧なコントロールで、左のサイドネットへ。好調のストライカーは公式戦4試合連続ゴールです。後半が始まってすぐの46分、ジョー・ゴメスと代わったばかりのブラッドリーが、ビルマンチェヴィッチのグラウンダーをゴールに蹴り込んでしまいます。しかし53分、ファン・ダイクとショボスライが登場した直後に4点めが入りました。

右サイドでキープしたブラッドリーが、ボックス右のエリオットにつなぐと、コースはないと見たレフティは迷わず中央のルイス・ディアスへ。ビディックの股間というアイデアは正解で、右足に触れたボールがGKの逆を突く格好となりました。ルイス・ディアスに代わってモー・サラーが入ったのは、74分です。

エリオット、ガクポとつながったカウンターから、サラーがGKと1対1になったのは80分。外に流れたボールを追ったため、角度が厳しくなり、左足のアウトにかけたシュートはセーブされています。最後のゴールは、終了直前の94分。プレシアドが後逸したボールをショボスライが拾い、左からカットインして右足を振り抜くと、ボールはGKの足を弾いて枠に飛び込みました。

1-5でタイムアップを迎えたレッズに、勝利の喜びに浸る時間はありません。中2日の一戦でマン・シティに勝てば4ポイント差となり、敗れれば首位の座を明け渡すことになります。プラハでフルタイム出場の遠藤航は、スターターとしてアンフィールドのキックオフを迎えるのでしょうか。65分にクラークに後を譲ったマック・アリスターがアンカーを任されるのかもしれません。

決戦のキーマンは、サラーとのコンビネーションが期待されるダルウィン・ヌニェスでしょう。公式戦39試合16ゴール11アシストのストライカーに迷いはなく、最適なタイミングで文句なしのコースに打てています。ラシュフォードは左隅でしたが、彼がミドルを決めるなら左から右隅でしょう。アンフィールドのスタンドを歓喜させる1発を期待したいと思います。


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