2024.11.28 チャンピオンズリーグ2024-25チャンピオンズリーグ
レアル・マドリードを撃破したリヴァプールは5連勝!ユーヴェと戦ったアストン・ヴィラは悔しいドロー!
リヴァプールはレアル・マドリード、アストン・ヴィラはユヴェントス。CLのリーグフェイズ5節、水曜日に登場したプレミアリーグの2チームは、いずれも不振の強豪とのホームゲームです。連勝スタートだったユーヴェは、ホームでシュツットガルトに敗れた後、リール戦は1-1のドロー。ミランとリールに敗れたエル・ブランコは、2勝2敗で中位に沈んでいます。
ビッグイヤーをめざす名門を叩き落とすチャンス…といえるのは、公式戦16勝1分1敗のリヴァプールだけです。10月下旬まで9勝2分1敗と好調だったヴィラは、直近の6試合で2分4敗というスランプに陥っており、5ゴールしか決めていない攻撃陣は懸念材料です。アンフィールドとヴィラ・パークは同時刻のキックオフ。両者ともに、順調な立ち上がりだったのですが…。
ポゼッション63%と主導権を取って攻め続けたリヴァプールは、マック・アリスターとガクポのゴールで2-0完勝。チャンスを活かせなかったアストン・ヴィラはスコアレスドローで、7戦連続勝利なしとなりました。2つのPK失敗があったアンフイールドは、クルトワの逆を取りながらポストに当てたサラーより、ケレハーに止められたムバッペのほうが痛恨でした。
レッズの最初の決定機は4分。自陣右でサラーがムバッペから奪い、拾ったダルウィン・ヌニェスがドリブルで上がってサラーに預けると、斜めに出た絶妙なスルーパスで9番はフリーです。ボックス右からのダイレクトショットをクルトワがセーブすると、ボールが足に当たったアセンシオがゴールライン上でクリアし、いきなりのオウンゴールを回避しました。
サイドでの攻防が続き、ホームチームが2度めのチャンスをつかんだのは23分。ロバートソンのクロスがバルベルデに当たって中央に流れ、フラーフェンベルフがゴール前に浮かすと、カーティス・ジョーンズとメンディが競り合ったボールがダルウィン・ヌニェスの目の前に落ちました。右足のボレーは、間合いを詰めたクルトワが右手で弾くビッグセーブでしのいでいます。
マック・アリスターのボックス右への浮き球をダルウィン・ヌニェスが頭で中央に送った32分の決定機は、詰めたルイス・ディアスが届きません。前半のレアル・マドリードはオンターゲットゼロ。後半も立ち上がりから押していたリヴァプールは、52分に先制しました。メック・アリスターのクロスに合わせたブラッドリーのヘッドを、クルトワに止められた直後でした。
左からのパスを中央で受けたマック・アリスターが、ブラッドリーとのワンツーでボックスに入り、右にタッチして左隅を狙いました。名手クルトワは、重心が左に移った瞬間の一撃に触れず。勝負のターニングポイントは、ロバートソンがルーカス・バスケスの足を踏んで献上した61分のPKでした。助走がなく、コースが甘かったムバッペのキックはミスといっていいでしょう。
メンデスに足を引っかけられたサラーが、PKを左のポストに当てたのは70分。1-0のままだったら、プレッシャーがかかっていたかもしれませんが、76分のショートコーナーからガクポが完璧なヘッドで勝負を決めました。フリーのストライカーを見ていたロバートソンの素晴らしいクロスも称えたいゴールです。
勝ったリヴァプールは、唯一の5連勝で首位キープ。残り3試合のうち、アウェイは30位のジローナと18位のPSVで、好調のリールとはアンフィールドで戦えます。次のジローナ戦で勝てば、ノックアウトラウンドのストレートインが決まる可能性があり、最後の2試合を若手に経験を積ませる場にできるかもしれません。
ユーヴェにドローのヴィラは、オリー・ワトキンスのダイレクトショット、ディーニュのFK、マッギンの決定的な一撃が決まらなかったのを嘆くべきか。CKからのチコ・コンセイソンのヘッダーを、ゴールラインぎりぎりで掻き出したエミ・マルティネスのビッグセーブに胸をなでおろすべきか。全体を俯瞰すると、「互角の展開で納得のドロー」と表現するのが妥当でしょう。
95分のモーガン・ロジャースのゴールシーンは、GKグレゴーリオと競ったジエゴ・カルロスが左手を挙げていなければ、ファールにはならなかったでしょう。悔しさが残る一戦でしたが、3勝1分1敗で9位は上々のポジション。バルサに勝ったモナコはやっかいですが、5戦全敗で34位のライプツィヒと20位のセルティックに勝てば、ストレートインを達成できるかもしれません。
