サッリ監督の微妙な発言、アザールの去就…ゴシップ急増のチェルシーは、今こそ耐える時!
「インディペンデント」が伝えるアザールの後釜候補は、バルサでうまくいっていないといわれているフィリペ・コウチーニョです。リヴァプールに買い戻しの意志はないようで、プレミアリーグで彼の移籍金を払えるのはマンチェスター勢とチェルシーぐらいでしょう。バルセロナはこの憶測を否定しており、ビッグディールの実現性は低そうですが、シーズン終了後にはチェルシーとの契約が残り1年となるアザールが新たなステージを求める可能性は決して低くはないはずです。
TOP4を外すとなると、サッリ監督への風当たりも厳しくなるでしょう。「スカイスポーツ」が、イタリア人指揮官の苦し気なコメントを紹介しています。チェルシーのヘッドコーチの仕事は難しいと語ったサッリ監督は、経営陣に忍耐を求めているとのこと。「現時点でうまくいってないからといってスタイルを変えるのではなく、まずは自分のフットボールがうまくいくのを見たい」「ユルゲン・クロップの最初のシーズンは、順位テーブルの真ん中にいた(=プレミアリーグ8位)ことを覚えておかなければならない」。プランBはないと明言した指揮官は、ポチェッティーノ、クロップ、ペップが3年以上を費やして今のポジションにいると主張し、性急に結果を求める考え方をあらためる必要があるといっています。
サッリ監督の主張に特段異論はありませんが、じっくり腰を据えてチームを強化したいなら、彼自身にも忍耐が必要なのではないかと思います。最近気になるのは、プレスに対する発言です。ボーンマス戦で4-0と大敗すると、「私は選手のモチベーションを高められないマネージャーなのだろう。なぜこうなったのか、理解できない」。今季プレミアリーグで12ゴール10アシストのエースについては「彼はリーダーではない」「移籍したいならそうすべき」と、ネガティブなコメントが増えています。指揮官が外に向けて選手を名指しで非難するのが百害あって一利なしであることは、年末までのマンチェスター・ユナイテッドが教えてくれています。後半戦は3勝1分2敗と苦しい状況にあるチェルシーに最も必要なのは、自信なのではないでしょうか。
「エクスプレス」が、「アブラモヴィッチオーナーがポチェッティーノ招聘を検討」と書くなど、サッリ監督に関するゴシップが一気に増えてきました。今週末はマンチェスター・シティ、FAカップ5回戦でマンチェスター・ユナイテッド、カラバオカップ決勝はマン・シティ、プレミアリーグ28節のトッテナム戦と続く国内強豪対決は、指揮官と選手たちにとって大きなターニングポイントになりえるでしょう。連敗でモチベーションを下げるのか、勝ち続けて再度上昇気流に乗るのか。チェルシーは、2月こそが踏ん張りどころです。
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更新有難うございます。
チェルシーは厳しい対戦が続き、正念場ですが、週末のシティ戦が重要だし、カラバオカップでタイトルを取れば風当たりも和らぐんじゃ無いでしょうか。
勿論ペップとしては連勝あるのみです。
クロップ、ポティッチェーノ等とサッリの違いにはメディア対応もありますね。ペップも含めて彼らは余計な選手批判はしないし、なによりも偉大なるモティベーターです。
アザールがレアルに行きたがってもそもそもレアルが大金かけて本当にとるのかという疑問はありますね
今左サイドは成長著しい10代のヴィニシウスが活躍してますし夏には同じく大金かけたロドリゴもきて、右は右で守備で奮闘するバスケスが活躍してますから