本日のヨーロッパリーグは、マンチェスター・ユナイテッドがボデ・グリムト(彼らのほうが上位!)で、トッテナムはローマ。両者ともにホームで、しっかり勝ち切りたいところです。ヨーロッパカンファレンスリーグのチェルシーは…ハイデンハイムには負けないでしょう。ELとECLは、いかんせん地味ですが、プレミアリーグ勢の激闘を引き続きウォッチしていきます。
ビッグイヤーをめざす名門を叩き落とすチャンス…といえるのは、公式戦16勝1分1敗のリヴァプールだけです。10月下旬まで9勝2分1敗と好調だったヴィラは、直近の6試合で2分4敗というスランプに陥っており、5ゴールしか決めていない攻撃陣は懸念材料です。アンフィールドとヴィラ・パークは同時刻のキックオフ。両者ともに、順調な立ち上がりだったのですが…。
ポゼッション63%と主導権を取って攻め続けたリヴァプールは、マック・アリスターとガクポのゴールで2-0完勝。チャンスを活かせなかったアストン・ヴィラはスコアレスドローで、7戦連続勝利なしとなりました。2つのPK失敗があったアンフイールドは、クルトワの逆を取りながらポストに当てたサラーより、ケレハーに止められたムバッペのほうが痛恨でした。
レッズの最初の決定機は4分。自陣右でサラーがムバッペから奪い、拾ったダルウィン・ヌニェスがドリブルで上がってサラーに預けると、斜めに出た絶妙なスルーパスで9番はフリーです。ボックス右からのダイレクトショットをクルトワがセーブすると、ボールが足に当たったアセンシオがゴールライン上でクリアし、いきなりのオウンゴールを回避しました。
サイドでの攻防が続き、ホームチームが2度めのチャンスをつかんだのは23分。ロバートソンのクロスがバルベルデに当たって中央に流れ、フラーフェンベルフがゴール前に浮かすと、カーティス・ジョーンズとメンディが競り合ったボールがダルウィン・ヌニェスの目の前に落ちました。右足のボレーは、間合いを詰めたクルトワが右手で弾くビッグセーブでしのいでいます。
マック・アリスターのボックス右への浮き球をダルウィン・ヌニェスが頭で中央に送った32分の決定機は、詰めたルイス・ディアスが届きません。前半のレアル・マドリードはオンターゲットゼロ。後半も立ち上がりから押していたリヴァプールは、52分に先制しました。メック・アリスターのクロスに合わせたブラッドリーのヘッドを、クルトワに止められた直後でした。
左からのパスを中央で受けたマック・アリスターが、ブラッドリーとのワンツーでボックスに入り、右にタッチして左隅を狙いました。名手クルトワは、重心が左に移った瞬間の一撃に触れず。勝負のターニングポイントは、ロバートソンがルーカス・バスケスの足を踏んで献上した61分のPKでした。助走がなく、コースが甘かったムバッペのキックはミスといっていいでしょう。
メンデスに足を引っかけられたサラーが、PKを左のポストに当てたのは70分。1-0のままだったら、プレッシャーがかかっていたかもしれませんが、76分のショートコーナーからガクポが完璧なヘッドで勝負を決めました。フリーのストライカーを見ていたロバートソンの素晴らしいクロスも称えたいゴールです。
勝ったリヴァプールは、唯一の5連勝で首位キープ。残り3試合のうち、アウェイは30位のジローナと18位のPSVで、好調のリールとはアンフィールドで戦えます。次のジローナ戦で勝てば、ノックアウトラウンドのストレートインが決まる可能性があり、最後の2試合を若手に経験を積ませる場にできるかもしれません。
ユーヴェにドローのヴィラは、オリー・ワトキンスのダイレクトショット、ディーニュのFK、マッギンの決定的な一撃が決まらなかったのを嘆くべきか。CKからのチコ・コンセイソンのヘッダーを、ゴールラインぎりぎりで掻き出したエミ・マルティネスのビッグセーブに胸をなでおろすべきか。全体を俯瞰すると、「互角の展開で納得のドロー」と表現するのが妥当でしょう。
95分のモーガン・ロジャースのゴールシーンは、GKグレゴーリオと競ったジエゴ・カルロスが左手を挙げていなければ、ファールにはならなかったでしょう。悔しさが残る一戦でしたが、3勝1分1敗で9位は上々のポジション。バルサに勝ったモナコはやっかいですが、5戦全敗で34位のライプツィヒと20位のセルティックに勝てば、ストレートインを達成できるかもしれません。
本日のヨーロッパリーグは、マンチェスター・ユナイテッドがボデ・グリムト(彼らのほうが上位!)で、トッテナムはローマ。両者ともにホームで、しっかり勝ち切りたいところです。ヨーロッパカンファレンスリーグのチェルシーは…ハイデンハイムには負けないでしょう。ELとECLは、いかんせん地味ですが、プレミアリーグ勢の激闘を引き続きウォッチしていきます。
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